先週、久し振りに下北沢『B&B』のオンライントークショーを拝聴。
猫沢エミさんと小林孝延さんの対談。テーマは、「手紙だからこそ書けたことーー喪失のあと
を生きる」↓
『B&B』は、これ迄に何度か足を運んだり、試聴したりしているのですが、前回聴いたのは、
稲沢えみ子さんと久住昌之さん。もう、4年も前のこと↓
正直、猫沢さんのことも、小林さんのこともよく知らなかったのですが、Instagramのおすす
めに、猫沢さんが出て来て、「へー、Parisに住んでる人なんだ」「エッセイストかな?」程度の
知識しか無く(詫)、、、
彼女もご両親を亡くされ、愛猫も亡くし...、という状況で、現在はParis在住。
たまさか、しまうまの誕生日の投稿に、福島のご実家のことが、以下のように書かれて有り...
「両親亡き後は誰も住んでおらず、痛みが進んでいる。
上の弟が管理していて、今後リフォームするのか手放すのかも、弟に一任しているような状
態だ。
確かに家族の歴史がそこにあり、思い出も詰まっているけれど、家も台所も所詮モノでしか
なく、形あるものは、いつか失われるのがさだめだから、無理に残さなくてもいいんじゃな
いかというのが、私個人の意見だ。
Paris移住に伴い、東京のマンションを潔く売却した時も同じことを感じた。
形としての家は残っていても、暮らしていた人が去ってしまうと、その空間は、あっという
間に誰のものでもなくなってしまう。
だから、初代ピキを見送り、4代目の愛猫イオを見送った後、この部屋は、ひとつの時代の
幕を下ろして、私たちが生きた空気感と共に、天へお焚き上げされた...、そんな風に思った。
大丈夫なのだ。
モノとしての家をいくら手放しても、思い出は、心の中で色褪せることなく保管されるのだ
から」
この時の投稿は保存している位、しまうま、ハッ!とされられました。
今の自分は、その真逆を行っているのですが、猫沢さんの考えは素晴らしいなぁ...、と。
それから暫くして、『B&B』のニュースレターで、彼女の回があることを知り、申し込みました。
今回は、小林さんとの、メールでの往復書簡、『真夜中のパリから夜明けの東京へ』出版記念↓
小林さんも奥様を亡くされて、そのようなお二人の、気持ちの落とし所...、というのが参考に
なりましたし、小林さんが「(自分のことを)不幸なままで居て欲しい」と思っている人も居て、
元気でいると、『それは...』と言われたり、書かれたりする...」と仰っていて、なるほどー、と
思いました。
フロアからの「どうしたら、立ち直れるのか」という、切実な質問に対して、猫沢さんの「起
きてる状況に対して、自分を可哀想がらない」という言葉が沁みました。
自分も、そうあろう。

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