2011年6月30日木曜日

根津神社 大祓式『茅の輪』――夏の風物詩


今日も暑かったですが、昨日よりは相当マシな気が。
風もありました。
みなさん、体調はいかがですか。


今日で2011年の6月が本当に終わります。
今日は大祓(おおはらえ)の日。

wikiによると――、大祓は6月と12月の最終日に行われる除災行事で、犯した罪や穢れを除き去る
ための祓えの行事とのこと。
6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という
そう。
みなさんの近所の神社でも、今日は様々な式典があったことと思います。
■ ■ ■

…と、知ったかぶりの引用を披露しつつ(恥)――、
今日は根津神社の大祓式『茅の輪』に初めて行きました。
根津神社と言えば、去年『つつじ祭り』に初めて足を運んだですが、この行事に行くのは初めて。

何故?行こうとしたか――、というと、先日行った『あじさい祭り』で降り立った白山の街に、
どの街角にもある、その地域のコミュニティ・ボードがあって――、
そこに掲示があって、単純に「へー!行ってみたい!」と思ったからです(写真)。

式典は18時からで、もうその式典の開始に合わせるくらいの勢いでいたのですが――、
まぁ…、世の中、そんなに甘くなくて――、
電話は掛かってくるは、メールは来るは――、で、もう19時半。

「あぁ、もう今日は無理だなぁ…」

半ば諦めかけたのですが、ダメで元々!行くだけ行ってみよー!と萎える心を奮い立たせて――、
本当にギリッギリセーフ(嬉)。

オンタイムに行けたら、もっと日も高くて、楽しかっただろうなぁと思います。
お参りをした後に、可愛らしい御守りを頂きました。
んー、これを頂いて――、残る半年、これまでの半年の様々を省みながら――、
ひとつひとつの歩を進めたいと思います。

■ ■ ■
(以下、根津神社のホームページからの転載)

大祓というのは毎年六月十二月の晦日に、宮中より始めて全国の神社で執行する儀式で、私達が
平素犯した罪や触れた穢、又他より仕向けられた災難悪事のあったのをきれいに祓い清めて、心
身共に清浄にするものであります。半年の罪や穢れを祓い、清々しい心で残り半年を迎えるため
の行事です。(この時茅の輪くぐりを行います)
http://www.nedujinja.or.jp/index.html

2011年6月29日水曜日

クナイプ『Gute Nacht』――眠れぬ夜に


・・・。


一体今日は何だったでしょうね(疑問)――、この暑さ(涙)…、
今年の最高気温でした。
えーっと、今日も確認しますが――、まだ6月29日ですよね(溜息)。
このサンサンな太陽の降り注ぎっぷり――
一瞬、梅雨が上がったのかな?と期待したにも関わらず、来週は雨が降るようです(おいおい)。

節電を気にして、中々冷房を入れるのに勇気がいる向きがあるやもしれませんが、事実、今日も
多数の方々が熱中症に。
や、みなさん、絶対に無理せず、設定温度をケアしながら、冷房入れましょう(マジ命に関わる)!
■ ■ ■

昨晩も暑く――、所謂熱帯夜。
友は「やー、昨日は寝れなかった」と嘆いていました。
しかし、しまうまはぐーーぐーー、熟睡。
それは何故かと言うと、このクナイプの『Gute Nacht』のお蔭です。

クナイプはドイツ製の――、所謂バスソルト。
冷え性のしまうま、これまでも度々――、特に冬場は愛用してきました。
いろんな用途毎のフレイバーが、カラフルなパケージであって、お薦めです。

その中でも比較的最近発売された製品に、この『Gute Nacht』があります。
製品には“やすまる香りで夜へといざなう ホップ&バレリアン”と。
最初は「本当に眠れるのかなぁ」とやや懐疑的でしたが、これで入浴した夜は「眠れた!」感があり
ます。
今日はこれまでの小さなパッケージから、初めてフルボトルを買ってみました(しかし、人気があり、
近所のドラッグストアでは最後の1本でした!)。

これは個人差も有り――、
何事もそうですが、期待が多いと中々それに見合わないかもしれませんが、しまうま、ちょっぴりお
薦めです。

昨日も――、今日も――、
これで週末まで乗り越えたいと思います(静々)。

2011年6月28日火曜日

駒形『前川』――鰻


今日はですね――、筆舌に尽くし難い暑さでしたよ(辟易)。

えーっと、今日はまだ6月28日(一応確認)。
ホント、これから向こう3ケ月のコトを考えると、しまうま、素直に落胆します。
■ ■ ■

今日の午後は駒沢公園近くまで打ち合わせに出掛けました。
今日は初めて伺う先でしたが、田園都市線『駒沢大学』から駒沢公園を横切って歩くこと20min強。
結構、今でも肌がヒリヒリします(涙)。

勿論、バスでも行けたのですが、歩いて――、公園を横切ってみようと。
や、本当に初めてですね。駒沢公園を本気で横切ったの(告白)――。
それまでにも美術館に足を運んだことはありましたが…。
まるで外国のような雰囲気で――、ランニングするヒトたち、サッカーに興じる子供たち――、
それを見守るお母さんたち――、素敵な時間が流れています。

仕事の為にこの道を通るのは、我々くらいだったかも(それくらいのアウェイ感・笑)。
また仕事ではなくて、是非、ゆっくり休みの日に行ってみたいです。
■ ■ ■

えーっと、今日はしまうまの誕生日でありました――、っていうか、それ自体を言うのも、もう今更
結構憚れる感じ(それはそう・笑)。

今日は仕事の後に、それこそ昔の呼称である“おおかわ”こと“隅田川”沿いにある――、
駒形 『前川』へ。
http://www.unagi-maekawa.com/

うざく、白焼等、夏らしい品々を頂きましたが、本当に美味しかったです。
白焼は、お醤油もありましたが、山葵のみで頂き――、 ほわっほわでした(美味)!
他のテーブルでオーダーしていらした天然鰻“坂東太郎”と肝は生憎、既に売り切れだったよう(そ
れも凄いですね・驚)。

支店は新丸ビルにもありますが、スカイツリーも臨めるここで是非!


【写真:夢にみた“白焼”(笑)】

学士會館にてお祝いの会


今日、仕事の後は尊敬する先輩の、或る賞の受賞をお祝いする30名ほどの会合で学士會館へ。
しまうま、受付を仰せつかりました(キリッ!)。
あ、受付にしては年、取り過ぎてますけど(みなさん、ごめんなさい!謝)。


忙しい方が集う会で、日程までに日があまり無かったのですが、心温まる素敵な会になりました。
いろいろな方々からのお花も届き――、本当に先輩のお人柄が表われる会でした。
来ている方々の全てが既知ではありませんでしたが、それぞれ名刺交換をなさったり、とても楽し
そうでした(安堵)。

途中、ビンゴゲームをやり――、
ん――、やる?というか、やりたい――???
「景品も参加者数準備するからさぁ」と今朝、主役自らからTEL有(笑)。
当然、ビンゴそのものもお持ちになるかと思いきや、景品のみ(←コレ、しまうまの確認ミス)。

慌ててアミダくじを作りました(汗)。

でも、結構盛り上がって、「やー、これが欲しいって念じてたんだよー」そう仰っていた方々が不
思議に当たるもので(自分も、次の機会はそうしよー/ラーニング・笑)――、みなさん、楽しそう
でした。

先輩と初めてお会いしたのは15年くらい前です。
本当に凄い方で、その実績もさることながら、温厚で、明るくて――、ホスピタリティという言葉を
体現するのは、正にこの方のコトだろうと思います。

彼を慕う方は多く、彼の生き方は「どうやったら?そんな風になれるんだろう」本当にそう思える
程、一にも二にも先ず、他者を考える方です。
こういう方に巡り合えたことは、自分にとっての一生の財産――、と思います。

■ ■ ■
さてさて――、今日のパーティ・プランは8,000円のコースをお願いしました。
これでお食事と飲み放題が付いています。
所謂、ラグジュアリーなホテルやレストランの雰囲気には正直、到底かないませんが、安心感はあり
ます。立地も神保町や竹橋から至近で、とても便利。

初めていらした方が多い中、その建物の重厚さに第一声を上げておられる方が殆どでした(嬉)。
ただ――、公共施設故、決められた時間への厳密さは結構厳しいですね(それはそう)。
ご参加頂いたみなさま――、会場をサポート頂いた学士會館のみなさま、ありがとうございました。


受付のしまうま、本日の業務、無事終了致します(ガラガラガラ...、シャッター落ちる…、zzz)。



【写真:当日寄せられたお花の中に、福岡・石川バラ園のものも。素敵なメッセージが書かれてい
    て――、過ぎ去った年月に思いを馳せ、胸が熱くなりました。】

2011年6月26日日曜日

日本料理『風花』――コンラッド東京
























今日は随分と涼しい一日でした。安堵したのも束の間。また明日からグングン気温は上がるよう
(溜息)。 アップダウンが激しいので、みなさん、どうぞ体調を崩されぬよう。
■    ■ ■

今日は、毎年恒例、誕生日前に父母を招待してのランチ。
所謂、プロフェッショナルな料理のような繊細さはありませんが、母は料理がとても上手で――、
何でも自分で作ってしまいます。
だから、評価が本当に厳しい(汗)。
しまうまのように出されたものを何でも美味しい!と言ってしまうような、短絡さがないので、
会食の選定には本当に苦慮します。

去年は、パークハイアットに行きました。
今年は、コンラッド東京『風花』へ。
http://www.conradtokyo.co.jp/kazahana/
予め窓際をお願いし、叶えて頂いて本当に嬉しかったです。
今日は懐食の『舞』を選択――、素晴らしい品々でした。
主菜を――、①てんぷら、②お魚、③お肉の中から選べます。
今日は母がてんぷら、父と私が魚を選んだのですが、それまでの品々で母は既に満腹――、で父
と母でお皿を交換することに。
ひとつひとつのお皿は本当に素晴らしかったです。

浜離宮とお台場を臨む席。
最後に、また是非行ってみたい!――、それに隣の中華だって!――、そんな前向きなコメントが
もらえ、とても嬉しかったです。

しまうまにこの世に生を与えてくれたことに対しての――、感謝の気持ちを込めてのひと時。
あと何回――、こうやって笑いながら食事を出来るんだろう――、
限られた時間の中で――、しまうまは何が出来るんだろう――、とも。
だから毎日が一瞬、一瞬なのだと思います…

【写真:お茶のうつわも素晴らしかったです… 】

2011年6月25日土曜日

女性のたしなみ――プロの仕事



今日は雨の予報でしたが、あまり降らずに安堵。
今は涼しく――、毎日、このくらいであれば過ごしやすいんだけれど(ほのかな期待)。

■ ■ ■
待ちに待った休みはジムからスタート。
そうです! 間もなく人間ドッグ(焦)。
先週から週に2度、ジムに行くようにしています(←付け焼刃)。

しまうまの会社では、誕生月の前後一カ月で人間ドッグに行くように言われています。
去年は仕事がバタバタで――、タイミング逸し、10月に行ったら――、
まぁストレスやら夏に暴食したアイスの余波で――、体重や体脂肪が赤丸急上昇(涙)。
今年は何とか二年前に戻りたく――、検診に向け、着々と?準備中(笑)。

とは言え、食い意地が張っている上、お酒も好きなので、大体楽しかった日の翌朝、猛省する訳で
あります(←全く意味無い)。
この齢になって「食べない」とか(←命に関わる)、「脂抜き」(←シワシワになる)とか、無謀
なことは出来ないし、変な薬とかも飲みたくないし――、となれば、体を動かすしかないという。
まぁ、頑張ります(笑)…。
■ ■ ■

今日は髪を切ったり、ネイルをしてもらったりの一日でした。
しまうまの髪を切って頂いている方とは、実に20歳の時から!のお付き合い。

途中、違うサロンに行ったこともありますが、しまうまは天パーの上、猫っ毛で、量も少なく――、
とても扱い難い髪で、幾らプロでも簡単じゃないんですよね。
彼の技術は、本当に素晴らしく――、もうサロンが変わる度に付いて行っています。
でも、それはしまうまだけではなく――、今のサロンでも彼だけが物凄―く予約が入っていて、次か
ら次にお客さまがお見えになります。

今日は“しまうま柄緩和”の為のヘア・マニュキュアを(笑)。
夏に向けての紫外線対策もあり、多少ケアをせねば――、です(キリッ!笑)。
■ ■ ■

その後、ペディキュアとハンド・ネイルをしに別のサロンへ。

あ、多分、これを言うと超ヒンシュクだと思うんですけど(言うの、ちょっと勇気が要る)…、
しまうま、基本、爪は呼吸をしていると思ってるんです。
だから、どんなに「酸素を通すようになりました」と謳われても、基本的にマニュキュアはあまりし
たくないんですよね(本音)―。

でも、あまりに殺伐とした手元も何だし(ぴゅ~っと寒い風の音がする・笑)――、ということで、
大切なコトがある前には多少、整えに行きます。

器用な友人たちは、いつも自分で爪を仕上げていますが、しまうまは全く以ってお手上げ(恥)――。
横着で、塗っても直ぐに次の作業をしてしまい、グチャ…、となって、結果、落とす羽目になってし
まいます(涙)。
素敵!と思って買ったマニュキュアも、もう数え切れないくらい駄目にしました(或る意味、自慢・
笑)。

で、或る時――、「もう自分でやろう!」なんて無駄なコトを考えるのを一切止めました。
ケアの代金と――、無駄にしたマニュキュアや自分が費やした時間――、何よりあの“グチャ!”となっ
てしまった瞬間の絶望感――、と言ったら筆舌に尽くし難いです。

てなことで――、本当に必要な時だけ、プロに全てお任せすることにしました。
これはしまうまにとっては、本当に正解。
全ての方にお薦め出来る訳では決してなく――、これはしまうまのひとり言。

でも髪にしても手元にしても、プロフェッショナルな彼らの仕事は本当にその対価に値します。
本当にいい方たちに会えて――、しまうまは嬉しいです(深々感謝)。
今後共、どうぞ宜しくお願いします(粛々)。


【写真:帰りの銀座三越の地下で買ったフランス料理のお惣菜“irréel” の10種のお野菜の冷製テリ
     ーヌ。時間が出来たら、作ってみたい!周囲はキャベツ?かなぁ。見た目から判断するに―
     ―、型の中に野菜を複層入れ、ゼラチンでコンソメ入りのジュレを流し込む――、というもの。
     以前、こちらで買ったパテもとても美味しかったです!お家でこういったモノを食べたい方に
     は、べらぼうに高い訳ではなく――、気軽に買えてお薦めです。】

日本料理『板前心 菊うら』――西新宿

暑い一日でした。

でも風が強くて、気持ち――、暑さを和らげてくれているようです。
今日で一週間が無事、終了しました(嬉)。
でも週末は生憎のお天気のよう(残念)。

■ ■ ■
昨日は尊敬する先輩と友人ふたりの4人で、食事をしました。
西新宿にある日本料理の『板前心 菊うら』です。
http://www.kikuura.com/1f/index.html

このお店のことは以前、雑誌か何かで見たことがあったのですが、伺うのは初めて。
予約が取り辛いことで知られるお店です。
そこに友人が果敢にも挑戦してくれました(感謝感激)!
場所は正直分かり難いのですが、やっと見つけた時――、お店の前には【満席】の文字(驚)。

昨日は5,000円のコースをお願いしました(税・サ別)。
やー、素晴らしかったです(感嘆)…。
上質な食材と、本当に丁寧な仕事な上、少しひねりを効かせている――、というか。
予約が取れ辛い――、というのがよく理解できました。

もしもまた予約が取れたら――、是非、また次なる機会に行ってみたいです!
あ、でも少しお酒は高めかも。

■ ■ ■
凄―――く満足の後、駅に向かいながらその界隈に詳しいという友人のガイドで散策(笑)。
その通りはラーメンやつけ麺のメッカらしく――、いろいろ教えてもらいました。
興味魅かれたのは『東京麺通団』(笑)。讃岐うどんのお店です。
学生割引ではおかわりが沢山出来るみたいで、学生の方達には懐にも優しい(笑)。
http://www.mentsu-dan.com/

新宿なんて知ってるよ!――、なんてタカをくくっていたい自分の知らないところばかり(恥)。
今後も静々開拓します(笑)…


【写真:『菊うら』 鮎の春巻き――実は身はもとより、ホネの部分が絶品と全会一致・笑】

2011年6月23日木曜日

『ベッジ・パードン』――世田谷パブリックシアター



























やー、今日はいよいよの真夏日。本当に暑かったですね(涙)。
深夜の今も、息苦しい暑さです。

昨日はいろいろあったしまうまですが、今日は昨日の方々からメールを頂き、少―しだけ希望の光が見
えて来て、気持ちが立ち直って来ました(嬉)。
今日はどうしても定時に職場を後にしなくてはならず...
「ん、今日も自分、よく頑張った!」ということにしてPCをひとまず畳み(笑)、一路、三軒茶屋へ。
■   ■   ■

今日は世田谷パブリックシアターで上演中の『ベッジ・パードン』を観に行きました。
この舞台は三谷幸喜の作・演出。
http://www.siscompany.com/03produce/33bedge/index.htm
 
夏目漱石が、国費で英国に留学をした1900年のロンドンが舞台です。
主役の夏目漱石に野村萬斎、ヒロインに深津絵里、その他、夏目漱石と対峙する役に大泉洋、ヒロイン
の弟役に浦井健治…、そして、圧巻!は浅野和之さんです(驚)。


これまでも三谷さんのお芝居は一度観てみたいと思っていましたが、まー、世の中、そんなに甘いもん
じゃなくて、チケットなんて全く取れない訳です(涙)...
今日はチケットを取って下さる方がいて、ようやく実現(喜)!

チケットの発売は4月。上映は今日ということで、しまうま だって、日頃舞台やコンサートに行きたい
なぁ...、と思いつつ、あまりに開催が先過ぎて、その時の、自分の仕事の状況が読めないので、チケッ
トを買うのを躊躇してしまいます(悩)。

だから、今回は、ここ数年続いた自分のいろんなことが落ち着いて、そんな形でチケットが手に入って
本当に幸せなことでした。だし、昨日の出来事の今日で、更にハッピー(笑)。
■     ■     ■

やはり、舞台っていいですね(しみじみ)。
チケットが決して安くない上、取り難いので、映画みたいに毎週でも!という感じにはなり難いのです
が、三ケ月に1本でも観ることが出来たのなら、本当に幸せでしょうね(今年はあと1~2本くらい観れ
るかなぁ・ほのかな期待)。

今日の舞台、みなさん素晴らしかったのですが(登場人物は上記5名のみ)、特に、印象的だったのは、
紅一点の深津絵里と浅野和之。

深津絵里は、かつて、野田秀樹の舞台で観たことがあって、それも感動しましたが、今日も本当に素晴
らしかった!です。

何だか、彼女の存在に救われるというか…
浅野和之は、もう圧巻!の七変化(ストーリーに関わるので、詳細は言いません)。
かつて『夢の雄眠社』で観た浅野さんは健在で、しまうまがよく理解していなかっただけで、現在は、
幾つも賞を受賞されたり、名バイプレイヤーとして活躍。

彼がいなかったら、この舞台は正直成り立たなかったかもしれない...、とさえ言えるくらいです。
多分、舞台というのは、「今」「ココ」みたいな、迸るエネルギーを感じる空間なのだと改めて感じ
ました。

「ヒトに感動を与える」というプロフェッショナリズム。
あぁ...、今日もポロリと涙しました(告白/ま、齢を重ねるといろいろ弱い訳です・笑)。

失敗だったのは、いつものように事前情報を入れずに出掛けて、この舞台が3時間に及ぶという事実を
知らなかったこと。終わったら22時を回っていましたwww

まだまだ、7月31日迄続く舞台。
当日券もあるようなので、ご興味合えば是非、多くの方に観て頂きたい舞台です。

【写真:会場のフライヤー】

2011年6月21日火曜日

思考を深める出会い


やー、蒸ッしむしです(涙)。いよいよ始った!感満載(困惑)。
今日も暑かったですね…
いや、みなさん、夏はこれからですよ(むぅ・涙)―!
頑張っていきましょ~(カラ元気)!

■ ■ ■
今日の最後の仕事は、外苑前で初めてお会いする方々との打ち合わせ。
みなさん、しまうまよりもお若いのですが、これからの時代にこういう方々が中心になったら、
きっといい日本になるよなぁ――、そう強く感じる程、真摯な方々でした。
打ち合わせの内容そのものは、結果うまくいかなかったのですが、それでも2時間も!お互いに
答えを導く為にあれこれ意見を出し合ったり、考えたり。

掛けた時間も――、彼等から受けた質問の内容も――、
結果、全ての指摘は回りまわって自分自身にググっと関連のあることばかりで深く考えさせら
れました。


帰りは電車に乗るのを止めて――、
外苑前から新宿まで、彼等との会話を反芻しながら歩きました(ま、大した距離ではないので
すが)。反芻しているうちに自省気味になるのは悪い質ですが、こういう思考って改めて大事
かも――、と。
人間に完成形なんてない――、ってしまうまは思う派なんですけど(時に“達観”も大切なのは
理解しています)。
今日、彼等とお話出来たことに心から感謝しています。

■ ■ ■
で、その結果に多少凹みつつ――、
外苑前からの帰り道に、先日、リニューアル増床をした“ロンハーマン”に立ち寄りました。
“ロンハーマン”はLAのセレブが愛するセレクトショップで、日本ではサザビーが提携していま
す。
http://www.ronherman.jp/

それまでは店舗の左側が“ロンハーマン”、右側が“アフタヌーンティ” と両者が解離していて
チグハグでしたが、ようやく全面改装。
しまうまが特に気に入ったのは、右奥の石鹸コーナーでした。
今日はカフェをするような時間がありませんでしたが、是非また次の機会に。

ただ正直――、
サザビーが手掛けた“ロンハーマン”のアルファベット“RH”を取った刺繍入りのタオルとか――、
“ロンハーマン”のレーベルでの1万円以下のTシャツとか――、はもう少し洗練されたものであ
って欲しかったなぁ。
今の時代観とか――、このブランドの価値を体現する展開には、個人的には多少見合っていな
い感も。

こういう店舗には本物を追求して欲しいなぁ――、などと勝手な期待。
あ、出過ぎたことを! いち生活者の私見です(詫)。
リニューアルしたて――、ということもあり、今日はとても混んでいました!

ということで、みなさん、おやすみなさいzzz...


【写真:“ロンハーマン”のエントランス】

2011年6月20日月曜日

Cotton Nouveau――池内タオル


また新しい週が始まりました。
6月もあと10日――、早いなぁ。

■ ■ ■
先週、或る方から池内タオルさんの『Cotton Nouveau』を頂きました(感激)。
この『Cotton Nouveau』は今年から始まったプロジェクト。
そもそもコットンは植物で自然の産物。
だから品質は一定でないから、コットンの綿(わた)は紡績で均質にします。
『Cotton Nouveau』はワインのBeaujolais Nouveauのように、タンザニアでその年に採れたオーガニ
ック・コットンの綿(わた)のみを原料に作られたタオル。

本当に飛びっきり!の感触です。
機会あれば、是非、みなさんにも触って頂けるといいなぁ。

池内タオルさんは、今治を代表する拘りのメーカー。
「最大限の安心と最小限の環境負荷」を掲げ、生産の電力を100%風力発電で賄っています。
とても目線の高い、日本が誇る企業です。
http://www.ikeuchitowel.com/corp/index.html

発売の年が刺繍されていて、結婚をしたり、赤ちゃんが生まれたり――、といった何かの記念的な年
に誰かに贈るのも、とても素敵です。

■ ■ ■
これを私に贈って下さった方は、先日、ご自身が素晴らしい賞を受賞されたばかり。
しまうまが差し上げるならまだしも――、こんな私にまでお贈って下さった、その心遣いに感謝の気持
ちでいっぱいです。
私もそういう大人でありたいです(←大人にしては、もう十分過ぎるけど・恥)。


2011年6月19日日曜日

インタラクティブなクラゲ――松尾 高弘展

今日はもうひとつup。


前回の『松尾 たいこ』展に引き続いて、6月5日から銀座・ポーラミュージアム・アネックスで開催
されている展覧会。
本当は行くつもりは無かったのですが(すみません・詫)、ツイッターのコメントを見て、行ってみよ
うと。

展示はふたつの作品。詳細は言いません。
作品はふたつしかない――、ということだけで、後は是非、感じてみて下さい!
http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/detail.html


そのひとつにクラゲがあるのですが、クラゲって、水族館でもしまうまは大好きな生きモノ(笑)。
あと好きなのはタツノオトシゴ(笑)。
クラゲは透明でふわふわ~~~と浮遊して、凄く無防備なのに、凄く繊細に出来ていて、まるで
スケルトンのロボットのよう。
タツノオトシゴは、ト音記号の風体で、ただただ上下上下に動くだけ――。
こういう生命体が――、それでも栄養を摂ったり、子供を産んだりする訳で――、それを彼らは一体
どう?感じているんだろう――、そんなことに思いを巡らせたら、全然、その場から離れなくなります
(大概迷惑な話・笑)。

そんなクラゲをモチーフにした松尾さんの展示。
中々ユニーク。
会期は7月10日(日)迄。
お時間許しましたら是非!


【写真:会場内でも写真は撮れたのだけれど、このフライヤーには敵いません…】

クラウディ、クラウド、クラウディア


んー、その後もかなり雲行きの怪しいこのPC。
ITリテラシーの堂々低い!しまうまに『捨てる神あれば拾う神あり』(粛々)。
ツイッターでいつも親切にいろいろ教えて下さる方がいて、今日、クラウドというのを教えて
もらいました(感謝)!
まだ全然読めていないですけど(詫)――、
DATAを整理したり出来るようなんです(←常識だろーという声がそこここから聞こえる・恥)。
月末から少し落ち着きそうなので、ちょっとやってみます。

■ ■ ■
今日は『父の日』であります。
『母の日』同様、これまではそれなりのモノを贈ってきましたが、最近は食べモノ、お酒等の
“消えモノ”に終始。
昨日は丸の内の『TABIO』で五本指のソックスを買いました。

すると――、
お店の方が「無料でイニシャルをお入れ出来ます」、更に「父の日スペシャルでバラの刺繍も
出来ます」と。
バラの刺繍は流石に年齢的にも難しいので、イニシャルを入れて頂くことにしました。
書体も選べ、糸のカラ―も色々選べます。
これは素晴らしいですね。贈答だけでなく、自分仕様の男性にも。

この『TABIO』を手掛けるタビオ㈱は、女性ではより馴染みのある『靴下屋』を手掛けています。
そしてMade in Japanに拘ったモノ作り――。
創業者の越智直正さんの半生が日経に連載になった時、本当に感動。
しまうま、今もCOPYを持っています。
http://www.tabio.com/jp/corporate/about/vision/

こういうひとつの領域に特化して――、コツコツと歩む企業。
ファッションは、勿論、個人の感性やバジェットに依存し、それを含めて最後にお客さまがどう?
感じるか――、が全てではありますが、いろいろな靴下がある時に――、是非、一度履いてみて
頂きたいなぁと思います。


※タイトルは――、“クラウド”に引っ掛けただけで、何の意味もないです(すみません・詫)…

【写真:『TABIO』丸の内店に鎮座するBROTHERの刺繍機】

浅草『アミューズ・ミュージアム』――石黒謙吾の『編集者的酒場ゼミナール』






















もー、フリーズしっぱなしのDELL(頼むよぉ。ガンバレ~!)。
一昨晩書類を作っていた時も、今朝、そしてリベンジで今晩ブログをUPしようとした時も。
ご機嫌、著しく麗しくなく(涙)――、DATAが一杯になってきたかな…? 格納しなくちゃ。

■ ■ ■
昨日の夜はさとなおさんのトークショーに行って来ました(喜)―!
場所は浅草の『アミューズ・ミュージアム』。
エンターテイメント・プロデュース企業アミューズが運営する施設です。
http://www.amusemuseum.com/

その存在は以前から知っていましたが、足を運ぶのは初めて。
昨夜はさとなおさんを知る友人5人と一緒に。

昨日のトークショーは編集者であり、作家でもある石黒謙吾さんがオーガナイザー。
会の名前は『編集者的酒場ゼミナール』。聞くからに面白そう(笑)。
http://www.blueorange.co.jp/blog/

会は18:00から1時間半が飲食タイム。
19:30から1時間が講演。
そして21:00閉会というもの。
先に飲食っていいですね(笑)。みんなほろ酔い加減で、極めて緩~~~い感じで始まりま
した(笑)。
トークは1時間でしたが、そんな風には全然感じない濃縮さ(笑)。
抱腹絶倒で、とても素敵な時間でした。

会場は畳の上にちゃぶ台多数(笑)。参加者の年齢も――、30up でアットホームな感じ。
もう可笑しくて、可笑しくて――、楽しい時間はあっ!という間。

□   □ □
さぁ、撤収かな――、そう思った矢先にこのアミューズの創業者であり、現在、経営上は最高
顧問の大里洋吉さんが突然現れ――、
「みなさんに観て頂きたいものがあります」と、石黒さんもびっくり(笑)。

そこで見せて頂いたものはここで書くことは出来ないのですが(程なく発表に!)、
以前、このブログでも書いたんですけど――、
所謂芸能の世界の方々のプロフェッショナリズム――、について再び考えさせられました。
ヒトを感動させよう――、想いを伝えよう――、そういう時に迸るもの凄ーいエネルギーです。
もー感動して、しまうま、恥も外聞も無く――、ポロポロ涙が出ました。
あ、言っときますが、お涙頂戴では全くなくって――、楽しく歌って踊って――、という正にエ
ンターテイメント。
会場で感激してボロボロ泣いていたのは、紛れも無く、このしまうまだけです(謎)。

偏に大里さんのサービス精神――、本当に思い出深い夜になりました(しみじみ)。
大里さんと言えば、サザンオールスターズを最初に見出したヒト。業界のカリスマティックな
存在で知られています。
独立前の仕事では、キャンディーズも手掛けておられ――、自分が子供の頃に無邪気にキャッ
キャ!キャッキャ!喜んだ――、そんなエンターテイメントを蔭で支えて来た方にお会い出来
て、感激しました。

■   ■ ■
閉会後、一緒に行った方の中に生まれも育ちも浅草――、の方がいて、浅草寺を横切りながら、
自ら観光案内をかって出て下さいました(深々感謝)。
丁度、数日前から境内のライトアップも始まったようで、雨も上がり、幻想的な風景。
ほろ酔い加減のみなさんと、あーだこーだ言いながら見て回り、本当に素敵なひと時でした。

この時――、
たまったまそのちゃぶ台に隣り合わせ――、それぞれおひとりでいらしていた広告の会社の方
や、遥々長野からおいでになった紬屋さんとも――、一緒に伺った5人とみんなで意気投合!
最後のワインバーまでご一緒して――、凄~く興味深い体験でした。
ご案内頂いた方お薦めのダイマス!良心的で素敵なお店でした。
http://www.e-daimasu.com/winekan/index.html

ひょんな巡り合わせでその場に居合わせた人たち。
こんなことって、今の時代にもあるんだなぁと(しみじみ)・・・。
その場で初めて会った!なんて微塵も感じない親密さ(笑)!
兎にも角にも――、一期一会の一日でした(感謝)。

※さとなおさんもこの日のことを綴っておられます。 http://goo.gl/KllmW

※こんな素敵な表現の才能のある方は羨ましいです! http://goo.gl/6BWuc


【写真:トークショーの風景(右・石黒さん/左・さとなおさん)】

2011年6月17日金曜日

e.m. Happy Project ――Charity Missanga “akaiito”

あ、サボっている訳ではありません(笑)。今日の仕事は午後からです(喜)!
そこで昨日はバタバタしてupできなかったコトを記しておこうと思います。

e.m. が発売したCharity Missanga――akaiitoと題したシリーズ。
一昨日、展示会に伺った際にひとつ購入しました。
この売上の全額は被災された方々の支援活動に役立てられるのだそう。
http://em-grp.com/make-webshop/charity/

しまうまはこのシンプルな赤い丸を。
他にもハートやクローバー等、素敵なモチーフも。
e.m. らしい素敵なデザインと――、アイディア。

ひとつ1,575円です。

2011年6月15日水曜日

青山スパイラル『平田暁夫 帽子展』



























今日は、6月15日。いよいよ6月も折り返します。

今日から青山のスパイラルで、日本における帽子製作の第一人者である、平田暁夫さんの70年
余りに亘る、活動の中で最大の展覧会が始まりました☟
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2011/06/post-77.html
 
平田さんのお仕事の素晴らしさは、丁寧に作られた、一点一点の帽子の、その優雅な佇まいに、
その全てが表れています。

 初日の今日も、平田さんの帽子を慕う女性達が、その帽子を被って来場されていました。
日本では、皇室の方々以外に、中々こういったエレガントな帽子を被る機会は無く、会場で目
にした光景は、しまうまにとって、とても新鮮でした。

そして、圧巻なのは会場の構成です。
ディレクションは、nendoの佐藤オオキさんが手掛けています。

会期は26日迄。
帽子作りに、その一生を懸けきた平田さんの軌跡には、深く考えさせられます。

※その後、会期は7月3日迄延長になりました(2011.06.20. updated)。
  【写真:スパイラルの螺旋階段から会場を見下ろす】

2011年6月13日月曜日

《 Kanpa+i 》プロジェクト――はせがわ酒店


さぁ――、いよいよ今週で6月も折り返し。
本当に早いですね。
今もですが――、結構蒸しッ!としますね(困惑)。
今日もしまうまはバッタバタ――。
不測の事態も有り、本来やらなければならなかった仕事の半分の消化率(焦)…
明日も粛々とがんばります。

■ ■ ■
週末の土曜日――、6月11日で震災から3ケ月。
その時間――、心の中でそっと黙祷を捧げました。

しまうまがこれまでしたコトとなんて、本当に吹いて飛ぶようなモノばかりですが――、
これまでもいろいろな募金や募金の為のイベントに参加してきました。
今日はひとつ“日本酒”での参加のカタチについて。

ややもすると普段糾弾される“呑む”――、という行為だって十分、貢献できる――、という
コトについて(妙に力説!笑)。

先日、《はせがわ酒店》のと或る支店に行ったら――、
日本の蔵元12社が作ったお酒で、一本購入すると内21円が募金されるという《 Kanpa+i 》
プロジェクトの製品を発見!
http://goo.gl/zMmX9

本当は違うモノを探しに行ったのですが――、そのメッセージに打たれ、ふたつ購入。
時々購入する『上喜元』と初めて購入する『久佳人』です。

いずれも美味しかったです(それはそう・笑)!

《はせがわ酒店》は下町・亀戸をベースにした酒屋さんで、表参道ヒルズに出店する等、現
代のヒト達のライフスタイルに合うお酒の在り方を模索しておられます(あ、これはいちユ
ーザーとしてのコメントです)。
今は都内各所に支店をお持ちです。

サッカーのワールドカップの際にも、蔵元さんと共にオリジナルなシリーズを発売したり、
ユニークな試みをしています。
今回、購入したこの《 Kanpa+i 》プロジェクトも、より多くの方に拡がっていくといいな
ぁ…、と思っています。

【 写真:今回購入した『上喜元』と『久佳人』 】

2011年6月12日日曜日

白山神社 『文京あじさいまつり』



週末は雨の予報でした。土曜の朝は雨に見舞われたものの、その後は何とか晴れを堅持。
今日は白山神社の『文京あじさいまつり』に行って来ました。
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_event_ajisai.html

紫陽花はしまうまの誕生月の花でもあり、大好きな花です。
好きな理由は、いろいろな色合いの花がある上――、一年に一度パンッ!と華やかに咲いて
スパンッ!と終わるところです。

この季節になると毎朝――、通勤途中の或る社員寮の紫陽花の咲き具合をとても楽しみにし
ていました。
ところが――、或る日、花が咲きかけていたつぼみはハサミでスパン!スパン!と断たれてい
ました(驚)。
あぁ、もう直ぐ今年も咲くかなぁ――、そう思っていたのに本当に哀しい(涙)…
グリーンの周りに白い茎の断面が無造作に剥き出しになっています。
ヒトの敷地なので言及できる域に全くありませんが――、管理人さんにとっては厄介な存在だ
ったのでしょうか・・・
それでも彼の目に留まらずにいた2つの花が懸命に咲いています。ん、無事、大輪を咲かせ
てね――、そう祈ります。
■ ■ ■

白山神社では昨日から『文京あじさいまつり』が開催されています。
しまうま、初めて行ってみましたー。
今年の目標は何だって――、アウェイな体験をひとつでも多くしよー!というものです(あ、極
個人的な話)。
この白山神社というのはとても小さくて可愛らしい神社で――、それでも参拝(観賞)客で賑わ
っていました!
しまうまは南北線の『本駒込』という駅からトコトコ歩いて行きましたが(最寄り駅は都営三田
線の『白山』)、途中にある商店街の軒先にも紫陽花があって、気分を盛り上げてくれます。
会期は19日(日)迄。

さてさて――、いよいよまた明日から新しい週が始まります!


【写真:白山神社境内の紫陽花】

2011年6月11日土曜日

未だ目的に達していない


今週もあっ!という間でした。
でもそれはそれなりに――、ヘタっているしまうまです。
今週も沢山の方とお話をしたり、お会いしたり――、
年齢を重ね、何度も何度も場を重ねても――、正直、中々慣れません(吐露)。
しかし、仕事である以上、そんな弱気は全く許されない上、微塵も見せてはならないので、兎に角《気合い》
で乗り超える――、
まぁ、なんちゅうか…、
えーーーっと、アニマル浜口さん的であります(キリッ!笑)

■ ■ ■
そんなノリの連続の中、今日はしまうまが属する業界紙が主催する賞の表彰式があり、箱崎のロイヤル・
パーク・ホテルに伺って来ました!
その年一年間を通して、業界への多大な貢献をした企業/個人/団体に贈られる賞の表彰式。

出会いから早15年。
しまうまが心から尊敬する方が個人で賞を受賞され、本当に光栄!にもご一緒させて頂きました。
受賞された方――、それぞれのスピーチは本当に素晴らしく、ホロリ…、と涙が出たりしました。
それくらい――、重みのある賞です。

■ ■ ■
中でも――、ご本人は今月のParisでのメンズ・コレクションの準備でお見えになりませんでしたが、今年、
Parisでのコレクション発表から30年――、
川久保 玲さんがこの表彰式にお寄せになったメッセージには、しまうま深く――、考えさせられました。

川久保 玲さんや山本 耀司さんが――、
森 英恵さん、山本 寛斉さん、高田賢三さん、三宅 一生さんといった日本人クリエーターたちの後にParis
に乗り込み、欧州のファッションにも多大な影響を与え、《黒の衝撃》――、としてFar Eastから来た無名の
クリエーターの――、その強烈さ故、当初は否定的な評価さえ受けました。

※興味ある方は、南谷えり子さんの『スタディ・オブ・コムデギャルソン』や清水早苗さんの『アンリミテッド・
 コムデギャルソン』を是非、お読み下さい!
■ ■ ■
川久保さんがどんなに毎シーズン考え抜き――、コレクションを発表するのかは――、もはや言及すること
さえも憚れる――、業界では誰も真似することの出来ない領域です。

その彼女が受賞式に寄せた言葉――、
受賞への御礼と、現在、メンズのParisでのコレクションへの準備が予断許さず欠席余儀なきこと。
これまでのご自身のクリエーションを振り返り――、

(このような賞で評されるには)「未だ――、(自分が到達したい)目的に達していません」

正直、このメッセージを読みあげる方の声に――、
あぁ――、
一流の方が目指すレベルは、こういうコトを言うんだろう…、
そう思ったらしまうま、もうグウノネも出ないっす…
明日から――、また気持ち新たに頑張ります(粛々)。


【 写真:先日伺った『インテリア・ライフスタイル展』で紹介されていたニコライ・バーグマンのプレゼン
     テーション。何となく――、今日の日記のイメージに近いかも…、と(やや無理矢理・笑)】

2011年6月8日水曜日

本日のお薦めワイン!――MAISON LOUIS LATOUR MOULIN-A-VENT (BEAUNE COTE-D’OR) 2007

そして北参道駅から副都心線で新宿三丁目下車し、伊勢丹へ。
ワイン売場ではブルゴーニュ――Côte-D’Or (金の丘)と呼ばれるBeauneの名門Maison Louis Latour
のハーフボトルが、何と!セール中(喜)。
http://www.louislatour.com/pages/index.php?lg=uk

5種類くらいあって、全て1,050円(驚愕)。やー、コレは特価過ぎます(汗)…
ブルゴーニュは、一般的に他の地方のよりもフルーティで軽やか――、そして上品な佇まい(笑)。
恐らく全体の生産量が多くないのでしょうか――、価格も高めです。
そしてこれからの季節、少し冷やして飲むと更に美味しいかも!です。
しまうま、早速2本――、2004年の《Chassagne-Montrachet》(シャサーニュ・モントラシェ)と2007年の
《Moulin-à-Vent》(ムーランナ・ヴァン)と買ってみましたー!
一本、開けてみましたが、流石に美味しいです~
あぁ――、もっといっぱい買えば良かった(強欲・笑)~。

多分――、次にしまうまが行く時には、もう無いと思います(断言・涙)。
でもみなさん、明日、んー、ギリギリ明後日ならあるかも!しれません。
伊勢丹に行かれる方は、是非!


【 写真:ワゴンの中でこんな風に鎮座:Maison Louis Latour 】

千駄ヶ谷 『Tas Yard』

今日は短く2upしまーす。
夕方は千駄ヶ谷でサンウェルさんというテキスタイル問屋さんでの打ち合わせ。


打ち合わせが終わった後に、一緒に伺った方と引き続きの打ち合わせで、丁度お向かえにあった『Tas
Yardというカフェに入りました☟
http://www.tasyard.com/aboutus/aboutus.html


初めて入ったのですが――、
明治通りからも一本奥に入っていて、とても静かだし、気持ちのいいスペースでした(あ、お店ではカ
も出しているようで美味しそうなカレーの臭いがします・笑)。
打ち合わせに使う方や、ひとりで本を読む方等。
ご一緒した方は珈琲を飲み、しまうまは黒砂糖入りの珈琲牛乳を飲みました。
美味しかった(笑)ー!
出されたシュガーポットはとても愛らしくて、笑ってしまいました。
こだわりの雑貨も扱っています。
この一帯は副都心線・北参道駅が出来て、随分便利になりましたね(しみじみ)。
もしもお近くにお立ち寄りの際には、スタバよりも是非!こちらへ(あ、多少高いです。でもその価値
りますよ)…

【写真:Tas Yard
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3314 TEL0334703940   (11002000

クリステンセン教授はかく語りき

しまうま、毎朝――、日経BPのメルマガを読んでいます。
や、「読んでいる」というのは正しい表現ではないですね。
タイトルをざーーーっとスクロールして、関心のあるものにだけアクセスします(エライ違い
だ・詫)。
でも大概はそんな時間さえも無く、そのまま一日が経過して――、メルマガそのものをゴミ箱
に捨てる羽目になります。
読みもせずに――、申し訳ない気持ちもありますが、それ以外にも沢山の情報があって――、
自身で取捨選択する以外に仕方がありません。

■ ■ ■
そんな中――、昨日、目を奪われたタイトルがあります 『クリステンセン教授からの手紙』。
クリステンセンとはクレイトン・クリステンセン(Clayton Christensen)、ハーバード・ビジ
ネス・スクールの教授です。
http://www.claytonchristensen.com/

彼はビジネス書としての近年の伝説的名著――
『イノベーションのジレンマ――技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』(2001年 翔泳社刊)の著
者でもあり、その後、続編である『イノベーションへの解――利益ある成長に向けて』(2003
年同社刊))も上梓され、しまうまが語るまでも到底なく――、世界屈指の経営学者です。

■ ■ ■
クリステンセン教授が日経に寄せた――、今回の震災に関する手紙は、日経オンラインの記事
として月曜の朝に読むには、その他の記事とは一線を画す、深い記事でした。
クリステンセン教授は、3年前、心臓発作になり、回復した矢先に小胞状リンパ腫になり、抗
がん剤で乗り越えた――、と思ったら、日曜の礼拝中に脳卒中になり、現在も未だ後遺症があ
るそうです。
この――、事実を知った時点で、教授のその生命力/精神力――、そしてご自身でも語ってお
られるご家族の献身なサポート――、その凄さに、しまうま、クラクラしました。


記事の中で教授はこう言っています。
――(病を)自分自身の不運と抱えてしまった問題ばかり考えていて、私は他の人たちを助け
  たり、奉仕することについて考えるのをすっかり忘れていました。
   (中略)
  私の不幸の原因は自分自身のそうした自己中心的な考え方なのであって、自分自身を(病
  という)“復興” するプロセスを通して、幸福とは私利私欲、私心を捨てることによって、
  初めて手に入れられる心の安息なのだと気づいたのです。

深いです。

日経ビジネスオンラインで公開されている彼の手紙は、あまり長い間公開されているとも思え
ないので(新聞各社、情報も取り下げるのは早いですね/サーバーの容量の問題や、コマーシ
ャル・ベースの問題かもしれず、仕方がありません)、「読んでみよー」という方は早めに目
を通されるのをお勧めします。


彼は『イノベーションのジレンマ』の中で、「偉大な企業はすべてを正しく行なうが故に失敗
するのは何故か――。業界をリードしていた企業が、ある種の市場や技術の変化に直面した時、
図らずもその地位を守ることに失敗するのは何故か 」と問題提起しており、多くの企業事例を
交えながら導いた自身の結論について、最後の章で次のように語っています。

――本書で報告した研究の中で、特に喜ばしい結論は、如才なくマネジメントし、懸命に働き、
  愚かな過ちをあまり犯さないようにすることが、イノベーターのジレンマに対する答えで
  は無かった点である。この発見が何故?喜ばしいか――、というと、筆者の知っている経
  営者はこの上なく頭が良く、熱心に働き、過ちを犯すことの少ない人たちだからである。
  破壊的技術が呈する問題に対して、これ以上優れた人材を探すしか答えが無いとしたら、
  このジレンマを解決することは出来ないだろう――

彼が序章や終章で述べていることと、今回の手紙の言葉には――、改めて深く深く考えさせら
れます。

【写真:『イノベーションのジレンマ』(翔泳社刊)】

2011年6月6日月曜日

大事にするのも考えもの…


さぁ!新しい週が始まりました。
今日は仕事を終えて、預けていた時計の修理をpick up に日本橋三越に。
6Fの時計のリペア・コーナーです。
今、日本橋三越の4F以上は19時閉店。
なので、急げ!急げー!で…、セーフ(ホッ)。
でも店内見回すと、19時閉店――、正解です(きっぱり)。

■    ■ ■
普段――、お化粧をしないばかりか、アクセサリーのみならず、時計もしない しまうま。
多分男女問わず――、或る層の方々の大いなるヒンシュクを買っていることは疑いなき事実(自認)。
時計はオフィスのデスクから見える所に大きなのがあるし、出先でも――、どこにでも必ず時計があり
ます。いよいよの時は携帯でcheckできるので、益々時計をしなくなりました。

そんなしまうまにも、大切な時計があります。父が定年退職の時に買ってもらったモノ。
いろいろ迷ったのですが、それに上を見たらキリがなくて(それはそう・笑)――、
あまりに遠慮し過ぎても、贈った気持ちがしないだろうし(ココも難しい)――、
あれこれ考えて、シンプルで流行に関係がないデザインと感じたHermèsの《Hウォッチ》にしました。

最初の頃はコトある毎にしていたのですが、
ある時、横着なしまうま、ガツン!と思いっ切り角のところをぶつけてしまい(涙)、傷が付いたこと
に猛省。
「本当にいよいよの時以外は、絶対に不用意にしないようにしよう」と心に固く誓い…
で、昨冬、しよう!と思ったら、
「ん? 時計、止まってる???」
んじゃ、仕方がない――、今、忙しいし――、電池交換なんかに出してる時間、無いし…、
「止めとくか」とお蔵入り(←ココ、自分の悪いところ)。
■    ■ ■

年初の怒涛の日々を超え、落ち着いた4月下旬。
ようやく「そろそろ電池を入れてもらおー!」そんな軽い気持ちで、たまたま行った日本橋三越のリ
ペア・コーナーに持って行ったら、さぁ!大変。
映画や漫画でしか観たことの無い、片方の目の間に挟むだけの小さなレンズで、しげしげ専門的に見
た技術者の方が「ん―――」と難しい声。
しまうま、心の中がザワザワ…、一抹の不安が過ります。

師曰く――、
   師「お客様、これはどのくらい放置していらっしゃいましたか?」
しまうま「え、えーーっと、は、半年くらい???」(おどおど…、多少少なめに回答←ココ、人間
     心理)
   師「んーーー、これは半年って感じじゃないですよね。ココ、分かりますか? 白くなっている
     でしょう? これはエネルギーが切れた電池から腐敗が始まってるんです。お客様の場合、
     未だ早目にお見えになったのでこの程度ですが、あともう少し遅かったら、所謂“緑青” が
     出るんですよ。緑青が出たら、時計は再び動かすのは本当に大変なんです」
しまうま「はぁ(圧倒されるw)…」
   師「お客様、これは時計が高いとか、安いとか――、そういう問題では全くないんです。2~3万
     のお安いモノでも、何百万の時計でも放っておけば同様です」
しまうま「(心の中で)ぎゃふん…」
      師「ですので、中のメカを綺麗に磨きますので、暫くお時間を頂戴します。作業内容にも依りま
     すが、お見積りとして3~4万円をお考え下さい」
しまうま「(心の中で)絶叫―――!!!わ、私、電池替えに来ただけなのに(涙)~!」
      師「お客様、時計は使って下さい。そして今後、電池切れの際には早めにお取り換え下さい」
しまうま「(心の中で)ただただ…、項垂れる」
■     ■ ■

そして――、今日の修理上がりと相成りました(毎度、毎度…、長くてすみません・詫)。
結果、3万円でしたが、本当に猛省しました(新しい時計が買える価格)。
モノは大事にしまいこんでいる“だけ”では本当に駄目ですね。使わなくては!
と、同時に――、
よく服を着替えるように毎日、違う高級な時計をしている方もいますが(特に男性に多し)、余程の経済
的余裕が無ければ――、しまうまにとっての時計は――、残りの人生、この父の時計ひとつで十分かも(あ、
何か新しいのしてたら、宝くじにでも当たったと思って下さい・笑)。

それにしても、流石に日本橋三越。
この時計のリペア・コーナーのプロフェッショナルな方々のお仕事は流石。
しまうまがお願いに足を運んだ際、銀行が混んでいる時のように――、随分順番を待つくらい。
それに持ち込まれる時計はもう…、本当にスゴイものばかりでした(溜息)…

【写真:無事、修理から生還した時計】

2011年6月5日日曜日

小さな贅沢――『緑の豆』

今日は束の間の晴れ間で――、今はまたシトシト(否、ザーザーの勢い)が始まりました。
でもかろうじてひと晩明けた明日は、晴れるよう。
安堵です。

■ ■ ■
今日は、去年の始めから習慣にしているコトをひとつ。
ほぼ月に一度――、『緑の豆』というお店に、その場で瞬間に焙煎し、挽いてもらったコーヒー豆を
買いに行っています。

そこでは毎月、時節に合わせたその月のお薦めを用意していて、お店の一番前に置いてあります。
大概、この月替わりのモノか、お店の方に教えて頂いたスタンダードなモノを買って帰ります。
実はもう数年――、何度もこのお店の前を通って来ました。
でもどこか――、
 「挽いたコーヒーを買うなんて、贅沢かなぁ…」
と思って――、全く“自分事”になっていませんでした。

でも、買う毎にその素晴らしさに開眼。
もう、それまで飲んでいたilly やLavazza には多分…、戻れないです。
何と表現したらいいのか分かりませんが――、
それまでのモノは勿論、名品とされ、一流のブランドではあります。
でもこういった製品に比べると、ほんのり舌にちょっとチリッ!とした感じや、或る種のエグミも感じます。

『緑の豆』さんでは、選んだ豆をその場で焙煎し――、拘りある方にはその豆の炒り方や、豆の挽
き方まで指定もできるそう。
自分は未だお願いしたコトないですけど(汗)・・・

その場で焙煎し、挽いてもらったコーヒーはホカホカです・・・
今やどの街角にもこういった、拘りのお店があると思うのですが、是非、一度こういったひと手間――、
小さく、ささやかながら――、でも贅沢な瞬間でもあります(と、怒涛の毎日の自分が言うにはイマ
ひとつ、説得力には欠けるけど(恥)…



【写真:『緑の豆』さんの“紫陽花ブレンド” を購入】

日本橋高島屋 『ZIPANGU』展


今日は26°。晴れた――、湿気も含んだお天気でした。
やー、暑いし、この湿気のあるしっとり感がどうも(困惑)…。
明日以降も、気温は高いようなので、正直、少し憂鬱です。
まぁ、この国に生を受けた以上、仕方がないんですけど。
週末は日常の溜まったあれこれをこなす他、近所の神社にも「一週間、ありがとー!」と、お参りに行きます。
そこで短冊のようになっていた“東京都神社庁”が発行した印刷物で見つけた6月の言葉――、

――ゆく河の流れは絶えずして  しかも   もとの水にあらず―― 

これは鴨 長明の『方丈記』の言葉(ん、確かに国語で習ったー!記憶が薄いけど・笑)。

意味は “流れて行く川の水の流れは止まることなく、しかも、そこにある水は決して元あった水ではなく次々
と新しくなっていく” ――、というもの。

この鴨 長明という人物は鎌倉時代の歌人で、実はとても不遇なことが多く――、
そんな中、見出した世の徒然を この『方丈記』を記したのだそう。
説明書には――、「人の世が移り変わるものがあることは昔も今も変わりがない。しかも、流れの速度は昔と
比べようもない速さである。つまらないことで悩んだり、怒ったりして時間を無駄に費やす暇はないのである」。

なるほど(妙に合点・笑)―!

初めてこの用紙見つけましたが、中々いいですね!来月も見てみよう。
みなさんのお近くの神社にも、きっとありますよー!

■ ■ ■
今日は日本橋高島屋の8Fで開催中の『ZIPANGU』展を観に行きました。
http://zipangu.org/index.html

本当はもっと早く観たかったのですが、叶わず(涙)。
正直、こういった現代アートについては、しまうま、自信を持って全く精通していません(キリッ!)。
去年の《Tokyo Designers Week 2010》で観た『ジャラパゴス』展。普段、この領域を見慣れていない上、
事前情報ゼロで観て――、本当にびっくり。圧巻だった展示。
この為にDesigners Weekの入場料を払ったとしても、全く惜しくない――、素晴らしい内容でした。
それ以来、この時の中心だったミズマアートギャラリーの三潴末雄さんには、遅まきながらしまうまも注目し、
ツイッターもフォローさせて頂いています。
http://mizuma-art.co.jp/top.php

会田誠さん、天明屋尚さん、池田学さん等、こういう表現の仕方が正しいのかどうか分かりませんが、
村上隆さんや奈良美智さん以降の――、(やや重なるヒトはありつつ)次の世代たちをフューチャー。

今回の『ZIPANGU』展も、日本固有の美術手法やモチーフを用いながら――、
どの作品も精巧な素晴らしいものばかりで、残念ながら紙媒体では伝わり難いものばかり(や、そもそも
美術作品って、どれもそうなのかもしれません)。
特に上田順平さんの作品は、写真だけ見たら「何だ???コレ?」みたいな摩訶不思議な感じですが、
本物を目の当たりにすると――、もうその凄さに、しまうまはグウノネも出ません…。
展示そのものはあまり多くありませんが、3点の映像作品も秀逸でしたし、何より本当に数cmの至近で
観れるので、一点一点の仕事の凄さを感じることが出来、お薦めです!
展示されている方々は1965年くらいから1985年くらいまでの方々。
独特のペーソスや、クスッ…、としてしまうウィットに富んだモノが多いのも楽しい。
だし、結構、女性作家の方が多いのも頼もしい(しみじみ)。

この展示に寄せて、三潴さんは次のように述べています。

『日本の現代美術の魅力を、世界に向けて発信する。日本人自身にもその魅力を再認識して欲しい。』

この言葉そのものが具現化されている展示です。
東京での会期は20日まで。

その後、国内の高島屋を巡回します。
お時間許しましたら、是非、この機会にユニークな現代アートに触れてみて下さい。

■ ■ ■
やっぱり…、百貨店の魅力ってこういうことだなぁと改めて思います。
今日も若い、アート系の学生と思しき方々が来ていました。
日本橋高島屋としては、相当久し振りにユニークなイベント。
こういうチャレンジングなこと――、高島屋に限らず、一、ユーザーとして、いずれの商業施設にも個人的に
は期待したいです…


【写真:展覧会のポスター】

2011年6月3日金曜日

海南鶏飯

今日はずーーーっと外、外、外な一日。
今朝一番は《インテリア・ライフスタイル展》へ。
http://www.interior-lifestyle.com/

凄い動員でしたよー! 活気がありました。
しかし、その後、行こうとした先でトラブル。
本当は青海“The SOHO”でやっていた《Productivity》という展示会に行きたかったのに、自分の
勝手な思い込みで日の出の“TABLOID” へ。
行ったら――、ガラーーーン(無言)・・・
やってしまった・・・、感満載でした(涙)。

時間も交通費も掛かってしまって(またレインボーブリッジに戻り、再び渡るという・溜息)――、
たまには1h 取れるかなぁと思っていたランチは“早食い競争”の様相。

既に時計は14時を回っていましたが、次の場所への移動の乗り換えで降りた汐留の『海南鶏飯』
に行ってみることに。
http://www.hainanchifan.com/hainanchifan/menu/index.html

実は何度もその前を通ってはいたのですが・・・、中々昼食/夕食のタイミングに行けることはなく、
いつもビルの外の看板が

「ねぇねぇ、来てね(ウィンク)~」

という大きなオーラを凄ーく出していたし(笑)、
何より、しまうまがもう何年も読んでいて、食べモノの写真がとても綺麗な『漢の粋』というブログに
紹介があって――、
http://goo.gl/gHTcl

一度行ってみたいなぁ…、とずっと思っていました。

今日はこの写真と同じ、店名の『海南鶏飯』の“蒸し”を頂きました(王道)。
普段、エスニック料理をあまり食べないしまうまですが、ご飯の感じに何だか懐かしさを感じたり。
このプレートで850円! 美味しかったですー。

この汐留の他、水道橋が本店で、赤坂Bizタワー、恵比寿ガーデンプレイスにもお店があるそう。
一度是非!試してみて下さい。
シンガポールに行った気分になりますよー!(って、行ったコト無い自分が言ってみる・詫)。


【写真:いつも――、下手でも何でも自分で撮った写真をupするようにしていたのですが、今日は
    堂々のバッテリー切れ(涙)。『海南鳥飯』のホームページから転載します】

2011年6月1日水曜日

映画 『ブラック・スワン』

























あまりこういったメジャー映画は観ない しまうまですが…、
今日は少し時間もあって、以前から話題になっている『ブラック・スワン』を観に六本木まで。
http://movies2.foxjapan.com/blackswan/


以前、これから公開になる『水曜日のエミリア』の試写で「あぁ、この女優さんがアカデミー賞
を受賞したヒトなんだ!」と。日本ではこれから公開になる『水曜日のエミリア』は、『ブラッ
ク・スワン』に先立つ2008年に公開(7月2日 公開予定)。
http://wed-emilia.jp/

『ブラック・スワン』が2010年ですから、この2年の間に彼女がどれだけの変貌を遂げたか――、
そのプロフェッショナリズムを垣間見ることが出来ると思います(『水曜日のエミリア』では、
確かに屈折はしていたけれど、素朴な女性役でした)。

■ ■ ■
『ブラック・スワン』はですね…
やー、これは立派なホラー・サスペンスです(慄)。
全然優雅なお話ではありません(涙)。
概略――、バレエにまつわる話――、そう理解して、こんな展開を予想だにしていなかったので、
もうねぇ…、途中からシートに深ーく座り、頬を押さえ、時に耳を押さえ――、で、終了まであ
と何分だろう??? カバンの中から何度も iPhone で時間を確認しました。

この映画、超怖いっす(涙)。

怖いのは、リアルと――、ナタリー・ポートマン扮する主人公 ニナが様々な心理状況から見る幻
想の展開です。
ポスターにも『純白の野心は――、やがて漆黒の狂気に変わる』とあり、本当にどこまでがリア
ルで――、どこまでが幻想なのかの境界が無いんですよね。
そこにニナを身籠ったことにより、バレエの道を諦めた母親との…、んー軋轢とも違う...
母親の労苦が見えるから “いい子” でいようと努力するニナの姿があって、本当に考えさせられ
ました。観ている間、こういうのに弱いしまうまは常に恐怖が募ってきて、結構、厳しい映画で
した。

でも、ナタリー・ポートマンのプロフェッショナルとしての肉体改造...、多くのシーンを彼女自
身が演じた――、とありましたが、その気概には感激しました。
それはタイプは違いますが、かつて映画『エディット・ピアフ』を演じ、同様にアカデミー主演
女優賞を受賞したマリオン・コティヤールがピアフに成りきろうとしたことと、同じ道程だとも
感じました。
彼女たちの為に――、周辺のプロフェッショナルな人々が最善を尽くす――、というスタッフたち
のストーリーでもあります。

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しまうまは基本、何かを観に行ったり、食べに行ったり、体験したりする時に、事前に評価をリ
サーチしません。
何故なら、ネット上はとうしてもネガティブの方にインパクトがあって、意見が引っ張られるし
(本当にこれは極めて残念。匿名サイトも含め)、いろいろな物事の感じ方は千差万別だなぁ…
って思うからです。

なので、先ほど帰宅して――、
『ブラック・スワン』についても、みなさんの評価を読んでいます。
「んー!分かる!」と共感する人もいれば、そうでない人もいて…、百人百様、本当に面白いな
ぁと。

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そうそう、今日初めて!ネットで座席予約――、というのをやってみました(嬉)ー!
おいおい・・・、何を今更(呆)――、という声が背後から沢山聞こえてきますが(笑)。
やー、これは便利ですね(しみじみ)。当たり前ですね・・・、すみません(詫)。

それに今日は、“ファースト・デイ” と言って、毎月1日は六本木ヒルズ・シネマズでは1,000円!
で観賞出来ました(喜)。

レディス・デイ以外で、もしも来月、観たい映画があれば、みなさんも是非!

【写真:『ブラック・スワン』 劇場用プレス・ボード】

6月になりました

ほぇー、日付が変わり、6月になりました!
5月――、このブログは結構頑張りましたよ(自画自賛・笑)。
20本もupしました!
でも――、アクセス数/up数で言うと、この毎回の駄文――、以前のように本数少ない方が、
まぁ、余計なモノを世の中にただ漏れしないとい意味で、世の中の為になっている気もしない
ではないです(本音)。

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今日は友だちと森下の『山利喜』に行こう!目論んでました。
http://www.yamariki.com/

予約は18時までに入店しないと出来ないので、流石にそれは無理。
並ぶ覚悟で、行くだけ行ってみたところ…、弔事の張り紙が。
ご家族のどなたかだったのでしょう…
お店のみなさんが喪を明け――、また元気にお店を開けて下さるのを、一、ユーザーは心待ち
にしています。

ということで、今日は時間も遅かったので、丁度交差点のところにあるお店へ。
初めて入ったのですが、結構混んでいてびっくり。
しかし、入って更にびっくり。

『もずく 10円』とか、『焼鳥・焼トン 90円』とか(笑)。

何?ここ???みたいな(笑)。やー、すごかった。
たらふく食べて飲んで――、ふたりで4,000円(驚愕)。
場所柄、近くには若い力士さん おふたりも。
彼等が席を立った後、友だちが「あの串は何本だ???」と言い出し――、
ふと目をやると、カラ入れはパンパンで軽~く50本はありそうでした(笑)。
やー、彼等には救世主的お店だと思う(しみじみ)。

と、改めてこのビックリする値段。
常々『山利喜』でもクオリティとプライス――、相当バリューがあると思っていたけれど、あの界隈
で『山利喜』は高級店なんだと。
確かにワインへの拘りもピカ一。

でも今日は棚ボタ――、ひとつ新しい発見があって良かったです(笑)。

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昨日、本当は書きたいことがあったのだけれど、うまく自分の気持ちがまとまりませんでした。

震災に関すること。

本当にコミットして――、元々は東京の方なのに、現地で頑張っている方からブレストの相談
を頂いたのですが、こんな自分でも何か出来ることがあれば――、と思い、お会いしました。
着想や何よりその想いは素晴らしく、凄ーく力になりたいのですが、
少し現実性――、みたいなところで難しさが見え隠れするところがあり…、
そういうことを率直に話している自分と――、
現実に9割方の活動のベースを被災地に移した方々との熱意や――、
何より切実さみたいなところで、気持ちの…、
何と言ったらよいのか――、乖離???温度差??? みたいな感じが、
多分――、相手の方は本当にとても素敵な方で、そんなことは微塵も感じておられないと思う
のですが、
自分自身が――、彼等の想いに巧く応えられないのが何だかなぁと…
改めてその不甲斐なさに、軽~く凹む自分。

いよいよ折り返しつつの6月。
また気持ち新たにがんばらねば。



【写真:胃はモツの煮込みのギアで迷わず注文(笑)。こちらのお店は白みそでした。湯気が
     凄くて、幻想的な・・・、ルドン的画像に(笑)】