2013年10月29日火曜日

京都『智積院』



















開門と同時に『三十三間堂』に居るコトをFBにUPしたら、「その周辺は、オレの庭だ!」と豪語
する友人が(笑)、「『智積院(ちしゃくいん)』をお勧めします」との書き込み。
『智積院』???
しまうま、初めて知りました。

んー、コメントは有り難いけれど、時間的に無理だなー、と思っていたら、ホテルを挟んで『三
十三間堂』と反対側だと気付いて...、「ならば、駆け足でも行ってみよー」と。

本当に良かった!です(深々感謝)☟
http://www.chisan.or.jp/sohonzan/
真言宗の『智積院』は、成田山新勝寺、川崎大師等も別格本山なのだそう(驚)。
家族が元気だった時、成田山は毎年お参りに行った場所。友人が発した一言に導かれて――、何
だかご縁を感じてしまいます。

こちらの素晴らしいのは、長谷川等伯(1539―1610年)の襖絵図の数々。
展示によると、絵の才能あり、地元・石川での作品は数多くあるものの、実際は30歳で絵の世
界で生きてゆく――、というコトを決めた遅咲きのヒトであったよう。
同時に、未来を託したご子息の急逝等、波瀾万丈の生涯――、いろいろ考えさせられます。
それにしても、当時の襖絵が、勿論、手直しはあるのでしょうが、今なお輝きを持っているコト
が素晴らしいですし、何より写真の名勝庭園は、朝早いコトが幸いして訪問者少なく、とても限
られた時間ながら、楽しむコトが出来ました。

とは言え、齢十分な自分...、一体、いくつ?になったら、こういう風景をゆっくりと堪能出来る
ようになるんだろう――、と、恥ずかしく思ったり。

2013年10月28日月曜日

京都『三十三間堂』



















昨日、21時台発の“のぞみ” で無事、京都から戻りましたー。
仕事は17時で終わる予定。でも「折角、行くんだから!」と往生際悪くw、京都観光が出来れ
ば...、と目論み予約をしたのは、ほぼ最終に近い新幹線。
実際はボロボロに疲れてしまい...、一本でも早い電車で帰りたくって、駅に行ったのですが、
しまうまが張り切って!予約したチケットは変更不可(泣)。
安く買えたのには、そういう理由もありますね(改めて、世の中の仕組みを知るw)。
■ ■ ■ ■ ■

さてさて――、昨日の朝は、折角、隣にあるのだから――、と思い、8時の開門と同時に『三十
三間堂』へ ☞ http://sanjusangendo.jp
随分前に来たコトはあると思うのですが、「ひゃー、こんなんだったっけ???」と思うく
らいの大迫力(驚)。
1001体の千手観音――、圧巻!!!パワーを貰いました。
スゴいなー、後白河天皇はこんなモノを造らせるなんて(建築を推進したのは平清盛)。
スゴ過ぎる...
今になって、日本史の教科書の記述とこの神社仏閣の意味合いが、深く沁み入る...、という
か(人生も後半になって、遅過ぎる/汗)。
それに家族のコトで、“宗派” についても考えさせられるきっかけがあり、こちらは天台宗だ
というコトも学びました。
いやはや、早起きして行くコトが出来て、本当に...、本当に良かった!

それにしても、8時と同時に次から次に到着する修学旅行のバス。
スゴいなー、日本人の団体行動力w
しまうま、後から来た男子高校生の団体に飲み込まれ、次いで追い越されていったのですが、
みんなが言うコト、言うコトが本当に面白かった!

「お坊さんってさー、夜もコレ、見るんでしょ。怖くねー?」
「何かさー、ホコリ被ってるヤツさー、可哀想だよねー。」
等々...

何も言わない子はいない...、というか(笑)。みんな、いろんなコト思うんだなー、と思って、
思わず笑顔になってしまいました。
引率の先生方はどう見ても、しまうま より若そう。
若いと思っている自分だってw、高校生の時の先生は随分と大人というか...、オジさん・オバ
さんだと思っていたけれど(詫)、自分もゆうにそんな段になったんだなぁ...、と(しみじみ)。

2013年10月26日土曜日

Hyatt Regency Kyoto



















しまうま、今朝は6時半の新幹線に乗り、一路京都へ。
一泊二日で出張です(静々)...
宿は、悩んだけれど『Hyatt Regency Kyoto』にしました☟
http://kyoto.regency.hyatt.com/ja/hotel/home.html
紅葉の季節ということもあり、早めに予約。
すっかり行く気になっていたのに、台風騒動。今日は逸れて、本当に良かったです(安堵)。

京都自体も相当久し振り。このホテルも初めてです。
着いた時、ロビーには外国のゲストばかりでビックリ(驚)!
多いですね...、観光客。流石、京都。

今日のプログラムの最後には、懇親会が予定されていたのですが、しまうま、珍しくキャンセルw
基本、予定されたことは、ましてやそれが仕事であれば尚更、断らないのが信条なのですが、今日
はどうにもこうにも...、楽しくお話出来そうになく、辞退。
“早く、ご飯食べて寝たい!” サイレンが頭の中でグルグル(詫)。
とは言え、お昼もコンビニ。夜は折角、京都に来たのだから...、とホテル内の和食にしたかったの
に予約で一杯。イタリアンも一杯。恐るべしwww
美味しかったけれど、普通のグリルになってしまい、残念無念。

先ほど部屋に戻り、拙ブログを書いています。
お部屋は木目調と和紙(写真)。とても優しい感じで、落ち着きます。

それにしても、観光の時間は無し(泣)。
かろうじて1時間のインターミッションを利用して、西本願寺さんへお参りに。
お隣は三十三間堂、お向かいは京都国立博物館だというのに...

※明日のブログはお休みします。

2013年10月25日金曜日

本日のお薦めワイン!―― Terroir des Dinosaures (Pays d'Oc) 2011年
























ぶひーーーっ!
しまうま、今週も無事、金曜日を迎えられました(感謝)!!!
いやはや...

今日は久々に “お薦めワイン” を(静々)。
何やら、このワインの地で化石が出たようで...、そんなモチーフをラベルに施したワイン(写真)。
Pinot Noir(ピノ・ノワール)という、本来フルーティな品種ながらも、Grenache(グルナッシュ)
のようなエグミも感じます。
元々瓶に付いているラベルの説明がとても長いのに、ピタッ!と輸入元の日本語のラベルが貼って
あるので、残念ながら読むことが出来ませんw
ま、でもでも、安定した美味しさ。
特に、寒くなって来た最近は、美味しさを感じます。お薦めであります(静々)...
■ ■ ■ ■   ■

一昨日、オーダーが入り、発送したチケット。
今日、購入された方のお手元に届いた!と共に、センターからは しまうまの口座への振り込み完了
のお知らせが...
と同時に、

 チケット受け取りました。
 願ってもない良席で、当日が楽しみです。
 素早いご対応、ありがとうございました。

と、購入された方のメッセージも(喜)!
良い方にお買い求め頂いたようで、しまうま、嬉しかったです(満足)。

チケットの販売に際しては、センターへの手数料や、チケットの書留発送の費用も掛かり...
やー、こんなに直ぐに売れるんだったら、定価でも良かったんじゃないか???って、欲が出たり
して(笑)。
兎にも角にも、いい方に――、しかも神戸から、観に行って頂けるようで、安堵、安堵であります...

2013年10月24日木曜日

初めてのチケット販売

平日は、本当に笑っちゃうくらいバタバタしていまして...
なので、今日も手短に。

来月15日に予定されていたバレエを、とても楽しみにしていました☟
http://www.atre.jp/13russes
資金繰りに苦慮するバレエ団に、シャネルが資金を投入。
音楽を担当したストラヴィンスキー等、当時の芸術の粋の粋が集まった舞台の再演。
とーっても楽しみにして、チケットの発売日に購入。
なのに、こういう日に限って、どうしようもなく外すコトの出来ない仕事が、まんまと入ってし
まい(号泣)...
大幅ディスカウントで――、ひとまず、複数の友人に聞いてましたが、該当無く、FBでも反応は
同様(泣)。どうしようかな...、と思い、ネットで探して出て来た「チケット流通センター」に
お願いしてみるコトに。

こんなにマイナーなプログラムに、反応してくれるヒトはいるのだろうか――、と思っていたら…、
いたのであります(感謝)!!! 神戸の方でありました。
しまうま、これまで自分が何かをネットマーケットに持ち出す...、という経験が無かったので、
恐る恐るトライしましたが、世の中、本当に面白いなぁ...、と。
こんな風になっているんだー!と、この商取引を通して、痛感。勉強になりました!
先ほど発送したチケットのメッセージにもしたためましたが、購入下さった方が楽しんで下さっ
たらなぁ...、と(願)。

※今日も写真はありません。

2013年10月22日火曜日

家族の風景

昨日も今日も、しまうま、バタバタしてます(汗)。
中々ね、上手く進まんですよ、モノゴトは。
ま、メゲてもいられないんだけれど。

今朝の通勤時、30代と思しき男性と、そのお父さまが電車に乗って来ました。
ハッ!と目を奪われたのは、ご子息は胸の辺りをクロスしたサポーターをしていて、右肩と
お父さまの左腕は繋がれていました。

その後、車内で何度も何度も同じ言葉を、大きな声で発することが続いて...
お父さまは、彼の言葉が収まることを願って、それに呼応した返事をとても小さな声でなさ
ったり、静かにするようにたしなめましたが、全く効果無く、更に助長されて...、最後は奇
声に変わったところで、遂に車掌さんの登場と相成り...
ふたりは、しまうまが乗り換える駅で降りていきました。
恐らく、そこから先に行こうとされていたのかもしれませんが、ホームで後の電車を待つコ
トも無く...、そのまま、またご自宅の方向に向かった電車に乗って行かれました。

以前から感じていたのですが、日中移動すると、それが時に母子の場合もありますし、今日
のように父子の場合もありますが、知的な障害を持ったお子さんとご家族の風景を目にする
コトがあります。
しまうまが気になるのは、ご家族はどう見ても60代以上の方々である場合、お子さんの体格
や体力そのものが、今日のように、ご家族のそれを大きく上回って、大変なのだということ
です。
確かに、喩え健常者の家庭でも、様々な苦悩は尽きません。
ですが、障害を持った方々の、特にご家族の高齢化の問題は、彼らが残された場合に、どの
ようになるのだろう...、と。
しまうまのような者が案じることではないのかもしれませんが、今朝の風景は、いろいろと
考えさせられました。

※今日は写真はありません。

2013年10月20日日曜日

Fantastic Days―― Home
























今日はPatagonia のフリースと、Fantastic Days の下ろしたての冬のパンツを合わせました。
Fantastic Days――、パンツに特化したレディース・ブランド☟
http://fantasticdays.jp

以前、こちらで “Holiday” という名前の付いたチノパンを購入。
とーーーっても重宝していたのに、まんまと赤ワインをドバーッと引っ掛けてしまい、敢え無
く撃沈(泣)。
今シーズンは、新たに買いたいなぁ...、と思っていたところ、出会ったのは写真の “Home”。

短足のしまうま、裾を11cmもカットw
そんな、しまうまみたいな輩でも、スッキリ履けて、ひとつのスタイルが出来て、とても嬉し
い。有り難いブランドです(感謝)...

coyote ――The Very Best of Patagonia 40 years special issue
























しまうま、今日は出勤日。
あまりの寒さにPatagonia のフリースを引っ張り出し...、気合い!を入れて。
でも、まるで今日のお天気のよう。シトシトと...、成果の無い一日でした。
ま、こんな日もあるね。

帰り道、気分転換に本屋さんに寄ったら、雑誌「coyote」のPatagonia 特集を発見(写真)☟
http://www.thecleanestline.jp/2013/09/coyote-no-49.html
即買い!
「coyote」は頻繁に買う雑誌ではないけれど、時々目を引く特集があり、これまでに4、5冊
購入。どれも捨てられずにいます。
今回の特集も秀逸。完全保存版です。
いいなぁ...、Patagonia(憧)。
以前、日本支社は訪問させて頂いたコトはあるのですが、本社には一度、訪問させて頂きた
いなぁ(夢見る)。

※スパム的アクセスも多数ながら(汗)...、本日、6万アクセスを頂きましたーーー!
 感謝、感謝です。

2013年10月17日木曜日

銀座『篝(かがり)』



















昨日の検査、お会計を終えたのは、14時過ぎ。
お腹に優しい、お寿司・お蕎麦・おうどんにしよー、と思いつつ、14時と言えば、ランチタ
イムのL.O.時間w
どーしよー、と思いながら、頭に電球が点いた!のが、銀座4丁目『篝(かがり)』。
今、噂のラーメン屋さん。
以前目にした雑誌に、「15時が狙い目」と書いてあったので、それは丁度良い!と、早速、
行ってみるコトに。
ピークの行列で無いにしろ、しまうまの前には6名が...、程なく、後ろにも行列が(汗)。
スゴイ人気です(驚)。

並んでいる我々に注文を聞きにいらした方に、「鶏の蕎麦を頂きたいのですが、トッピング
は何がいいですか?」と聞いてみたら、「煮卵」と仰ったので、それと海苔を。

程なくして、店内へ。並ぶ訳ですよ、8席しかありません。
店内は3名の和食スタイルの料理人さんが。
でも、BGMは心地よい洋楽が...
実際、食べてみて、本当に美味しかったー!(感動/写真)。
あれだけ、ヒトが並ぶのを厭わないのも頷けます。
今回は鶏でしたが、煮干しも美味しいみたいで...
昨日は、検査でお休みを頂いたので、並んでも良いだけの時間があったのですが...
また次なる潤沢な時間があれば、行ってみようかな。

業界の大先輩も、同店を紹介☟
http://www.wwdjapan.com/editorsview/miura/2013/09/30/00007126.html
かなーりのラーメン通の彼が絶賛!なので、本物です。
でも、本当に好きな方たちは、こういう食べ方をするのだ...、と勉強になりました(静々)。

2013年10月16日水曜日

“腸” パニックw

昨日の台風、みなさんは大丈夫でしたか。
しまうまは、あまりよく眠れませんでした。
眠れなかった理由に、あの風の音の他に、今日の再検査の件も。
幾つになっても、やはり緊張します(静々)...
去年も受けた大腸検査…、去年はX線。でもあの時に誓った。
「バリウムは絶ー対に、もう嫌だ(叫)!」
で、今回は数年振りに内視鏡に。

その時は、胃に比べると、スゴく楽だった記憶だったので、今回は鎮静剤を打たなかったの
が拙かった(汗)...
看護婦さんには、「どうしますか」とは言われたのですが、「大丈夫だと思います」と答え
たら、一瞬、彼女も「えっ?」という感じでしたが、直ぐに「鎮静剤は麻薬故、副作用も有
る」と説明してくれて、ならば「無しで(キリッ!)」と。

やー、結果はですねー、こーんなにシンドイ検査とは思いませんでした。
「あ、イタタタ...」を等も言いましたし(涙)...、途中、過呼吸になって、口の周りや両手
が完全に痺れてしまい、「これはヤバい!」と自分でも相当焦りました。
“腸” パニックw
そんな中、本当に頼りになるのは、先生や看護婦さんです(泣)。

結果、30min 掛かって、無事終了(喜)ー!
幸い、体内に問題はありませんでした。
実際、先生方は日に何人も検査する訳で...、本当にどーんと構えて、慣れていらして、もー、
もー、本当に頭が下がります。
今日立ち会って頂いた3人は、どう見ても、しまうまよりもかなーり若いw

前回と検査の施設が変わったのですが、前回はどうしてあんなに楽?だったんだろうと思い
返したら、その時は中国人の女医さんだったのですが、彼女は「今、どこどこを見ています」
とか、「腸が折り返す箇所なので、狭くなっていますから、少し痛いです」とか...
画面を見ながら、患者の痛みへの意識を反らしながら、状況を逐一説明して下さったからな
んだなぁ... 、と。

今日の先生の技量に異論はありませんが、患者の不安を取り除く為の、コミュニケーション
っていうのは、大事なんだなぁ... 、と改めて。
これは、医療“だけ” の話ではないかもしれません。
来年、また引っ掛かってしまったら、リスクはありつつ...、素直に鎮静剤をお願いすること
にします(粛々)。

※今日は、写真がありません(溜息)。

2013年10月15日火曜日

西荻窪『Bistro Feve』
























関東は、これから台風が来る予報(戦々恐々)。雨脚が段々強くなっています。
しまうまの職場は、18時半で全員、強制退去命令w。
しかも明日、しまうまは予てから予約していた人間ドックの再検査があるので、食事は20時迄
に済まさなくてはならず...
急いで帰ったけれど、食事が終了したのは21時w
全ての段取りが、1時間遅れで今なお進行中(焦)。
や、そもそも、昨日も拙ブログをスキップしていますね、自分(詫)。
■  ■  ■

今日は、先週伺った 西荻窪『Bistro Feve』のコトを☟
http://blog.bistrofeve.com
既に8月に一度、尊敬する先輩に連れて行って頂き、久々に大感動!のお店でした。

でもでも、何よりその方にご紹介して頂いた身でありますし——、喜び勇んで直ぐに発信!する
のはあまり宜しく無いのかなぁ...、と思い(そういうご指摘が、他のテーブルで上がったコト
がありましたので)、あれからふた月経ち、今回、自分で予約して伺ってみて、やっぱり感動!
皆さんにお伝えしたいなぁ... 、と。

調理担当のご主人と、サービスを担当する奥さまの二人三脚。
とても素敵なお店です。
奥さまは、お一人で切り盛り(本当に“切り盛り” という言葉が適切w)...、なので、とても忙
しいのですが(汗)、私たちの要望に耳を傾けてくれて、食事のボリューム等、とても適切な
アドバイスをくれます。
スゴイ!のはワインのセレクションで——、本当に拘りが有り、しまうま、ビックリ!なライン
ナップです。
あーーー、西荻窪がもっと近いと嬉しいのだけれど(引っ越すか?笑)...
今度はいつ?行けるだろう(夢見る)???

【写真:前回も頼んだ“メリメロサラダ”...、本当に丁寧に作られていて感動】

2013年10月13日日曜日

アパルトマン雑感
























今回、のっけからのダブルブッキングに見舞われたアパルトマンw
滞在してみて、良かったところとそうでないところと(粛々)。
良かったのは、費用はホテルとさほど変わらぬものの、広さがあったコト。
開放感がありました。
調理器具もひと通り揃っていて、家族で滞在する時は便利かも。
希望した地区ではなかったけれど、近所のMONOPRIX も便利だったし、個人商店のワイン
屋さんは重宝。以前、ご主人は日本企業で仕事をしていて、4ヶ月間日本で研修をしたコト
がある——、と仰って、日本語を片言。とても優しい雰囲気の方でした。
商売はヒト也——、最終日、こちらでお土産のワインを買いました。

一方、不便なのはコンシエルジュがいないコト。
コンシエルジュがいるタイプのアパルトマンもあるそうなのですが、今回、その存在の大
きさを改めて。でないと、チェックイン前に到着した時、チェックアウト後の荷物を預け
る所を探しておかなくてはなりません。

これまでずーっとホテルだったので、しまうま、このことを完全に失念してました(焦)。
空港に着いてから、コインロッカーって何処にあるんだろ?とネットで見てみると、SNCF
の主要な駅にしかない(困)!
結果、行きはGare de l'Est、帰りはGare de Lyon に預けるコトに。
荷物を持って“consigne” と書かれた場所へ。大概奥まった分かり辛い所にあって、遺失物
コーナーと併設されています。
空港と同じように荷物の中身チェックがあって、そこを通ってからコインロッカー・コー
ナーへのアクセスが許されます。

コインロッカーは“コイン” ロッカーというだけあって、コインが必要な訳で(当たり前w)...
しまうま、空港でコーヒーを飲んで作った小銭を握りしめて、いざ!
ところが、ドアを開けた所に、な、な、何と!自動両替機が(驚)!!!
やー、フランス、やるじゃんw
この国にそんなモノがあるなんて(感動)!!!
普通に自販機もお金が詰まったり、あまりいい記憶の無いこの国も進化してるんだなー、と。

スーツケースの入る大きさのロッカーは7ユーロ。
実際、しまうま、5ユーロ しか持っていなかったので、この機械が無かったら、どんな目に
遭っていただろう—―、とちょっとゾッとしました。ありがたや、ありがたや(涙)...
絶対に、ちょっとやそっとじゃ壊れなさそうな体の両替機(笑)。
金目のモノは本当に狙われますからね、用心、用心。
お札を入れると、日本だとバーッといっぺんに出て来ますが、こちらでは小銭の種別に縦に
出て来て面白かった!
機械の中身は、かなり原始的に出来てるんじゃないかな。
いい経験をしました。

2013年10月12日土曜日

『Hermes』―― Rive Gauche, Sevre
























今週はバタバタしまして、スキップ、スキップですみません。
一度書かなくなると、パタリ... 、と止まってしまいます(詫)。

今日も滞在記の続き。
いつも行かなきゃ、行かなきゃ!と思っていながら、去年も行けなかった左岸にあるHermes
のSevre 店へ☟
http://jp.stores.hermes.com/node_503/node_540/node_597/node_603
2011年、元々はその近くにあるHotel Lutetia の屋内プールとして、1935年に建てられた場所
だそう。広大なスペース!
本店の重厚感がとは全く異なる、芸術的な空間。
入り口には、実験的な試みの“Petit H” シリーズも。欲しい(涙)...

思わず、手を触れそうになるのですが...、“Please touch with your eyes” のメッセージが。
「お手を触れないで下さい(ピシャ!)」という表現ではなくって、こんなディテールにまで
もその美学が感じられました。

【写真:階段の手すりも芸術的...】



















もうひとつ、そのお向かえにある『Shang Xia』(写真)☟
http://www.shang-xia.com/en
Hermes社が、2010年に中国でローンチしたブランドです。業界紙では目にしていましたが、
今年、ParisにOPEN!とのことで、初めて目に出来るコトに。
Hermes のモノ作りの流れを根底に持ちながら、モチーフは中国仕様。
“Go Go China!”
でも恐らく、それだけで市場での認知を上げるのは難しく、旗艦店をParis にOPENしたんだ
ろうなぁ...、と。商品の上質さはよく理解出来ましたが、かといって、自分がそれを買いた
いか?というと、難しい。
Hermes本体は、絶好調の黒字でありますが、コレはちょっと微妙な存在なのかな。

2013年10月6日日曜日

Lille —— Patisserie『Meert』



















Lille では、Grand Place と Vieux Lyon を散策。
折角来たので、何かお土産になるものはないものか...、と思い、iPhone で探したら出て来た
のがこちら『Meert』☟
 http://www.meert.fr
何と!1761年の創業だそう。サロン・ド・テも併設。こんな所があるなんて、全然知らなか
ったー!
ま、ま、当時はお金が無かったから、こういうお店は視界にさえ入っていませんでした(恥)。
今回、箱入りのお土産を買って、自分でもひとつ買ってみました☟

























独特の食感。肉厚のクレープに間にバニラビーンズとお砂糖が挟まっていて、ジャリジャリ言
います(☜食の感想としては... 汗)。
甘いけれど、美味しかった!初めての味。
いい思い出になりました。

Gare du Nord —— Restaurent『Terminus Nord』



















Lille に向かう日、TGVのチケットを買おうと窓口に並んだら、20もある窓口の内、開いている
のはたったふたつ(おいおい...、ストですか???)。よって、長蛇の列(溜息)...
30分前には着いたのに、並んでいる間に電車は発車してしまいました(涙)。
次のTGVは一時間後――、そう思うと、日本の新幹線はスゴいですね。ほぼ5minおき。
大体満席ですしね。
ようやくチケットを買うと、丁度12時。
1時間出発が遅れてしまった分、現地でのお昼は断念。
駅を出て、直ぐ目に入った『Terminus Nord(北の最終駅)』というレストランへ☟
http://www.terminusnord.com

10min 前には電車に乗っておきたいので、手持ちの時間は30min 強。
仏国で、たったこれだけの時間でご飯を食べようというのは粗技。
メニューを見、直ぐに出して貰えそうな品を探します。丁度、ノルウェーフェアをやっていて、
その中から写真の蟹とアボカドを選び、若いギャルソンに急いでいる旨、予め伝えます。
「どうか直ぐに出て来ますように...」
と祈る間もなく、3min くらいで出て来ましたwww

外観からは分からないくらい、とても広いお店。後で調べたら、1925年の創業。
アールデコの内装。随分歴史のあるレストランでした。
Paris 市内には、こういった歴史のあるブラッスリーやレストランがありますが、どうやらこち
らはFLO 等も持つグループの傘下みたい。
しまうまが座ったのは、奥の調理場の出口の側。
食べモノも出て来て、気持ちに余裕も出来たところで、周囲を観察(職業病)。
タキシードを着た50代と思しきギャルソンが、何やら「あーせい、こーせい」と若いギャルソ
ンにガミガミ。
どうやら、ボーッと突っ立って無いで、常に自ら仕事を探せ!と言っているみたい。

徐々にお客様が案内されて入っていくのですが、よく見ると、恰幅が良く、沢山食べそうで、
お金を持っていそうなお客様は、キャリアのあるギャルソンの席に次々に案内されていきます。
若いギャルソンは、しまうまのようなあまり食べなさそうで、お金も持って無さそうな輩の担
当。入り口の案内担当も弁えてるんだなー、見た目で判断w
だし、世の常とは言え、ギャルソンの世界も厳しいですね。
年配のギャルソンたちは、こういう世界を這い上がって、残ってきた人たちなんだろうな...、
と。

で、しまうま、エスプレッソにミルクを加えた“ノワゼット” と会計を同時にお願い。
彼は、ササッと手際良くやってくれて、本当に大満足!また来たい。
お腹も満たされ、無事、TGVにも乗れて安堵。

Paris は、駅によって雰囲気が随分違います。あ、日本もそうか。
このGare du Nord はちょっと危ない。
事実、駅を出るとジプシーの女性たちが、TAXIのドアの前に立ち塞がり、降りて来るヒトに物
乞いをする強靭さ。他の駅では見られない光景。
それでも昔に比べれば、随分安全になったんですけど...

2013年10月5日土曜日

Marie-Pierre とパワーランチ



















最終日のお昼は、Marie-Pierre と。前回はGWに東京で会いました☟
http://okawatom.blogspot.jp/2013/05/marie-pierre.html
今日は、Marie-Pierre の上司であるSylvie、同僚のHeleneも一緒。
前の週に連絡したばかりなのに、多忙な3人が集うなんて、本当にスゴイ(感動)!

彼女たちとの出会いは、2002年。もう11年(驚)!!!
彼女たちも全ーーー然変わらない。
年齢を聞いたことはないけれど、しまうまよりも8〜10歳くらい年上じゃないかなぁ。
しまうま、彼らと仕事をして初めて、仏国人の人間関係の繊細さに触れました。
や、仏国人って、Going My Way♪ で協調性に欠けたり、自己主張が強かったり、超アバウトだ
ったりするのですが、彼らは互いを尊敬し、思いやり——、ま、ま、途中に問題が全く無くは無
いのですが...、仕事のフィニッシュは完璧(圧巻)!
しかも、まるで魔法をかけるかのように、その場にいる人たちを感動の嵐にしてしまう——、プ
ロフェッショナル集団(感嘆)。
しまうまの印象は一転。
でも、そんな彼らだからこそ、レセプションも総務も、しまうまの知る限り、誰も辞めておら
ず...、本当にビックリ!そんな組織は、日本にも少ないと思います。

こちらのバジェットの理由で、暫く一緒に仕事が出来ていないのですが、また彼らと仕事が一
緒に出来る日が来るコトを願って(祈)。
■    ■     ■

この日は、Austerlitz 駅近くのSeine川沿いに出来た“Les Docks —— Cite de la Mode et du Design”
の屋上にあるレストラン『NUBA』へ☟
http://www.citemodedesign.fr/les-residents/6-nuba
ランチはひとつのメニューのみ(写真)。
鶏肉!と、とても美味しいジャガイモと、キャベツの赤酢付け?
美味しかったです!ご馳走になっちゃいました(感謝)。
Marie-Pierre は「これから冬を迎えるから、テラスでのランチも最後よ」と言ってました。
伺えて良かった!
この“Les Docks” は、夜はクラブになって、週末は若者たちのメッカになっているそう。
素敵なスペースでした!

Palais de Tokyo『Roger Vivier』
























最終日は、Palais de Tokyo で前日から始まった『Roger Vivier』展へ☟
http://palaisdetokyo.com/fr/exposition/virgule-etc
現在、Palais de Tokyo は建物自体を改装中。
作業の音が鳴り響く中(汗)、175点もの新旧織り混じった靴が展示されていました。
展示はテーマ別。様々な年代が入り交じっていたので、時系列で観たい派(どんな派だw)の
自分には正直、観難かったのですが、展示番号とカタログを参照しながら堪能。
素敵な製品ばかり(溜息)...
国立美術学校で彫刻を専攻したRoger Vivier。先のALAIAと言い、彫刻からファッションに進む
ヒトの、独特の造形美ってありますね(☜偉そー)。
デザインが素晴らしいのは勿論ですが、それを形に出来る職人たちの存在が背景にあるコトに
感銘を受けました。

写真はYves Saint Laurent の為にデザインされたもの。
このスクエアのバックルは、Roger Vivier のアイコン的存在。
中敷が左右で違うのが素敵でした。この靴は1965年の製品。
当時のSaint Laurent のショーで、どのような?ルックのコーディネートで発表されたのか...
実際、どんな人?がこれを履いて街を闊歩したのか——、に思いを馳せました。
カッコ良かっただろうなぁ...

Roger Vivier は1998年に91歳で他界。
2002 年からBruno Frisoni がクリエイティブ・ディレクターに就任。
今回の新旧織り交ぜての展示は、Roger Vivier のDNAが脈々と受け継がれているコトを示すもの
かなぁ... 、と。
事実、「これはいつのだろう?」と思って見ると最近のモノだったり、「これは最近のかな?」
と思って見ると、生前期のモノだったり...
デザインという感性にマニュアルがある訳ではないのに、変わらないというは凄いコトです(し
みじみ)。会期は11月18日迄。入場無料。

そうそう、お向かえのMusee de l'Art Modern も改装中。
“Matisse の部屋” にALAIA の展示も☟
http://mam.paris.fr/fr/expositions/azzedine-alaia
Musee Galliera との関連。作品は数点でしたが、これらはALAIA自身が展示を望んだモノだそう
で、迫力満点。こちらも無料で、堪能(喜)。

またもや...、のダブルブッキングwww
























しまうま、先ほど無事に帰国しました(喜)ー!Paris 最終日の記録etc は追々...
Paris からは、いつもの最終便。
前日にオンライン・チェックイン。便利な時代になりました(しみじみ)。
プレミアムエコノミーの23列目——、通路側を確保。
最後は空港に行って、当日のチェックイン。
ところが、12列の“ビジネス” ——、と、何度やり直してもそう出ます(謎)。
で、理解したのは、アパルトマンに続き―—、またもや!のダブルブッキングwww
直ぐに思い直して――、人生二度目のビジネスクラスを楽しもー!と(ゲンキン/笑)。
今朝、ベッドを出る時、あー、暫くフラットなベッドで寝れないんだなー、と思っていた
のですが、まさか!それが叶って本当に嬉しかったです。

Airfrance は、今年で80周年を迎えるとのこと(写真)☟
http://www.airfrance.co.jp/cgi-bin/AF/JP/ja/common/home/home/HomePageAction.do
この重金属で出来た乗り物が空を飛ぶ——、なんて事実は、冷静に考えても凄いコトです。
ビジネスクラスは、ほぼフラットに休める他、アテンダントの方々のケアも手厚く、食器を
含めた食事が明らかに違います。
先ずは前菜☟























サーモンのタンバルと野菜のブリュノワーズ... 、テリーヌよりも緩やかな硬さ。
と、フォアグラ(嬉)!
メインは4つの選択肢から。しまうま、中堅料理人にとっての登竜門“Bocuse d'Or” の2013年
の受賞者で、日本人にも馴染みのある“Lenotre” のチーフ Thibaut Ruggeri ☟
http://www.lenotre.com/fr/maison-le-notre/Actualite/Marque/lenotre-bocuse-or-gagnant
考案の“海老・オレンジ・ポテト” なる一品を☟


















本当に素晴らしかった!です(感動)。
自分も更に年を重ね、今までは何ともなかったコトに、ストレスと不便を感じ始めるお年頃(静
々)。しまうま、“ビジネスクラス貯金” を始めようか?...、とも(真剣w)。

にしても、日本に帰って来れて本当にホッ!とします。
この地に生まれ着いた事実に、感謝、感謝です。
■ ■ ■

常々思いますが、ビジネスクラスで旅する方々はカッコイイです。
男性も、女性も——、ジェンダー問わず。
正直、年齢はあまり変わらないと思うのですが(汗)…、旅慣れた方が多く、機内でもそれぞれ
の過ごし方をされています。
しまうまの左隣の、多分、年齢的も同じくらい?のスラリと背の高い日本女性は、アルコールも
殆ど飲まずに、終止寝っぱなし。
しまうまなんて、絶ーーー対にご飯は食べちゃう!し、呑んじゃうw
その上に、映画も観ちゃう! 今回も『華麗なるギャッツビー』と『奇跡のリンゴ』を鑑賞。
『華麗なるギャッツビー』はふ〜ん、という感じでしたが、『奇跡のリンゴ』ではタオルを片手
に、涙、涙、涙...

見回すと、そんなコトをしてるのは しまうまくらいで(焦)....、“クール” に遣り過ごせちゃう
のが、カッコイイ。
そもそも座席に深くと座ると、しまうま、床に足が届いていないしwww
悔しいから、子供のように足をパタパタしてみたりして...、そんなもんっすわ、自分。

2013年10月3日木曜日

6 hours stay in Lille



















今日はGare du Nord (北駅)を出発し、一路、Lilleへ☟
http://www.lilletourism.com
Lille という街をご存知の方があれば、それはかなりの仏国通。
聞き慣れ無いかもしれませんが、この街はBelgium と国境を接する仏国を代表する工業都市の
ひとつ。しまうま、昨日訪問したLyon の前に9ヶ月過ごした街です。

当時はTGVでBruxellesやAmsterdamに行く途上にある街——、という印象でしたが、今はEuro-
StarでLondon へにも行くコトが出来、正に欧州の交差点。
しまうま、9年前に或るプロジェクトで2週間程滞在。以来、久し振りに来ました。

今日も今日とて、かつて歩いた街を闊歩。
写真は“Grand Place” ——、Lille を代表する大広場。
この呼称はParis には無く、でもBelgium には有り――、これも国境が鬩ぎ合った国の歴史の断
片なのかもしれません。
■ ■ ■

今日一日の最後は、このLille での出会いから、20年にもなる友人ファミリーのお宅へ。
途中、途絶えながらも、20年にも亘り、関係が続いているコト自体が、本当にスゴイ!
仏国、仏国語との出会い――、そして諦めずにいろいろなコトが繋がって来れた底辺には、彼ら
との出会いがありました。

しまうまの今回の渡航は、勿論、仕事ではありますが、今の自分があるコトに対する巡礼の旅
でもありました。
“巡礼” なんて言葉は、何だか仰々しいかもしれないけれど...、他界した家族を憶う時、しまう
まの土台を作ってくれた街 “Lille-Lyon” での日々を思わずにいられず...
この2年強に及ぶ日々――、確かに家族には多大な心配を掛けたのは事実だけれど、でもでも、
この日々が無かったら、今の自分は無かったとも。
自分が今、次なる一歩を踏み出そう!――、と考える時、これらの日々に感謝するコト無しに、
歩は進められない——、と勝手に解釈w
それに、今回が最後の訪問になるかもしれない心づもりで、感謝をしたい―—、と。

若かりし頃の自分が、今のようにネットによる潤沢な情報も、より現実的には経済的な余裕さ
え無いまま――、その渡航動機を達成出来る根拠も無く、まるでお尻に火の点いたロケット宜
しくw、日本を飛び出して——、懸命に何かを掴もうとした街との軌跡を...
今の自分の目に、心に、刻んでおきたいなぁ...、と。

※明日、帰国の途に着く予定。勝手ながら、暫く拙ブログをお休みさせて頂きます...

2013年10月2日水曜日

Paris『La Dame de Pic』



















Lyon から戻り、一路、レストラン『La Dame de Pic』へ☟
去年OPEN。先輩方がFBにUPするのを見て、行ってみたいなー、と思っていました。
去年もParis 滞在中に電話をしてみたら、けんもホロロ...、急に予約しようとしても空いている
訳が無く、敢えなく撃沈(泣)。
しまうまもそこまでしたコトは無いのですが、今年こそ!と日本から予約をしました。
余りに楽しみ過ぎて、帰途のTGV で、ネットの評価を見てみると、思いのほか厳しくて(汗)...
「失敗か!」と案じながら、お店に到着。

メニューはコースのみ。
最初にアミューズが出て来て、次いで写真↑ のバターとパンが。このバターには紅茶の葉が練
り込まれていて、何とも言えない風味がありました(感動)。
前菜には牡蠣が登場!!!☟























下のグリーンの部分は、バジルソースで出来たゼリー。
白いのはヨーグルトのソースです。
コースは3つのみ。しまうまは、この牡蠣があるメニューをお願いしました。
これまでも一度でいいから、出張中に牡蠣を食べたい!と思って来ましたが、複数のメンバー
と渡航する上、しまうまは隊長(☜ココ、一番の不安w)。
自分が具合が悪くなる訳には絶ー対にいかない!と、ひたすら我慢(エライ!☜自画自賛w)。
今回も、食べたいなー、と思いつつ、避けて来たのですが、今晩、このリストを見て、ここで
お願いしなかったら、もう食べれないかも!と頼んでみるコトにしました。
本当に美味しかったー。

ふた品目はお魚。Rouget――、ヒメジだそう☟























ヒメジなんて魚は、日本でも会ったコトが無いです。金目鯛?みたいな感じ。
泡々に包まれて出て来ます。
ほのかに柑橘系の香り――、“かぼす” と書いてありました。
そう言えば、日本のウイスキーや日本酒のラインアップも。
それが、今の食のトレンドであったとしても、日本の食材がフューチャーされるのは素直に嬉
しいです。

三皿目はお肉。牛タン☟























付け合わせも可愛らしく...、驚くほど繊細でした。
で、最後のデザートは無花果のチョコレートケーキ☟























この赤い部分もゼリー状になっています。
この時点でかなりお腹は一杯でしたが、軽い仕上がりで、食べられました!
…が、全体の量としてはかなり少なめ。
しまうまは、コースしか無い...、と聞いた時に「食べれないかも(焦)!」と思いましが、ペロ
リ(笑)。上品で、とても繊細でしたが、現実的に仏国人には少な過ぎるかも!
米国とまではいきませんが、仏国も大盛りに出て来て、残すのは当たり前。
しまうま、残すのはあまり好きではないので、普段は極力食べれる範囲のアラカルトをお願いす
るのですが、そういう意味では、こちらの分量はとても健康的だし、絶対に残すお客さまはいな
いと思うので(確信)、エコロジカルかも。
事実、満席。

このレストランは、元々Valence というLyon にも近い街にあるのだそう☟
http://www.pic-valence.com
いつか行ってみたいです(夢見る)。
喜び勇んで、いつになく沢山の写真をUP(静々)。本日はこれにてzzz...

4 hours stay in Lyon



















今日は、今回の出張の目的のひとつ――、Lyonへ、いざ!☟
http://www.lyon.fr/page/accueil.html
しまうま、20年前に1年間住んだ街。
今日はお天気も良く、ほんの4時間の滞在ではありましたが、いろいろなコト/思いが去来しま
した。
ホント、若いからこそ、出来たんだなぁ...、と(しみじみ)。
だし、今思えば、到底1年とは思えないような圧縮度w
同時に、もはや連絡の付きようのない――、当時、交流を持ったり、時に助けてくれた友人たち
の“今” に思いを馳せもしました。
しまうま、この20年、自分なりに必死に生きては来たけれど...、今日、街を歩きながら、いろ
いろな場面とヒトがフラッシュバックして――、その後の連絡が途絶えてしまった事実に、随分
不義理をしてきたなぁ...、と猛省。

前回来たのは、15年くらい前。
猥雑なParis とは、また異なる表情があって、こんな素敵な街に居たんだなぁ...、と感じ入った
次第です...

【写真:Lyon にはRhoneとSaone というふたつの川が流れています。こちらはSaone...】

2013年10月1日火曜日

『La Cour Jardin』―― Plaza Athenee



















滞在3日目。
昨日は行こー!としていたレストランが、何と!ランチが “お休み” の手痛い仕打ちw
勢いや思い込み “だけ” じゃなくって、ちゃんと調べないとダメですね(反省)...
仕方が無いので、近くのカフェでまるで “わらじ” のようなタルティーヌを食べたら、夜迄お腹
が一杯(汗)。
今日こそ!美味しいモノを食べるのだー!と意気込んで目が覚めました(笑)。

今回の渡航の目的のひとつは、これまでのルーティンから一歩外して、アウェイを感じるコト。
しまうま、どーにもこーにも貧乏性で...、Parisに来たからには!と、毎年、定点観測をしている
所を“オリエンテーリング” さながら回っていたら、いつもそれだけでタイムアップ!

今日は――、ましてやお昼を何とかしたい!と思い、今朝のアポイントの後、ウェブをチェック。
予てから気になっていたPlazaAtheneeへ☟
http://www.plaza-athenee-paris.fr/hotel-paris

ホテルの中庭のレストランスペースは、3月に始まり、今日で終わり...
にも関わらず、結果、それほど混んでおらず、予約が出来ました(喜)!
Park Hyatt やMandarin Oriental 等、チェーンの新興勢力がありつつ... 、でもでも仏国独資勢を
応援したいかなぁ...、と。

仏国の伝統料理??? タルタルステーキをオーダー。























温かいままデリバリーする為、ナプキンに包まれたフライドポテト(驚)!
美味しかった!です。
サーブして下さる方々も、そのキャリアを十二分に感じる立ち振る舞い。
これをガソリンに、また明日も頑張ります(静々)...

『La Mecanique des Dessous』――Musee des Arts Decoratifs
























この季節にしては、異様に暖かいParisです。
湿気も多く、日本と同じくらいじゃないかなぁ...
昨夕は、雷こそありませんでしたが、ゲリラ豪雨のような夕立も(焦)。

さて、昨日も展覧会をひとつ。
Musee des Arts Decoratifs で開催中の『La Mecanique des Dessous』☟
http://www.lesartsdecoratifs.fr
装置としての下着の歴史の展覧会。
やー、コルセットにしてもクレノリンにしても、あれだけの量を体系立って見せるという
のは流石の仕事(感嘆)。
こういうのを見ると、やはりParisはファッションの街なのだと深ーく深く感じ入るという
か...
時代時代のシルエット――、真面目にあんなモノ(失礼!)を着ていたのかと思うと(しか
も、どう見ても相当重そう/汗)、人間って本当に面白いなぁ...、と。

それにしても、Parisにあるふたつの衣装博物館がこの時期に揃って展覧会をするなんて、
相当久し振り。兎にも角にも大満足!!!

ALAIAの図録は、あの展示の素晴らしさを再現して欲しかったのに、アートっぽく加工され
ていて断念。で、こちらの図録は買いました。
かなーりずっしりな重さ(汗)...、肩コリ覚悟!で持って帰ります(粛々)...