2011年7月30日土曜日

陶芸ギャラリー 『L'ESSENTIEL』――自由が丘



今日はしまうまにとって、とても嬉しい日でありました。
友人の須崎さんが念願!の陶器やガラスを中心としたギャラリー 『L'ESSENTIEL』を自由が丘にOPEN。
早速、ライフワークでテキスタイルを製作している友人と一緒に伺って来ました!

やー、自由が丘って――、相当久し振りに降り立ちましたよ(汗)。
そうやって毎回、インターバルが凄~く開き、その間に街が新陳代謝を繰り返すので、全く覚えられずに――、
毎回エトランジェ(苦笑)…
■ ■ 

場所は自由が丘の駅から徒歩8min の――、突如!現れる、真っ白い素敵な建物の1Fにあります。
1F とB1Fから成る可愛らしいスペース。
そこに須崎さんの眼で選んだ10人の作家さんの作品が並びます。
どれも個性溢れ――、かといって “ギャラリー” と聞くとたじろぐ方があるかもしれませんが、3,000円くらいの
器からあり、ちょっとした贈り物にも最適。
しまうまは今日、ふたつ――、小さなカップを買いました。
■ ■

須崎さんはもうかれこれ12年来の――、友人。
元々はファッション・デザイナーでいらっしゃって――、一念発起!でParis留学を経、帰国。
その時にどなかたのご紹介でお会いすることに…、以来のご縁。

彼女の12年間はラグジュアリー・ブランドでの素晴らしいキャリアと――、同時に(しまうまの理解が正しけれ
ば)陶芸を習うことから、その魅力に魅了され――、
ご自身のプライベートのお休みの度に、いろいろな陶器の産地を回ったりされてました。
そういう中から出会った有形無形の様々なご縁を――、彼女の視点で紡いだのがこのギャラリーです。

今となってはもう5~6年くらい前かもしれません。
彼女が陶芸を始めた話を聞き、いつかお店をやってみたい――、そんな夢も聞いていました。
しまうまもその時は「そっかぁ…、素敵だね」なんて聞いていたのですが…。

それから彼女が様々なことを乗り越え――、形にしたことを本当に心から嬉しく思っています。
しまうま同様に彼女の労と――、これからを讃えるべく、彼女がこれまで出会った沢山の方々が本当に素敵
な花々を贈っておられるのを見て、彼女のこの東京での12年強は本当に素晴らしいモノだったのだと改めて、
賞賛したい心持です。
■ ■

今日、一緒に伺った友人は「こうしたい!と願うことと――、何より“行動”が大事ですよね」そう語ってました
が、本当にそうだなぁ…
改めて――、このギャラリーのスタートを心からお祝いしながら――、
また落ち着いたら是非!寄らせて下さい。


店名: L'essentiel -レサンシエルー
住所:東京都目黒区自由が丘3-12-8
    Tel/Fax:03-6421-3381
    12:00~19:00 定休日は水曜日

【写真:ギャラリーでの展示様子】


<更新2013.05.02>
4月を以って、ギャラリーは終了し、現在はオンラインショップで販売しています↓
http://www.lessentiel-jp-online.com/

メディコムトイ 15周年記念展――渋谷Parco Part I




昨日足を運んだもうひとつのところは、メディコムトイさんの15周年記念展開催に際してのレセプションです。
また案の定、PCがフリーズして昨晩書けなかったので、今日記しておきます。
おっかしーなぁ、かなりDATAを外に出したつもりなのに…。容量の問題じゃないのかな(謎)。
■ ■ ■

場所は渋谷Parco Part I の 6F。
レセプションは18時にスタート。六本木の後に18時半前には着いたのに、会場は6F。しまうまが列の最後尾
に着いたのは3F(驚)! 入れないんじゃないか???と不安になるほどの人出。
ようやく入れたものの、ヒト、ヒト、ヒト...。しかも、殆どがおしゃれな男性たちばかり。
メディコムトイさんの人気が伺えます。

メディコムトイさんのフィギュアは、それとは知らずにみなさんも目にしたことがあると思います。
より馴染みのあるのは2001年に誕生した BE@RBRICK (ベアブリック)かも。
愛らしい熊型ブロックタイプ・フィギュア――、世界中の名だたるおしゃれなブティックには、必ずといって
よいほど置いてあります。

しまうま、この企業の在り方に以前から興味を抱き、2009年1月に業界紙の為に社長の赤司竜彦さんにインタ
ビューをさせて頂いたことがあります。
それからのご縁で、いつも展示会等のご案内を頂くものの、不義理が続いて心苦しく思っていた矢先に今回
のお知らせ。
なのでしまうま、完全場違いなものの(汗)――、最後に副社長で広報の須賀さんにご挨拶が出来て本
当に嬉しかったです。
■ ■

帰りにレセプションの記念の品――、として頂いた15周年記念の本はこれまでに出会った方々や、これまで
に手掛けた全製品のカタログにもなっていて圧巻。
最後には会社の方々が部門毎に載っていて、とても素敵でした。
この本は、特別仕様の BE@RBRICK (ベアブリック)付で書店でも購入可能です。

インタビューさせて頂いた時も、本当に素晴らしいなぁと思ったのは、モノ作りの企業としての高い志。
今はどの企業も「お客さまを知る」とか、「マーケティングの重要性」と言うけれど、メディコムトイさんは
「先ず、自分たちが愛せる商品化どうかが大切」――、なのです。

「プロジェクトに関わる者の気持ちが前提にあり、それが大きい。好きではないと、そのキャラクターの魅力
や特徴を上手く表現することが出来ない。お客さまに愛されることは勿論ですが、先ず私たちが愛せる商品を
目指して製作を行なっています。」

「ファッションでも映画でも、(世に)一流と言われる人たちは、誰かに愛される為にモノを作っているとは
とても思えません。自分たちが何を作りたいか――、に物凄く忠実なのだと思います。結果的にそれを評価して
下さる方々や、信奉する方がいて――。そういったスタンスで仕事が出来ることが、恐らく一番幸せなのだと思
います。」

改めて当時の記事を読み直し、15周年は、こういった思いの積み重ねなのだ――、と心から思いました。
■ ■

展示はいよいよ今日からスタート。
http://goo.gl/ZxQhr

会期は8月22日迄です。入場料は300円。
お時間許しましたら、是非!


【写真:渋谷Parco Part I のエントランスは巨大でカラフルなベアブリック10体がお出迎え】

(メディコムトイさんのURL) http://www.medicomtoy.co.jp/

LIFE311 『住田町の木造仮設住宅』建設支援プロジェクト――六本木ヒルズ




今日の夕方はふたつのところに足を運びました。
ひとつはこのmore trees の311 被災地プロジェクト『住田町の木造仮設住宅』建設支援の為の――、
六本木ヒルズ・アリーナでのイベントです。
http://life311.more-trees.org/archives/1

今日からスタートで31日(日)の17:00迄。

FBでお誘い頂き、実はよく分からずに――、直感!行ってみようと思った次第(しまうまにありがち・詫)。
でも、実際に足を運んで良かったです。
■ ■

岩手県住田町は、震災で甚大な被害のあった陸前高田・大船渡・釜石に囲まれるように位置しているものの、
海に面していなかった為に、津波の被害が無かった町なのだそうです。
そこで町の意思で、周辺の被災地の方々を受け入れるべく、地元の木材を使用しての仮設住宅の建設が始
まったのだそう。
元々地元の杉を活用する目的として、1982年に町の第三セクターとして住田住宅産業を設立。
今回の仮設住宅を造るのにもこれまでの知見を活用。

しかし――、
一棟建てるのに300万円くらいかかり、今回のイベントはその重要性を広く知ってもらう為のもの――。
アリーナの中心にはその仮設住宅と同じ建物が作られていて、実際、入ってみることができます。
しまうまも募金の後、上がらせてもらいました。
30平米ということなので、家族で住むには確かに狭いのですが、木の匂いに温かみがあります。
そして、展示の壁には暮らしておられるご家族の写真が飾ってあり――、彼らのこの空間での生活に思いを
馳せました。
■ ■

その他、会場には小さいながらも地元産品を販売するスペースや、軽い飲食の出来るスペースも。
みなさん、住田町とその近郊から上京されました。
しまうま、今日は木くらげ、切干だいこん、きなこを購入。

31日(日)迄ですが、
お時間許しましたら是非!
■ ■ ■

同時に――、
しまうまは時間が無くて、残念ながら足を運べなかったのですが、同じ六本木のミッドタウンにある“21_21
DESIGN SIGHT” では三宅一生さんと東北との――、特に機屋(はたや)さんとの取り組みについての展示
も開催中。
http://www.2121designsight.jp/

こちらも、もしもお時間許しましたら是非、足を運んでみて下さい。


※参考記事:日経新聞(WEB) 2011年5月11日 
        URL: http://goo.gl/4hWJo

2011年7月28日木曜日

スラック・シワラック 『しあわせの開発学』――国分寺カフェスロー


今日は「雨が降る! 降る!」と言いつつ、何とか持ちました。
が…、蒸っし蒸しで、風も無く、凄~い湿度(うへー)。
■ ■

休み明けの今日は、朝からパタパタとやるべきことを。
ただ…、んー、今日は仕事でちょっとイヤなこと――、というか哀しいことがありました。

「何で?そうなっちゃったかなぁ…」

みたいな(笑)。
まぁ、よくあるコミュニケーション・ミスだと思うんですけど、自分も気をつけなくっちゃ。
■ ■

さて――、
今日は仕事で調べモノ有り、webで調べていたら、関連のイベントが国分寺である!と出て来て――、
「これも何かの“ご縁”かも!」とTELしてみたら「まだ入れる」とのことで国分寺のカフェスローというところ
に先ほど行って来ました!
http://www.cafeslow.com/

もはや常套句と化した“不勉強のしまうま”(恥)。
結果それは、アジアを代表するタイの環境・平和活動家――、思想家であるスラック・シワラック氏の講演
会に足を運ぶことに(粛々)。
実は――、本当に失礼なのですが、正直に言うと彼のことは知らず(詫)…、でも19時スタートなら間に合
うかも!と思い、国分寺へいざ!

19時スタートの21時半終了。
やー、足を運んで本当に良かったです。
会場は、ホームページ上は40名定員とありましたが、実際、70名強いらっしゃいました(驚)。満員御礼。
しまうま、弱冠遅れたので一番後ろの席へ。
会場は、20代から高齢の方まで――、男女様々――、あぁこういう空間っていいなぁと素直に思いました。

誤解を恐れずに言うと――、
エコロジーに関するイベントは内容によって、時々苦手だなぁ――、と思うものもあります。
あまりに「こうでなくてはならない!」と強要されているような感じのものや(感じ方には個人差があると思
います)、社会へのクリティックのみが声高に言われるもの等――、そんな風に言われてしまうと、自分は
どう?振舞ったら良いのか分からなくなって、途方に暮れます。

でも、今日のお話は――、奇遇にも何だか今日の昼間の出来事とシンクロするところもあって(笑)――、
昼間は凹んだしまうまでしたが、彼の話を聴いて――、今日一日はプラスに転じたかも(笑)。

お話を聴いているうちに、今月出版された『エンゲージド・ブディズム入門――しあわせの開発学』に凄く興
味が沸き、1,000円――、ということもあり、購入しました。

興味が沸いたのは、彼のお話も勿論ですが、その中で彼がE.F.シューマッハーを引用したことです。
しまうま、彼の『スモール・イズ・ビューティフル――人間中心の経済学』(1973年刊)が大好きで何度も読
みました。パタゴニアが好きなのも、創業者のイヴォン・シュイナードの考え方がシューマッハーとシンクロ
するからです。
今日は、最後にシワラックさんの直筆のサインも頂けて(写真)、何だか嬉しかったです(←ミーハー)。

帰りの電車の中で半分読みました。
付せんを持っていなかったのが残念無念!
珠玉の言葉が沢山ありました。
今日のナビゲーターも務められた辻信一さんと――、会場におられたのかな?宇野真介さんの翻訳が素
晴らしくて、ぐいぐい読めます。
あぁ、今日はこの空間とこの本に会う為にあったかも!
企画されたみなさま、今日の偶然の出会いに感謝です。
ありがとうございました(深々)。

2011年7月26日火曜日

ひと足先の夏休み――万平ホテル




























ふー、下界は暑いね(感じ悪い・笑)。
しまうま、先ほど軽井沢の1泊2日の旅から戻って来ました(短かっ!)。

今年度は、3月末にに人員体制の見直し等があり、仕事が猛烈に増え、夏休みは到底取れそう
になく(涙)...
ようやくココが!というのが昨日と今日。
会社的には土日も含めると4日連続のお休み――、ということなのでしょうが、土日の観光地
は流石にに行く気もせず(GWの箱根未達でコリゴリ(涙))。
昨日と今日、軽井沢に行くことにしました。
都内は “五・十日” で詰まったものの、渋滞も無くスムーズ。

■ ■
今回の宿は初めての万平ホテル(喜)!
http://mampei.co.jp/

所謂、日本を代表するクラシックホテルのひとつですが、webの歴史によると――、
元々は1764年に旅籠からスタートし、1850年に佐藤万平さんという方がご主人になってから、
多くの外国人観光客の招聘に尽力したことが、現在の礎を築いたそうです。
場所も以前は旧軽銀座に面していたのを、1902年に現在の場所に移転。
1997年からは森トラストの傘下なのだそうです。
■ ■

しまうま、叔母が軽井沢での避暑を好んでいて――、しまうまも父の勤務先の保養所があった
りしたので、子供の時には、親戚たちと夏休みによく行きました。
保養所だから全然スノッブな訳はないんだけれど――、緑の中にあって楽しかったなぁ(しみ
じみ)。
子供的には、ほんのり大人の味のするミカドのモカソフトはマスト(笑)。
茜屋珈琲、中山農園とか――、今でもありますけど、旧軽井沢銀座通りの賑わいといったらな
かったです。

前回行ったのは――、多分、10年くらい前だったと思うのですが、アウトレットを物見遊山に
見た記憶が。
万平ホテルでもお茶をしたり、中華を食べたりしたことはありますが、保養所がリストラの流
れで数年前に閉館になってしまい、折角、軽井沢にいくのなら――、と初めて泊ってみることに
しました。

今のシーズンは、数日前からハイシーズンで、食事付きのプランは無いのですが、周囲には少
し歩けば飲食店もあるし、不便はありません(しまうまたちも夜は信州蕎麦を食べました)!
ホテルの方々の応対も素晴らしいし、本来、世が世ならしまうまのような平民は泊れなかった
訳ですよ(戒めw)。
今の時代に生きていることに感謝なのであります(大袈裟・笑)。

独特の緑の在り方と――、何とも言えない風に束の間の涼を感じ――、短いながらも、ホッ!と
素敵な時間を過ごすことが出来ました。

ただ――、子供の頃の思い出の旧軽銀座は――、まぁ昔からお土産物屋さんの通りではありまし
たが、多分、駅の反対側のアウトレット(最近、更に増築され、セレクトショップやラグジュ
アリー・ブランド等、多数入店)に猛烈に押されているのは事実です。
ここを手掛けるのは、プリンスホテルを始めとする西武鉄道ですが、「意地でも駅の反対側に
は行かせない!」様々な趣向があって――、まぁ好むと好まざるとに関わらず、しまうまはその
意気込みは評価したいと思いました(☜偉そーw)。
でもアウトレットって毎回思うのですが、「コレっ!」っていうお目当てが無いと中々買えま
せんね(しみじみ)。
しまうまも、昨日は余りの日差しの強さに日よけの帽子をCA4LAでひとつ買いました。
■ ■

今日の帰りの途には、世界遺産への登録を目指す“富岡製糸場”にも足を運びました。
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html

もう――、結構な日差しでヘタリ気味でしたが、ツアー(無料)には参加せずに、自分たちで観
ました。
しまうま、こういった施設はこれまでも海外でも観ましたが…
んー、大切なのは分かるけれど、建物の外観を取り巻く――、よくある工事中の赤のポールとか、
プラスティックのチェーンとか――、絶対駄目だー!駄目だよぉー!
当該プロジェクトに関わる方々、どうか世界各地の――、世界遺産をよく観て欲しい。
もっとOPENだもの。

批判ではないです。
勿論、OPENにするには相当のリスクがある――、それはしまうまだって素人ながら理解します。
でもでも――、VIDEOなんかじゃなくって――、もっともっと当時の方々の息遣いは――、建物や
機械から――、聞こえて来ていいんじゃないかな。

見せ方は――、もっともっと素敵になると思います。
誰も立ち入ることの出来ない廊下を黙々と掃除していらした女性を見て――、益々その想いを強
くしました。


【写真:ホテルで飲んだロイヤルミルクティー。ジョン・レノンのお気に入りだったそう。お砂糖
              入れずとも、ほんのりとした甘さ。】

2011年7月25日月曜日

お薦めワイン!――CHATEAU DE BENSSE (MEDOC) 2006


えーっと…、
朝からしんみりするといけないので、ここで景気づけに(何故だ?)1,000円台ワイン・ハンターから
お薦めワインを(笑)!

以前も、三越は高いモノから安いモノまでまんべんなく取り揃えているコトを書いたのですが、恵比
寿も銀座も日本橋も――、1,000円半ばくらいからあります。
特に恵比寿はセールをしていることが多くて、まとめて買ったりします。
で、昨日出掛けた日本橋で買ったこのワイン。
実はこれで3回、同じものを買っています。

Château de Bensse――ボルドー Médoc 2006年です。
お値段、何と1,500円(驚)!
“合同酒精” という会社が輸入しています。この会社は、他の取り扱いのモノを見ても、結構リーズ
ナブルな値付けをしていると思います。
あ、あとよく買うのは “ミレジム” という会社のもの。
ワインコーナーの入って直ぐの棚の一番左下にあります。重くて、しっかりめ。
お好みに合えば是非!

あ、月曜の朝でした(詫)。
今週も頑張りましょう(しまうま@休暇中(←説得力無し))!

2011年7月24日日曜日

桔梗の紫さめし思ひかな――虚子


以前ほどまではいかないまでも、また暑さが戻ってきました(涙)。
みなさん、そんな暑さも撥ね退け、思い思いの日曜を過ごされたことと思います。

昨日は懲りずに――、また阿波踊りを観に行きましたが、ものすごーいヒト(驚)!
多分、前日の倍くらい来ていたんじゃないか?というくらいの肌感覚。
とても道の行き来が出来ないので、しまうま、並行して走る一本奥の通りをてくてく。
すると、そこは踊り終えた方たちが、次のスタート地点に向かうべく動線に位置していて――、
黄色いTシャツを着たボランティアの誘導の方たちが――。

疲れ切った演者が、次のスタート地点に立つべく、ぞろぞろ移動していると、このボランティア
の方は、「お疲れさまです!」と元気よく声を掛けます。
相手もまた「お疲れさまでーす」と返します。
この場所に立っているボランティアの方たちは、華やかなメインストリートを観ることが出来ま
せん。それでもにこやかに警備にあたっている姿に――、じ~んときました。
表のメインストリートの華やかさを支えるのは、実際、こういうい方たちです。
こういうことって、このお祭りに限らず、実は全てのコトに当てはまる筈。
そんなコトを――、忘れないでいたいなぁと思いました。
■ ■ ■ ■ ■

今日は――、というか、今晩から明日の明け方に掛けてが後輩の、8回目の命日です。
みなさんにもこれまでに――、家族・親族以外で悲しい別れがあったと思います。
しまうまは高校生の時に、部活の男性の先輩が雨の日の登校途中に先を急ぐトラックと接触
して亡くなったのが、友人が亡くなる――、という初めての経験でした。

後輩は2003年の今日――、突然、その鼓動が止まりました。
ヒトの命の灯が消えるのは、決して年齢順ではないことは理解しています。
でも、それが実際、自分の身に振りかかると――、本当にどうしてよいのか分からなくなります。
8年前の今日、この数日前のように、涼しい日が続いたのを刻銘に覚えています。

あれから毎年、しまうまは彼女が好きだった深紫の色の花をたむけてきました。
今日は――、トルコ桔梗と“ノピオ・ハードロック”という名のカーネーション。

Time goes on…
なのですが、この日を忘れられずにいます。

2011年7月23日土曜日

『Comme des Garçons × D&D DEPARTMENT』 ―表参道GYRE





















えーっと、今も目の前で午後の部の作業員の方が作業中(静々)。
ここを離れる訳にもいかないので、ブログをUP(☜ 他にやることないのか、自分 / 呆)。
でも短めに(しかと)。

■ ■ ■
昨日、表参道GYREにOPENしたのは『Comme des Garçons × D&D DEPARTMENT』 のコラボ
レーション・ショップ。
その名も『グッドデザインショップ』。外出のついでに寄ってみました!
小さいスペースながら、面白かったです☟
http://gyre-omotesando.com/


『Comme des Garçons』もリーズナブルで可愛らしいものを販売。
しまうまも欲しいモノがありました(喜)!
『D&D DEPARTMENT』もこのお店用のバージョンを展開。ここにも欲しいものが(悩)!
興味深いコラボレーションで――、本当に『Comme des Garçons』という会社は巧いです!

GYREの中にはPLAYのコーナーやTRADING MUSEUMもありますが、多くのお客様は海外の方。
海外の方々が憧れる気持ちを抱く、日本が誇るブランド――、と改めてそう思いました。
こういう場を目にすると、少し誇らしい気持ちになります…

あ、作業、終わったみたい。
作業員さん、丁寧なお仕事、ありがとうございました(深々感謝)。

【写真:GYREの案内板】

※2018年 7月20日、同じ『Comme des Garçons』の異なる業態に生まれ変わり、現在、この
 お店はありません。

夏の風物詩 『神楽坂まつりの阿波踊り』




午前中は消防点検に、午後も他の点検があって外に出られず(涙)…、昨日のブログをUP。


みなさんにも幾つも「これぞ夏の風物詩!」と感じられるモノがあると思います。
しまうまも幾つかありますが、そのひとつが昨日足を運んだ神楽坂まつりの阿波踊りです。
http://www.kagurazaka.in/matsuri/

都内の阿波踊りで有名なのは高円寺。次いで神楽坂――、という感じでしょうか。
飯田橋駅から上に大久保通り向かうのを“神楽坂下”、大久保通りを挟んで早稲田寄りを“神楽坂
上”と言いますが、
決して広くは無い道幅を――、神楽坂下は上方向に向かって、神楽坂上は赤城神社から下方向
に向かって――、大久保通りを挟み、様々なチーム“連”が踊ります。
高円寺ほどではありませんが、凄ーく近いところを踊るので、とても臨場感があり、感動します。

いつも金・土の開催で、いつも土曜日観ていましたが、昨日は友人の都合もあり、初めて金曜日に
出掛けてみました。
が、昨日の寒さ+冷たい風――、最後まで観ること叶わず、退散(涙)。
やー、もう10年強観て来ましたが、こんなに寒いのは初めて!です(驚)。
確かに7月は突然、それまでの暑さがウソのように寒くなることがありますが、それにしてもビックリ。
こういった異常も、今年の象徴なのかもしれません。

道端では各お店が飲み物や食べ物の販売等をしていますが、流石にビールやかき氷はちょっと(笑)。
でも子供たちは「かき氷はこの時ばかり!」と食べてました(若いっていいね・笑)。

昨日退散したのが、ちょっぴり悔やまれ――、
今日も足を運んでみようかなぁ。
今日は18時から子供たちが踊り、19時~21時が大人たちの阿波踊り。

もしもこのブログがお目に留まり、お時間許しましたら是非!
今日は確かに昨日ほど寒くも無く、観覧には丁度よさそうです(笑)…

【写真:やっぱり上手かった!高円寺の方々】

2011年7月21日木曜日

映画 『ちいさな哲学者たち』




台風6号はうねうねと――、本州に寄ったり離れたり(困惑)。
思ったよりゆっくりとした動きで――、これから北上していくようで心配です。
明日の東京も雨が強そうなので、みなさん、どうかお気をつけて。
■ ■ ■

今日は急に予定が変わったので、仕事の後、『ちいさな哲学者』を観に新宿・武蔵野館まで。
しかも今日は水曜日で女性は割引があり、ちょっと嬉しかったです(単純・笑)。
実は既に土曜日に観に行こうとしたのに、何と!立ち見で断念。
今日はリベンジ!と相成りました。

これは2010年に公開されたフランスのドキュメンタリー。
2007年にスタートした、パリ近郊のZEP(教育優先地区)にあるジャック・プレヴェール幼稚園
の――、2年強に亘る、世界でも初めての取り組みである『哲学』の授業の記録です。フランス
と言えば、名だたる哲学者を生み出している先進的国家ではありますが、実際に学ぶのは15
歳~18歳という教育の最終段階なのだそう。

プロダクションノートによると、ZEP(=教育優先地区)というのは応用学校のこと。
しまうま、初めて知りました。
応用学校とはIUFM(=教育養成大学院)との連携の下で革新的な教育法の推進を図るプラン
に参加している学校のことで、“教育優先地区”というのは、特に移民の多い地域で実践されて
いるのだそうです。

映画に出てくる子どもたちは、様々な国籍をオリジンとしていているのは一目瞭然。
その中で女性教師である パスカリーヌ先生は、様々な問いを投げかけていきます。
3歳や4歳だと思って、侮ることならじ!
本質を突いている発言多々(驚)。本当に興味深かったです。

いろいろなことがあった2年強。いよいよ彼らが年長組になった時――、
「小学生になったら“哲学”の授業が無い」ことへの不安を、子供たちが口々に訴える最後は本
当に印象深かったです。
あのクラスには、その後の彼等に待ち受けるであろう――、オリジン/所得格差/ジェンダー等
(あ、恋愛も含む)の問題なんて存在せず、完全にフラット。
あぁ――、これが大人になっても続いたら、世の中、相当違うだろうな――、そう思いました。

映画の中には珠玉の言葉が本当に沢山あったのになぁ…、メモ等取れず(涙)。
また観に行くか(笑)ー!
■ ■

しまうまは、到底“哲学” を理解出来る能力ないのですが(恥)、今日の映画を観ながら――、
しまうまが6歳の時に亡くなった、母方の祖父を思い出しました。
彼の専門は『教育哲学』。
彼が生きた時代に進んでいたのはドイツだったようで、母の実家に行くと未だ原書が多数残って
います。
今日観たようなコトが、もしも日本でも成されたとしたら――、祖父はきっと狂喜乱舞したのではな
かろうか――、そんなコトを勝手に思ったり(妄想は膨らむ)。
でもそれから数十年経っても、ようやくフランスがスタートしたところ。いろんなモノゴトの道程の長
さを感じざるを得ないですね(しみじみ)。

そうそう、映画の中で “réfléchir” と “penser” のことが出ていて――、
どちらも日本語に簡単に訳すと“考える”――、
しまうまは長年、後者は確かに“考える”だけれど、前者を“熟考する”意で捉えていたのですが、
字幕を手掛けた方は前者を“脳を使う”、後者を“考える”と訳しておられて――、「なるほど!流石
だなぁ」と思いました。


詳細は是非、こちらの公式サイトをご覧下さい。
http://tetsugaku-movie.com/


【写真:映画のポスター】

2011年7月20日水曜日

ビストロ 『ガール・ド・リヨン』――宝町



連休明けの昨日、午後一番はとても大切なAPOが有り、しまうま、いつになく緊張。
やっぱり生きている時間が長いと――、どうも先入観に引っ張られがち(反省)。
「著名な方だ」と意識しだしたら、想像が膨らんで緊張がどんどん増してくる(手に汗)。
実際――、とてもとても緊張したけれど、同時にとても素敵な方で、しまうまの心配は単なる取り越し苦労(恥)。
■ ■ ■

夜は――、ふた月強前から計画していた、しまうまが心から尊敬する方々との食事会。
今は神戸に住んでおられる方が月に二度だけ東京に見える――、というのでオーガナイズ。
みなさんのお帰りの場所を考えて、八丁堀・宝町・京橋・東京駅――、へのアクセス可能な『ガール・ド・リヨン』
さんへ初めて伺いました。
http://www.garedelyon.jp/


スパークリング・ワイン、赤・白、ビール等々、沢山飲んで――、
お料理は8皿程お願いしたのですが、どれもとても多くてビックリ仰天(笑)。
あ、すっかり写真撮り忘れました(恥)。
5人で伺い、ひとり5,300円でした。
小さなお店ですが、みんなでワイワイ食事をしたい時には素敵なお店です。
■ ■

みなさんとお会いしたのは、かれこれ8年前。
へなちょこのしまうまは、己の未熟さを感じながら――、いつも勇気と元気を頂く大切な方々。
年齢も職業も様々です。
こんな出会いを得たことは、私自身にとっても本当に大きかったです。

みなさま、本当にありがとうございます・・・


【写真:『ガール・ド・リヨン』の外観】

2011年7月18日月曜日

鈴木芳雄写真展『シャシン、フクヘン。』――Hidari Zingaro




さぁ、いよいよ三連休も最後。
みなさん、思い思いのお休みを過ごされたと思います。
しまうまは基本、都内をぐるぐる。
でも三日会社に行かないというのは、やはりちょっと日常から切り離された感はありま
すね(しみじみ)。

■ ■ ■
最終日の今日は中野ブロードウェイのHidari Jingaroで開催中の鈴木芳雄さんの写真
展へ行って来ました。
http://hidari-zingaro.jp/2011/07/fukuhen/


鈴木さんはみなさん ご存知のようにBRUTUSの副編集長を務めておられて去年の3月、
独立された編集者の方。
http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=12666

しまうまは彼のブログが好きで、よく見ています。
主にアートをご専門にされているので、いろいろな展覧会の情報等、とても勉強になり
ます。
それに何より、お気に入りは彼の写真!プロを凌駕するくらい――、凄く綺麗です。
今回はこれまで彼が撮った写真の展覧会。
 
Hidari Jingaroは以前も伺ったことがありますが、とても小さなスペース。
展示は第一部(7月14日~19日)と第二部(7月21日~26日)に分かれています。
 
鮮やかな色合いの写真はとても素敵で、色の捉え方とか、形や風景の捉え方が絶妙で、
その一枚からいろいろな 情景が浮かび、息づかいが聞こえるようです。
そして何と!一枚3,150円でも注文可能(喜)。
多分、一枚――、というよりは何枚かを一枚の額に入れたら素敵だろうなぁ――、と思い
ました。

今日は会場にご本人もおられましたが、お知り合いの方とご歓談中。
しまうまが思わず購入し、今も大切に手元に置いている若冲、茂木さん他、たくさんの
BRUTUSの特集を手掛けたのは、正に!この鈴木さんでした。
実はこれまでにも幾度か――、レセプション等でお見掛けしたことはありましたが、到底、
話し掛けるきっかけもなし…。
ま、今日もそんな感じで(進歩無し!恥)。
 
会期は今月26日迄(20日はお休み)。営業時間は12時~19時です。
■ ■ ■
 
やー、しかし、この中野ブロードウェイというのはとても混んでいました。
Hidari Jingaroがある3Fは、所謂オタク系のお店が沢山。
マンガの古本屋さんや、おまけみたいなモノとかフィギュアを売るお店迄。
ショーケースを覗くと「えーーー!」という驚きの値段。
ひょっとして、母親が或る時、見るに見かねてザァーーーッと捨てたあのおもちゃは、宝の
山だったのではなかろうか――、そんなことを思ってみたり(思いを馳せる・笑) 。

さてさて――、明日からは再び日常。気合いを入れねば(☚ややカラ回り気味・笑)!


【写真:展覧会の案内状】
※案内状の全体が見れるので、鈴木さんのブログから転載させて頂きました。
http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=12890

2011年7月16日土曜日

3.11後の社会デザイン――東北の再生と日本の再編



今日は銀座・リクルートビルで開催された『3.11後の社会デザイン――東北の再生と日本の再編』というシンポジウムに
出掛けて来ました。
13時半スタートで19時過ぎまで――、という壮大なプログラムです。

■ ■ ■ 以下、プログラムの内容を転載します。[http://www.heibonsha.co.jp/311/ ]

[シンポジウムの趣旨]


今回の東日本大震災においては、被災地をどう復興するかを考えるだけでなく、これを契機としてこれからの「震災前」の
日本の社会,都市をどうデザインするかを考え直すことが大きな課題となっていると思われます。そこで、建築・都市計画・
社会学・経済思想などの専門家によるシンポジウムを開いて議論し、それを出版し、参加費を被災地に寄付するというプ

ロジェクトを思い立ち、ここに実施することにしました。

幸い、若き俊英藤村龍至さんと、かねてから建築を社会学・家族論・地域社会論的に考え、さらには近年地域社会圏モデ
ルとして実現されようとしている山本理顕さんのご協力を得ることができました。これまで私がお世話になった先生方にも
ご協力いただき、ぜひ実りあるシンポジウムを実現したいと思っております。

なお、本シンポジウムの内容は平凡社新書から10月に出版予定です。
2011年6月1日 三浦展
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私は三浦さんがかつて『アクロス』編集部に在籍されていた頃「第4の山の手」と呼んだ1980年代の東京郊外に育ちました。
1980年代という開発主義全盛の風景に育ち、将来の都市計画の一端を担うつもりで大学に入ろうとした矢先、阪神大震
災があり、時代の転換を実感しました。今回、三浦さんと郊外やこれからの都市像を考える議論を何度かご一緒させて頂
いたことをきっかけにお声を掛けて頂き、一緒にシンポジウムを企画させて頂く運びとなりました。

私たちは今、1960年代の「新全国総合開発計画」(1969)、そして田中角栄の『列島改造論』(1972)以後、開発主義で進ん
できた時代のひとつの区切りを経験しつつあります。このシンポジウムは、東日本大震災をひとつのきっかけとしつつも、
グローバル経済のなかで超高齢化社会を迎える日本列島の将来像をどのように設計するのか考えるための、開かれた
議論の場にしていきたいと思います。
2011年6月1日 藤村龍至
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[シンポジウムの概要・パネリスト]
総合司会=三浦展、各回司会=藤村龍至

開場 13:00
開会の辞・趣旨説明 三浦展 13:30~13:35
■第1部 社会・地域・政治 13:35~15:45
松原隆一郎……社会経済学、相関社会科学。東京大学教授。景観論も展開。
中村陽一……NPO/NGO論・地域社会論。立教大学教授。
大月敏雄……東京大学准教授。同潤会の視点から震災後の都市、住宅を考察。
島原万丈……リクルート住宅総研。今回の震災で「仮住まいの輪」を立ち上げる。
山本理顕……建築家。山本理顕設計工場主宰。地域社会圏モデルを構想。
藤村正之(ビデオ出演)……福祉社会学。上智大学教授。
(休憩 15:45~16:15)

■第2部 国土・都市・居住 16:15~18:15
大野秀敏……建築家。東大教授。縮小する都市の観点から都市の再編を研究。
松隈章……建築家。阪神大震災で被災。過去の歴史を活かした復興を考える。
山崎亮……コミュニティ・デザイナー。市民参加型の町づくりを行う。
永山祐子……建築家。永山祐子建築設計主宰。
家成俊勝……建築家。ドットアーキテクツ共同主宰。阪神大震災を経験。
山本理顕……建築家。山本理顕設計工場主宰。地域社会圏モデルを構想。
広井良典(ビデオ出演)……千葉大学教授。持続可能な福祉社会を提唱。

閉会の辞 山本理顕・三浦展・藤村龍至 ~18:40

■ ■ ■
しまうまはツイッターで知り、直ぐに申し込みましたが、シンポジウムはあっ!という間に満席だったよう。
今日は20代の――、建築を勉強している方達かな?学生の方々が多かったです。

長丁場で、後半はお恥ずかしながら、しまうまもかなり集中が切れてしまった上に、これだけの内容で進行も遅れ気味
で大変だったけれど、それにしても本当に参加出来て良かったです。

シンポジウムは二部構成になっていて、最初に三浦展さんのご挨拶の後、山本理顕さんが「3.11に、あの流されていく
住宅を見て、これまで自分達 建築家が考えて来た“原理”が覆された」と。
また国の経済成長に寄与する、或る種の神器としての住宅建設の密着性、それまで考えられてきた「一住宅、一家族」
の在り方は実質的に機能不全を起こしている――、と指摘。

前半では東大の松原隆一郎教授のお話や、同潤会の研究をされている大月敏雄准教授の内容は凄くためになりました。
第二部は同じく東京大学の大野秀敏教授のお話は圧巻。ビデオ出演だった千葉大学の広井良典教授のお話も素晴らし
かったです。また、これだけの数のパネリストがいらっしゃるので、登壇されることを見落としていましたが(詫)、コミュニテ
ィー・デザイナーの山崎亮さんの発言も興味深かったです。

全体を通しては山本さんの主張が、このシンポジウムの全体の骨子となっていて素晴らしかったし、三浦さんの要所要所
の総括も素晴らしく――、また司会の藤村龍至さんも様々な論調が交差するテーブルを澱みなく進行されました。

これまで、薄々みんなが気付いていたことや、世の中の“方向性として”向かいつつあったモノが、震災を機に一気に炙り
出された――、というのは正しい表現だと思います。
現実的な社会の構造や、様々に絡みある利権等を考えると、ドラスティックな変革は難しいのかもしれないけれど、内容
によっては既に1960年代から直近では1980年代から――、日本の経済成長と共に考えられてきた様々なシステムが立ち
行かなくなっている事実の中で、今、改めて日本人ひとりひとりが――、それぞれの自分の領域の中で改めて考えていか
なくてはならないのだとも感じました。

しまうまが今日、これを聴きに行ったのは、今日は都市計画、建築、コミュニティーというようなお話でしたが、ヒトが生活
する以上、しまうまが属するような産業領域でも当然、それと繋がっているから。
このようにヒトの価値観が変わることがどう?影響を及ぼしていくのか――、帰り道、そんなことに思いを馳せました。

今回、主催されたカルチャースタディーズ研究所の三浦さんは、どなたもご存知だと思うのですが、時代が次にどういう方
向性に進んでいくのか――、時代読み解く名手でもいらっしゃいます。
しまうま、TVが無いので動く姿を拝見したのは今日が初めて。
これまで著書を読ませて頂いた方だったので、感激でもありました。

やー、本当に勉強になりました。
参加させて頂き、本当にありがとうございました。

ふー、ようやくテイクオフ!

ほーーー、ようやく1週間が終わりました(諸手を上げて万歳・笑)ー!

火曜日から大切なプロジェクトが始まるのに――、最後の最後まで折衝が難航しました。
でも―― 、
今日の最後のAPOは“案ずるより生むが易し”――、お会いしたらとても素敵な方々で安堵しました(喜)。
ようやくテイクオフできそうです(号泣)…
■ ■ ■

ホッとした今――、
一昨日の続きで、ご紹介したいのはWORLD ORDERとDELLのミッドタウンのコラボ。
プロモーションとして完璧なバージョンもYOU TUBEには上がっていますが、しまうまのお気に入り
は、このメーキング的なものと…




このパフォーマンスに参加しているパートナーを応援している方の映像。
彼女たちのエール、全くの“素”であるが故――、ジーンとします(告白)。
そしてこのパフォーマンスが、私たちがこうやって目にするよりも――、とても大変なものだとも深く
理解するコトができます。

いろんなモノゴトって、常に両輪で――、どちらが欠けても駄目。
どちら片方だけの映像でも、この共感は得られ難いのかなぁ――、などと、一聴視者は思ったり…。
■ ■

さてさて――、
明日から3連休!
しまうまは、生憎、明日は仕事でありますが――、みなさん、素敵な三連休をお過ごし下さい!

2011年7月14日木曜日

2011 MICROSOFT Worldwide Partner Conference――World Order

今日は――、何だかんだで日付も変わってしまい――、
お伝えしたいのは――、
須藤元気さん率いるWorld Order のMICROSOFT社のカンファレンスでのパフォーマンスです。




World Order のパフォーマンスは、これまでにYou Tube にも多数上がっており――、
それを教えて頂いた、しまうまが尊敬する友人の、そのまた古くからの友人が携わっておられ
て――、
以来、しまうまも何度となく――、というか――、彼らのパフォーマンスは心の底から元気が出る
ので、萎えそうな時にいつも観ています(ほぼ毎日だったり・笑)。

震災以来、須藤さんご自身も被災地でのボランティアを続けておられますが――、
須藤さんや――、このWorld Order の活動は本当に元気が出ます。
それは殆どCG処理をせずに――、人間の肉体の様々な動きに挑戦しているところ。
圧巻!です。
もしも未だ――、
World Order をご存じない方があれば――、是非、観て頂きたいなぁ。
アクセス数が多いのは千手観音のパフォーマンスのある“Mind Shift” ですが、
しまうまのお薦めは、東京タワー等を背景とした原型――、World Order。






そして――、どうにも愛らしいBoy meets Girl (笑)――、

               


先日、渋谷で一日だけのパフォーマンスがあったのですが、到底、チケット等手に入らず(涙)。
今の日本にこそ必要な彼らのパフォーマンス――、次なる機会を本当に楽しみにしています。

2011年7月12日火曜日

無漂白のオーガニック・コットン・パフ――パノコトレーディング


や、昨日もupしようとしたのに見事にフリーズ(涙)。
で、一日経った文を自分で読み直すと「何だかなぁ…」と――、いつにも増して駄文な感じ(恥)。
昨日はお邪魔した美大の展覧会について書こうとしていたのですが――、んー、これはお蔵入り決定(仕方なし)!
■ ■

今日も暑い一日でした(困惑)。
しまうまの仕事では今、懸案事項がいろいろ競っているのですが、その内のふたつに朗報が(喜)!

今日は本当に胸を撫で下ろしました。
明日もこんな風だといいなぁ(期待)…。
■ ■


筆折れた文は置いておいて(諦)――、今日はお薦めできそうなものをひとつ。
無漂白で、タンザニア産のオーガニック・コットン・パフです。

この写真のひとつのパックに60枚!入っています。
と、しまうま、自慢気に言うものの――、このパックを使うのは未だふたパック目(恥)。
最初のひとパックは、池内タオルさんのCoton Nouveauのレセプションに伺った際、お土産に頂いた中に入ってい
ました。

手持ちのモノもあったので、暫く手付かずだったのですが、先日、早速使ってみたら――、
もう驚きの吸収具合(ビックリ)!
水分の染み込み度合いは、格段に違います。

それに――、コットン・パフは《bioRe》というプロジェクトの一環で、タンザニアのオーガニック・コットン生産農家に対し
て、より良い保証を行なったり、基金を作り、現地の方達の自立の為のインフラ整備に使われるのだそう。

所謂、こういった“エシカル”の商品は今、至るところで謳われています。
「トレンドだからでしょ」と言われれば、それまでかもしれませんが、でもこのパフは、本当にすごーーーい吸収力。
ひとパック――、確か350円位。
確かにパフとしては高いかもしれませんが、素朴な商品なのにこの効力。お薦め!です。

問題は――、購入先。
しまうまは今回、この製造元の㈱パノコトレーディングさんから直接購入してみました。
http://www.panoco.co.jp/

でもひとパックが350円くらいの上、別途エコハイでの送料も掛かるので、取り敢えず当面足りそうなくらいの量――、
5パック!買ってみました(笑)!

それまではよくドラッグストアで買っていたのですが、これで暫く安泰(安堵・笑)。
毎日日差し強く――、夜になると顔がヒリヒリします。
今夏はこのパフで――、何とか乗り切りたいと思います(粛々)…

2011年7月10日日曜日

浅草『ほおずき市』――夏の風物詩


今日も真っ青な空に――、むくむくと入道雲。
夏―――ッ!という一日でした。
みなさん、各々素敵な日曜日を過ごされたことと思います。
■ ■ ■

しまうまは夕方、浅草の『ほおずき市』へ。

今日7月10日に参拝すると、そのご利益は千日分あるとされ、『千日詣』呼ばれていたのだそう。
浅草寺では享保年間頃から『四万六千日』と呼ばれるようになり、お参りのご利益は46,000日分
(約126年分)に相当すると言われています。
今日は久しぶりに土日に当たったように思います。

門前にはたくさんのほおずき屋さんが軒を並べ――、掛け声も勇ましく――、
あ、しまうまが行った頃は、やや閉店気味でしたが(笑)…
やー、その時間でもものスゴイ人出でした(汗)。

本堂でお祈りをして――、いざ!夕食(笑)。
あまりの暑さに浅草名物のてんぷら――、という訳には全くいかず(それはそう)――、
“鰻”ということに。

GOOGLEで調べてみると――、最初に出て来たのは『色川』さん。
しかし、今日は定休日。
次いでたまたま車を止めた近くにあった、『初小川』さんは満席の札(涙。でも次回是非!)。

んーーー、と考え、一路『前川』さんへ。
しっかし、今日はとてつもなく混んでいて――、入るまでに30min。
食事が終わるまでに更に1時間強。
今日は凄いヒトだったみたいで、みなさん忙しそうでした。
しまうまたちが出た後にも、待っている方々多数。

本来であれば、21日が丑の日。
少し先取り???的な感じでしたが、エネルギー注入で――、
また明日からがんばりまする(粛々)…


【写真:賑わう門前】

2011年7月9日土曜日

L’Homme qui Plantait des Arbres――フレデリック・バック展



今日、東京は梅雨が明けました。
例年より12日早く――、去年より8日早いそう(驚)。
来週一週間の天気予報を見たら――、全て晴れ。最低気温25℃、最高気温は32~33℃。
これが現実――、受け止めるしかないです(涙)。

や、数年前から薄々感じてはいたのですが、こう何と言うか――、暦の在り方が本当に変わりましたね。
いろいろな製品やイベントの企画も――、暦ありきで考えてしまうと、生活者の実際の“体感”とは微妙に
ズレてしまいそう。
震災のことはもとより――、今年は改めていろいろなコトをゼロ・ベースで考える――、良いきっかけの年な
のかもしれません。
■ ■ ■

今日は2日から現代美術館でスタートした『木を植えた男(L’Homme qui Plantait des Arbres)――フレ
デリック・バック展』を観に。
地下鉄を中心に、今、このポスターをよく見ると思います(写真)。
しまうまもホケーーーッと、電車の広告を見て気付いたのがこのポスター。

「ん?フレデリック・バックって誰だ???」

しかも、ゴッホのような風貌の男性の姿。
でも現代美術館が今夏フューチャーするくらいだから、何かあるのかな――、そう思っていたところ、先週、
J-WAVEに出演していたMonkey Majikとクリス・ペプラーさんのインタビューを聴いていたら、耳が釘付け!
スゴイ展覧会なんだ!と思って――、でも毎日18時に閉館してしまう美術館。

思い立ったら――、ということでお休みの今日、行ってみました。
詳しくはWEBを。
http://www.ntv.co.jp/fredericback/back.html


ここ数年、現代美術館の夏の企画はスタジオジブリと組んだものを展示。

去年は『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平』、その前は『メアリー・ブレア』、そのまた前は『スタジオジブ
リ・レイアウト』等々。その一環での今回の展示です。

遡ること25年以上前、宮崎駿さんや高畑勲さんがバックさんの作品に感銘を受けたことがきっかけで――、
今回の展示に至ったそう。
■ ■

本当に不勉強で――、フレデリックの存在は初めて知りました。
今回の展示は彼の一生の軌跡が――、痛いほど伝わってくる内容で――、彼が絵にどれだけの想いを込め
たのか――、そんな器用さを持ち得ないしまうまは、こんな風に目の当たりにする情景を描けるフレデリック
さんを本当に畏敬の念を抱きます。

アカデミー賞を受賞したように――、また宮崎さんが感銘を受けたように――、
日本のアニメーションとは全く異なるアプローチ。
どう言ったらいいのかな…、何とも言えない筆の質感――、情景の描き方があります。

アカデミー賞を受賞した『木を植えた男』は5年の歳月を掛けて――、2万枚ものセルをほぼひとりで描き上げ
たのだそう(驚異)。
荒涼とした地に黙々と――、ひたすらどんぐりを埋めて――、それが徐々に林になり、森になり――、
素晴らしい地に変わっていくというストーリーですが、物事の何かが始まる時というのは、決して大きな何か
ではなくて、たったひとりの人間の行動が変える力を持っている――、そう伝わってきました。
奇しくも――、荒涼とした不毛の地は、今回の被災地ともシンクロする部分があり、希望を失わない――、
そういうメッセージとも受け取れました。人間の持つ可能性について…
展示では、彼のキャリアの変遷を時系列に展示していますが――、この『木を植えた男』が、その集大成とな
った――、そのプロセスが刻銘に分かります。

今回の展示は子供向け――、というよりも寧ろ大人向けかもしれません...

2011年7月7日木曜日

I, Tominaga ♯sakuramovement ――表参道GYRE



今日も短めに。


今、表参道『GYRE』の3Fギャラリーでは、EXHIBITION 《I, Tominaga #sakuramovement ― keep moving,
keep supporting》を7月18日(月)迄開催中。
http://gyre-omotesando.com/

先日のJ-waveの冨永愛さんの放送を聴いて、是非、行ってみよー!と。
以下、『GYRE』のホームページから――、テキストを転載。
■ ■ ■

再生と回復の象徴、桜。
未曾有の震災後、被災地へいち早く桜を届けたいーそんな想いでtwitterをツールに#sakuramovementが、
モデルの冨永愛によって立ち上げられました。
多くの方々の賛同を得て、日本全国から多数の桜の写真が集まりました。

「私たちはこれから、助け合い、協力し、新たな日本へと歩みださねばなりません。自分自身を信じ、強く生き
ていかなければならないのです。冬を越え力強く花を咲かせたsakuraのように、新たに歩んでいくパワーを、
皆さんと共に培っていきたいと思っています。」冨永愛

この想いを乗せて、日本を代表するフォトグラファーであるLeslie Kee、蜷川実花、TISCHとの作品を展示します。

開催時期:7月1日(金)~7月18日(月) 11:00~20:00
入場料  :無料
■ ■

ラジオでの彼女のコメントによると(ながら聴きなので、忠実ではないです・詫)――、
冨永さん自身、季節が巡り、春になってまた頑張ろー!そう元気が出る――、のは何をおいても桜の開花で。
毎年それを楽しみにしていたけれど、今回の震災。

でも、この時期に花開く桜にはヒトを奮い立たせるパワーがある。

だとすれば、全国のみなさんが心に留めた桜の写真を束ねて、被災地のみなさんに届けたら、凄いパワーになる
んじゃないか――、と。
そう思い立った彼女はツイッターで呼びかけて、全国から桜の写真を送ってもらい、それをコラージュして出来たの
が、この写真です。
その話を聴いて、素晴らしいなぁと思って、原宿に出掛けた際に寄ってみることにしました。

既に行かれたことのあることがある方はご存知のように、GYREのギャラリースペースは決して広くはありません。
その中に――、冨永さんを被写体とした写真の数々が飾られていて圧巻ですし、一部はオークションで購入するこ
とも可能です。

しまうまは――、
今回の為にプリントされたポストカード(300円)を購入。
入場料も無料のギャラリー。ポストカードとしてはとても高いけれど、でもこれも本当にささやか過ぎるけれど、
自分の出来る貢献かなぁと思い(300円なのに僭越だけれど)。

彼女の方が格段に若いのに――、いろんなヒトの共感を生み、巻き込みながら社会に貢献しようとされている
冨永さんの姿勢に――、一流の方というのは凄いなぁと改めて考えさせられました。
会期は18日(月)迄。お近くにお立ち寄りの際には是非。

個人的には――、ラジオでも仰ってましたが、過去に撮った ご子息との写真が素敵だったです。
以上――、
↑全然、短くないブログ(反省・詫)。


【ご参考:冨永愛さんのブログ】
http://tominagaai-diary2.sblo.jp/article/46158860.html

魅惑の海老フライ――『まい泉』




















昨日、書けなかったコトを “追記” 的に失礼します(粛々)。

夕方の移動中にFBをチェックしたら、香川の友が東京にいる!――、と。
早速連絡をしてみたら、昨晩のレセプションにもジョイン出来、その後、一緒にご飯を食べまし
た。多忙極め、睡眠時間もままならない友を案じ、サクッ!と。
いや、違う…
しまうまの想定では、胃袋は――、朝から『まい泉』のえびフライでした(ごめんなさい・詫)。
『まい泉』の本店は表参道。
http://mai-sen.com/restaurant/

昨日の晩も奥のフロアは満席でした。外国のお客様の宴席もありました。
『まい泉』は1965年創業。

以前、何かで読んだのですが、どこかと暖簾分けしたので、他の――、例えば上野辺りのとんか
つ屋さんと比較しても、意外と新しいんですよね。
銭湯だったところを利用した本店。
或る意味、リノベーションの先駆けかも!
天井も高く――、ゆらりゆらりと回旋する天井の空調機も時代を感じます。
2008年からはサントリーの傘下に。

昨日は単品の黒豚しゅうまい、写真の海老フライ他――、そして黒豚ヒレかつをお膳でお願いし
ました。
デパ地下での展開を含め――、みなさんに愛される『まい泉』。
クオリティと価格を鑑みると、とてもリーズナブル。
それに拘りのソースや、えびフライのタルタルソースや――、丁寧に作られている感じが満載な
んですよね(しみじみ)。

東北視察を終えた、友との会話も感慨深く――、貴重なひと時でありましたが、提案した際、
えっ!(こんなに暑いのに)  と、とんかつですか???――、と一瞬のひるみw
相済みません(詫)....、あ、でも…、さくっ!とだったですよね(強要)www

2011年7月6日水曜日

生まれ変わるバッグ



今日、家を出た時には爽やかな風が吹いて「ん、これはいい感じ(喜)!」と期待したものの――、
その後はネッチョリした空気に包まれ――、げんなり(溜息)。
夜、雨も降ったりしましたね。みなさん、大丈夫でしたか。
■ ■

今日の夜は、新生『Y’ SACCS』と新生『LA BAGAGERIE』のデビュー・レセプションで㈱シカタさんに
伺いました。
シカタさんは京都をベースにしたバッグ・メーカーです。

リリースを読むと『Y’ SACCS』は1986年に誕生。
そう言えば随分前に、しまうまもひとつライトグレーのレザーの、スクエアのショルダー・バッグを持
っていました。
愛用し過ぎて――、今はもう手元にありませんが、他には無いデザインとカラーで大好きでした。

その『Y’ SACCS』、今冬、レディスは池田憲治さんを、メンズは城島禎さんを、それぞれクリエイティ
ブ・ディレクターに生まれ変わります。
以前のイメージはモノトーンが多く、ディテールに拘りながらもシンプルなデザインが多かったように
思いますが、今日見たものはカラフルで――、軽くて――、トレンドを加味していて――、日常に持ちた
いものが沢山。
それに価格は10,000円台後半くらいから高くても40,000円。巧い価格設定(笑)!
■ ■

一方、『LA BAGAGERIE』は1954年にパリに創業。
日本では長く資生堂が取り扱っていましたが、ファッション事業から撤退した為か、いや、それ以前
から無かったのか――、定かではありませんが、また日本での新たな展開が始まりました。
こちらもカラフルで――、価格もリーズナブル。

『LA BAGAGERIE』はしまうまが仏国に留学していた時に――、両親が来訪。
滞在の最後の日に、「記念だから」と買ってくれた思い出深いバッグです。
年月を経、かなりそぜ、古びてしまいましたが、今でも捨てられずに大事にとってあります。
どちらも――、しまうまの本当にささやかですが――、思い出あるブランド。

今日は注文をお願いしても良かったようですが、あれこれ目移りしている内にタイムアップ(恥)。
8月下旬から展開されるとのこと。
新しいスタート、応援しています。

そう!帰りにバッグの形のクッキーやマカロンを頂きました。
本当にありがとうございます。


【写真:頂いたリリース】

2011年7月4日月曜日

おいしいお水『月のしずく』


今日は相当がんばりました(しまうま、吠える)―!
幾つも幾つも――、仕事が重なっていて――、どれも自分の力だけで進めるコトはなく――、当然、
相手もありき。
中々思うように進みません(溜息)。

そして――、今やどの職場もそうでしょうが、終わりの時間が厳しく決められているので、今日はい
つにも増して、相当集中してやりました。
終わってみると、ずどーーーんという疲れ(涙)。
朝は「今日はジムに行こう!」と張り切って着替えまで準備したのに、そんなエネルギーは枯渇…
や、要は年を取ったという、ただそれだけの話です(開き直る・笑)。
■ ■

家に帰ると、スポーツジムから手紙が。
むむむ…、またもや値上げか??? と、一瞬懐疑的でしたが(詫)――、

「月に2日のお休みを、週に1回のお休みに変更します」
というもの。
あぁ、そっかぁ…、節電の波は報道にあったような製造業だけでなく、スポーツジムにも及ぶのよ
ね…、と改めて。
■ ■

今日はもう休もうと思うのですが、最後にお薦めをひとつ。
『月のしずく』というお水です。

ここ数年、しまうま、爪の表面の凸凹に悩まされてきました。
最悪だったのは昨夏で――、爪の間が剥離して、何層にもボロボロになりました。
慌てて皮膚科に飛び込むものの、先生は「別に菌ではないですねぇ」と一言。

でも見た目には全く宜しく無く――、悩んでいたところ、11月頃だったかなぁ――、
尊敬する先輩(女性)にポロリ――、とお話したら、
「えーーー!私もよ!でもこのお水で随分と良くなったのよ!」
と綺麗になった爪を見せてくれました。

その時に教えて頂いたのが、この『月のしずく』。
しまうま、藁にもすがる思いで買ってみました。
http://www.minera.jp/

確かにお水としては少々高いのですが、結果、本当に効きました。
あれから半年強経って――、しまうまの爪はつるりとなりました。
もしも同じような症状で悩んでおられる方があれば、本当にお薦めです。

ということで、今日はお休みなさい…zzz

【写真:月のしずく】

2011年7月3日日曜日

『空海からのおくりもの』――印刷博物館



今日は一日、本当にいい風が吹きましたー!
こんな日は辟易な夏でも、安堵します(喜)…。
■ ■

今日で資料のファイリングもひとつ――、メドが立ちました。
「そんなのさぁ――、要らないのはシュレッダー、ドーーーン!とかけちゃえばいいのに…」
そう仰るむきもあると思いますが…、
勿論、もう要らないモノはシュレッダーに掛けました(しかと)。
でも、これまでにこのCOPYと――、それを保管するポケット・ファイルに掛けた費用は――、
多分、ちょっとした車一台は軽~く買えるくらいです(見るヒトが見れば、まぁ単なる意味不明な
紙切れですけど・笑)。

昨日、銀座の伊東屋さんで“ポストイット・フェア”をやっていて――、幾つか買って帰り、追々こ
れでインデックスを付けて、更に取り出し易く出来たら完了。
まぁ、年内をメドに粛々とやります(先が長過ぎる・汗)…
■ ■ ■

今日は以前から車内吊りで見て、行ってみたいなぁと思っていた『空海からのおくりもの』を観に
印刷博物館へ。
http://goo.gl/UUPtK

こちらは凸版印刷に併設された博物館。
しまうま、伺うのは二度目です。
兎に角、今回素敵!だったのは「全79点の内の数点を除き、高野山を“下山”するのは、正に
今回が初めての資料」とのこと。
本当に痺れます(笑)。これはもう必見!

弘法大師空海が9世紀初頭に真言密教修行の為に開いた高野山。
しまうま、未だ行ったコト無く、お恥ずかしい限りですが(一度、行ってみたい!願)、言うに及ば
ず、信仰深い場所であります。

平安時代から高貴な方から民衆までに知らしめる為には、偏に版で大量に印刷する――、この
技術が必要でした。
ひとつひとつの文言の意味を読み込めるような素養は、しまうまには到底無いのですが(詫)、
でも空海始め、近親者達がひとりでも多くの日本人に伝えたい――、と思ったその想いは凄いな
ぁと。
当初は、そういう本人たちの想いと――、
時代を経れば、それが国の統治に貢献出来るだろうと踏んだ人たちや――、
一方、それを心の支えにした民衆もいた訳で――、そう考えると、庶民の悩み――、或いは“煩脳”
いや、そういうひとつひとつが、結果、連綿と今の日本人のメンタリティを形成しているのかもしれ
ない――、とも思ったり。
般若心経はその原型かもしれません。


あ、今、思い出して――、
丁度12年前――、しまうまが相当苦しい時期に母が――、自筆で般若心経を書いて、そっとしまうま
に巻物でくれました。
今でも――、とても大切にしています。

あ、そんな母のような65歳up の方々は何と!いつも入場無料(朗報)。
展示は7月18日迄ですが、この施設の展示は是非、多くの方に観て頂きたいです。
特に――、
VRシアターという、今、凸版印刷の取り組みをヴィジュアルで伝えるコーナーは絶対に!外さない
で下さい(←あなた、広報担当者ですか?の問い・笑)。

この展示全体を通じて、この凸版――、という会社の――、
“印刷” というコトへの想像を絶する拘りを感じます。
CSRって、今の時代、どの企業も語ってますけど――、この施設だって、いろんな維持を考えたら、
相当大変だと思うのですが、それでも続けているコトが本当にすごいなぁと。

また次なる機会に足を運びたいと思います…


【写真:会場のポスター】

2011年7月2日土曜日

中勢以《枝肉熟成牛肉》―― DEAN&DELUCA


今日は昨日よりも、湿度は高いものの気温は低く――、昨日よりも弱冠過ごし易いでしょうか。
みなさんは、どのような土曜日でしたか。

しまうま、ひたすら部屋の整理整頓(汗)。
この紙、紙、紙に溢れかえる部屋――、
一体どこ?から手を付けたらよいのか――、未だ途方に暮れますが(吐露)…

3月のburn outから早3ケ月――。
昨日のお手紙にせよ――、いろいろ滞ってきたものをひとつひとつ整理しなければ――、です(粛々)。
■ ■ ■

今日の午後は再びクリーニングのカラキヤさんへ。
や、一昨日、ベージュのおろしたてのパンツにどうやらどこか?でこすってしまったのか――、
グレーのシミを付けてしまいました(涙)。
これを直せるのは“カラキヤ”さんしかありません!

同時に今日は先日出した革ジャンが――、とてつもなく綺麗な状態で戻って来ました(嬉)!
カラキヤさんはマッキントッシュ・コートのクリーニングで知られていますが、
革のコートも綺麗に仕上げて頂き、しまうまは超・満足(笑)。

ん、でもこの出番は10月くらいかも(あと4ケ月もある!カビ、生えないようにしなきゃ・汗)。
■ ■ ■

カラキヤさんへの道程は、帰りに品川に出るか――、はたまた白金高輪に出るか――、の選択が
あるのですが、
しまうま、品川に出ることに。

品川に来ると、DEAN&DELUCAやクイーンズシェフ伊勢丹、ecuteには必ず寄るようにしています。
今日は、あまりの暑さに、DEAN&DELUCAで休憩。
http://www.deandeluca.co.jp/storelocations/

その後、店内をブラブラ。
そして、お肉のコーナーで田園調布『中勢以』の“枝肉熟成牛肉”――、つまりは“リエット”を購入。
http://www.naka-sei.com/map/map.html

正直、今日は全く買うつもりも無かったのですが(告白)――、
最初に釘付けになったのは池尻『OGINO』のパテ。
白い容器に入って1,200円――、とても美味しそうです!
でもサイズは結構大きく――、その上の段にあったのが、このリエット。
しかも、20%引に…! 早速買ってみました(短絡的・笑)。
今――、ひと口食べてみましたけれど、その繊細さ――、驚きの味です!

品川DEAN&DELUCAのこの形態は、ミッドタウンにもありますが、まだまだ多くはありません。
兎角、お惣菜、パンやケーキといったコーナーに目を奪われますが(本音・笑)――、
お近くに立ち寄られる機会がありましたら、是非、このコーナーも!

【写真:『中勢以』のリエット。木のフタと白い陶器の入れモノもシンプルで素敵。】

SALE・SALE・SALE

今日は有休を頂きました。

職場では夏季休暇の申請用紙が回ってきて(皆の休みが偏らないようにする為)――、
どんなにカレンダーとにらめっこしても――、
年末年始を除けば、来年の2月迄、まとまった休みは頂けそうにない――、
そう判ったら「細々取ろう!」作戦に切り替えることに(笑)。

まぁ、今日はそのひとつということで(笑)。
■ ■ ■

巷は本格的なSALEがスタート。
ドコもココもです。

しまうまは、時間に余裕がないと中々覗けないConran Shopに久し振りに足を運んだり。
お目当てのモノもあったのですが、夕方なんかにノコノコ行くものだから、もうすっかり無く(涙)。
結局、お隣のパークハイアットの1Fの『デリカテッセン』で、ワインを購入(何故だ・笑)。
http://www.parkhyatttokyo.com/Facility/Shop/delicatessen.html

種類こそ少ないものの―― 、1,000円後半台から2,000円台の品揃え。
これだと伊勢丹ともそう変わらないかも!
重厚な雰囲気とは異なり、かなり良心的なラインナップ。

一本買ったソーヴィニョンの“Félines” (2009―輸入元:㈲サヴァイン) は栓が、近年ありがちな人工
の栓なのには開けてみてガックリきましたが――、味は美味しかったです。
また行く機会があれば、買ってみよー。
しまうまも、詳しいことは分かりませんが、①コルクの栓でないこと ②ましてやスクリュー・キャップ
なこと――、は一生活者の意見として、美味しいものに会ったコトはないです。

その他、お惣菜コーナーのパテとか、勿論、ケーキもとても美味しそう!でした。
平日の18時~19時であれば、『グレープ グレイジング』といってアペタイザーとワインをセットで2,500
円でテイスティング出来るなんて、素敵なプランも!
http://goo.gl/ZuCTv

本当にまた行ってみよ(笑)ー。

■ ■

その後、伊勢丹にも寄ってみました。

が――、
流石にセールの初日。凄いヒトでした。とても冷静には吟味出来ない感じ(汗)。
この週末もきっと凄いでしょうね。

しまうま、黒のシンプルなパンツが欲しくて行ってみましたが、とても探せる状態になく(あ、これはこ
ちらの気持ちの問題)――、また落ち着いた頃に改めて行ってみます(もう無かったりして・笑)。
あ、今日は人間ドッグも近づいているので、落花生はなくなく断念(笑)。
 ■ ■ ■

今日は3ケ月を超えて、お返事を書きあぐねていた方に、ようやく手紙を書き、投函。
これでひとつ安堵。

どうしてこうひとつひとつが遅いのか――、と多少の自己嫌悪(反省)。



【写真:ソーヴィニョンの“Félines” (2009) 】