2011年3月10日木曜日

merci × 伊勢丹


昨日9日――、待ちに待った!新宿伊勢丹1F ザ・ステージでmerci との取り組みがキックオフ!しました。
merci は、open!した2009年と昨年の2度――、
仕事でマーケティング担当のJean-Lucさんにいろいろなお願いごとをさせて頂いています(粛々)。
Jean-Lucさんは、もともとフランス政府の外交官として日本にも滞在した経験を持つ親日家で――、温厚で、兎に角、素敵な方
です。
初めてmerciを訪れた時に――、「あぁ…、こういう時代になったんだなぁ…」と、ひたすら感動した気持ちを、今でも思い出します。
Paris の店舗を何度か伺っているので、今回の取り組みはどういう風に形にするのか――、とても興味がありました。
もともとmerciのオーナーのCohen夫妻(残念ながらご主人は昨年、お亡くなりになりました)は、Bonpoint(ボンポアン)という
高級子供服を手掛けているので、予てから伊勢丹との接点があったことは確かですが――、それをこういう形にする交渉力は、
改めて伊勢丹の“底力”を感じます。
昨日は仕事がひと息ついた17時半頃に足を運んで――、遠くから見て――、思ったよりもガラガラ!
おーーー!ラッキー!と思い、喜び勇んで近づいて行ったら――、
ん???
何だか――、バリケードみたいな濃紺のテープが(笑)。そのテープの周辺には伊勢丹の人が沢山。で、恐る恐る…
「あの…、これはどうやって入るんですか?」 と聞いてみた。
すると、係の女性は静々と――、「今日の入場整理券は終わりまして…」と。
???
彼女の言う意味がよく分からず――、空かさずしまうま、
「はい??? もう入れないんですか」と聞くと――、「明日お並び頂くしか――」 との回答。
やーーー、コレ、凄いっすよね、コレ、凄いっす(粛々)。
ここ数年――、日本の流通やファッションに関連することでメディアや生活者を動かしたのは、“価格”でした。
“安さ” が、いつも議論の焦点でした。
でも昨日、伊勢丹で起こったことは――、それとは一線を画す奇跡――、というか次なる兆しのように感じます。
あの!ザ・ステージという1Fの一等地の手を伸ばせば届きそうなオープン・スペース。
入れないんですよ(驚愕)!
一般のお客さま(遠方から見えた方も多かったのでしょう)からすれば、入れないなんて何たること!?
『言語道断』なのだと思いますが――、ごめんなさい!!!
しまうまは嬉しかったなぁ・・・。こんな奇跡が――、起こるんだ!と。
このこと自体を――、これから改めて冷静に再考したいです。

【merci のホームページ】
http://www.merci-merci.com/

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