2016年8月13日土曜日

上野の森美術館『HELLO---PAUL SMITH 展』



























今日は、昨日のリベンジ!
『HELLO---PAUL SMITH展』を観に、上野の森美術館へ☟
http://paulsmith2016.jp
昨日の、あの行列を見て、中途半端な時間は駄目だ!と思い、閉館ギリギリ、滑り込みセー
フ作戦を敢行w

確かに、スムーズな入館は叶いましたが、入口付近にあった額縁の絵画や写真を丁寧に観る
余裕は無く...、うーん、これが一番残念!でした。
そうそう、しまうまの絵もありましたー!しまうまが、カラフルな一方を見て「あれが Paul
Smithのコートか!」と羨む図w☟







しまうま、メンズ・ファッションについては全く分からず(詫)...
や、Paul Smith が長年に亘り評価され...、それが証左に、主だった百貨店にも必ず入っている
し、路面店もあるコトは理解しています。
でも何が?、彼のファッションにおける功績なのか−−、と言われると、正直、答えに窮します。

先日、メンズ・ファッション史を学ぶセミナーにも参加した際に、講師陣に質問を投げ掛けて
みましたが、明快な回答は頂けず...
以降、もやもやを抱えたまま、その何が?...、を知りたくて、今日、足を運びました。

1970年−−、24歳の時に、窓も無く、まるで部屋のような たったひと坪のお店をOPEN。
しまうま、この時点でノックダウンwww
誰でも、最初は小さな...、本当に小さなスタートなんですよね。
Mary Quant だって、Vivianne Westwood だって...

彼のテーラーでの経験と、奥さまが服作りに精通していたコトで、伝統的なテーラー技術を、
英国独自のウィットに富んだセンスでモダンなモノに押し上げた...、と説明がありました。
何が? ウィットに富んだセンスなのか、何が?モダンなのか...、について...
色!が、その鍵でした。
現代的なメンズ・ファッションでは−−、特に、紳士の国である英国では使われて来なかった
ヴィヴィッドなカラーを取り入れたり...

その発展的な形に、写真を転写して、カラフルさを前面に押し出したテキスタイルを表現。
それを先ず、シャツに取り入れたのは、彼の功績だとありました。なるほどー。
また、スーツの裏地での色遊びも、Paul Smith の真骨頂。

こういう機会でなければ、中々知り得ない内容で、有意義でした(感謝)。
同時に、来場者は 20代が中心。
しまうまの同胞と思しき世代は、パラッ...、パラッ...、と極々少数(静々)...
1970年の創業来、ブランドとしての、この update感が、Paul Smith の強さなのだと痛感。
東京での会期は、いよいよ、23日迄。

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