2017年9月24日日曜日

NHK『ありのままの最期 末期がんの “看取り医師” 死までの450日』



















お蔭様で、今日は 1週遅れの「敬老の日」を、無事達成(喜)!!!
今日は、車でお買い物に同行させて貰いました。

今回、重要だったのは半紙。
家族は 30代半ば、思い立つところがあったようで書道を始めたのですが、条幅の準九段を筆頭に、ペン習
字も、かなも40年以上も続けて来ました。
驚くコトに、ほぼ独学www
毎月送られて来る見本と向き合い...、提出日間際は、かなり集中度を要すようですが、魂を込め、書き続
けています。
その重要なパートナーの半紙は 1,000枚がひとパッケージなので、かなり重く...、一緒に買いに行くコト
が出来て良かった!です。

■ ■ ■
みなさん、「敬老の日」のNHKの特別番組『ありのままの最期   末期がんの “看取り医師” 死までの450日』
をご覧になりましたか。

しまうま、いつものようにNHKオンデマンドで☟
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017081477SC000/
中盤から、直視するのも憚られるような、かなりシンドイ内容になり...、いろいろな思いが去来しました。

栃木県益子市にあるホスピスを運営されていた田中医師ご夫婦。
ご夫婦揃って医師であり、僧侶であり...、そのご主人が膵臓癌に罹患されてからの日々です。
これまで、多くの方々を看取って来られた経験から、「ありのままの最期」を望まれた田中医師ですが...
勿論、奥様にもそのように伝えておられましたが、結果、奥様の、医師としての判断と、妻としての希望
が鬩ぎ合い、最期はそのようになりませんでした。

番組を観ながら、亡き家族の最期のことを思い出しました。
2013年1月の終わり頃から、それまで多少は安定していた体調が崩れ始めました。急速なスピードで転移
した為です。
そこからは徐々に階段を下る感じで、3月の終わりには更に転げ落ちるように悪化し、4月21日に亡くな
りました。

自分なりに懸命に、発症から最期迄サポートはしたものの、今尚、自分の対応は最善であったのかどう
か...、あの時のコトを思い起こす度、自問自答を繰り返しています。
そんな しまうまにとって、この番組は、もしも、現代医療の手立てを講じて、多少生きながらえたとし
ても、それは只単に、苦しみを与えるだけに過ぎなかったのかもしれない...、だから、本当にパタパタ
と...、予想を遥かに超えて呆気なく逝ってしまったのは、苦しみの無い、安らかな最期だったのかもし
れない...、多少...、そのように思うコトが出来ました。

主治医の先生から「ここ数日が山です」そう言われた時に、いつも力になってくれていた今は亡き叔父
に電話をすると、「気持ちをしっかり持ちなさい」と。
しまうま、「よし!」と気持ちを立て直し...
早朝、亡くなって直ぐに電話をして、本当に眠るような、その安らかな様子を伝えると、「あー、それ
は良かった」...、この電話で起こされたに違いないのですが、叔父の、本当に心から安堵した声は、今
でもはっきりと耳に残っています。

多くの方々を看取って来た田中先生ご本人は、このタイトルの通り「ありのままの最期」を望んでおら
れた...、と思いますが、現実は...、先生の場合には、恵まれた方向でしたが(そのような手法を取れる、
特別な環境にあったの意)、「先に死に逝く者から学べ」...、そう仰っていたコトを、今回の番組を通
して、自分の記憶にも留めておきたいです。

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