2013年10月6日日曜日

Lille —— Patisserie『Meert』



















Lille では、Grand Place と Vieux Lyon を散策。
折角来たので、何かお土産になるものはないものか...、と思い、iPhone で探したら出て来た
のがこちら『Meert』☟
 http://www.meert.fr
何と!1761年の創業だそう。サロン・ド・テも併設。こんな所があるなんて、全然知らなか
ったー!
ま、ま、当時はお金が無かったから、こういうお店は視界にさえ入っていませんでした(恥)。
今回、箱入りのお土産を買って、自分でもひとつ買ってみました☟

























独特の食感。肉厚のクレープに間にバニラビーンズとお砂糖が挟まっていて、ジャリジャリ言
います(☜食の感想としては... 汗)。
甘いけれど、美味しかった!初めての味。
いい思い出になりました。

Gare du Nord —— Restaurent『Terminus Nord』



















Lille に向かう日、TGVのチケットを買おうと窓口に並んだら、20もある窓口の内、開いている
のはたったふたつ(おいおい...、ストですか???)。よって、長蛇の列(溜息)...
30分前には着いたのに、並んでいる間に電車は発車してしまいました(涙)。
次のTGVは一時間後――、そう思うと、日本の新幹線はスゴいですね。ほぼ5minおき。
大体満席ですしね。
ようやくチケットを買うと、丁度12時。
1時間出発が遅れてしまった分、現地でのお昼は断念。
駅を出て、直ぐ目に入った『Terminus Nord(北の最終駅)』というレストランへ☟
http://www.terminusnord.com

10min 前には電車に乗っておきたいので、手持ちの時間は30min 強。
仏国で、たったこれだけの時間でご飯を食べようというのは粗技。
メニューを見、直ぐに出して貰えそうな品を探します。丁度、ノルウェーフェアをやっていて、
その中から写真の蟹とアボカドを選び、若いギャルソンに急いでいる旨、予め伝えます。
「どうか直ぐに出て来ますように...」
と祈る間もなく、3min くらいで出て来ましたwww

外観からは分からないくらい、とても広いお店。後で調べたら、1925年の創業。
アールデコの内装。随分歴史のあるレストランでした。
Paris 市内には、こういった歴史のあるブラッスリーやレストランがありますが、どうやらこち
らはFLO 等も持つグループの傘下みたい。
しまうまが座ったのは、奥の調理場の出口の側。
食べモノも出て来て、気持ちに余裕も出来たところで、周囲を観察(職業病)。
タキシードを着た50代と思しきギャルソンが、何やら「あーせい、こーせい」と若いギャルソ
ンにガミガミ。
どうやら、ボーッと突っ立って無いで、常に自ら仕事を探せ!と言っているみたい。

徐々にお客様が案内されて入っていくのですが、よく見ると、恰幅が良く、沢山食べそうで、
お金を持っていそうなお客様は、キャリアのあるギャルソンの席に次々に案内されていきます。
若いギャルソンは、しまうまのようなあまり食べなさそうで、お金も持って無さそうな輩の担
当。入り口の案内担当も弁えてるんだなー、見た目で判断w
だし、世の常とは言え、ギャルソンの世界も厳しいですね。
年配のギャルソンたちは、こういう世界を這い上がって、残ってきた人たちなんだろうな...、
と。

で、しまうま、エスプレッソにミルクを加えた“ノワゼット” と会計を同時にお願い。
彼は、ササッと手際良くやってくれて、本当に大満足!また来たい。
お腹も満たされ、無事、TGVにも乗れて安堵。

Paris は、駅によって雰囲気が随分違います。あ、日本もそうか。
このGare du Nord はちょっと危ない。
事実、駅を出るとジプシーの女性たちが、TAXIのドアの前に立ち塞がり、降りて来るヒトに物
乞いをする強靭さ。他の駅では見られない光景。
それでも昔に比べれば、随分安全になったんですけど...

2013年10月5日土曜日

Marie-Pierre とパワーランチ



















最終日のお昼は、Marie-Pierre と。前回はGWに東京で会いました☟
http://okawatom.blogspot.jp/2013/05/marie-pierre.html
今日は、Marie-Pierre の上司であるSylvie、同僚のHeleneも一緒。
前の週に連絡したばかりなのに、多忙な3人が集うなんて、本当にスゴイ(感動)!

彼女たちとの出会いは、2002年。もう11年(驚)!!!
彼女たちも全ーーー然変わらない。
年齢を聞いたことはないけれど、しまうまよりも8〜10歳くらい年上じゃないかなぁ。
しまうま、彼らと仕事をして初めて、仏国人の人間関係の繊細さに触れました。
や、仏国人って、Going My Way♪ で協調性に欠けたり、自己主張が強かったり、超アバウトだ
ったりするのですが、彼らは互いを尊敬し、思いやり——、ま、ま、途中に問題が全く無くは無
いのですが...、仕事のフィニッシュは完璧(圧巻)!
しかも、まるで魔法をかけるかのように、その場にいる人たちを感動の嵐にしてしまう——、プ
ロフェッショナル集団(感嘆)。
しまうまの印象は一転。
でも、そんな彼らだからこそ、レセプションも総務も、しまうまの知る限り、誰も辞めておら
ず...、本当にビックリ!そんな組織は、日本にも少ないと思います。

こちらのバジェットの理由で、暫く一緒に仕事が出来ていないのですが、また彼らと仕事が一
緒に出来る日が来るコトを願って(祈)。
■    ■     ■

この日は、Austerlitz 駅近くのSeine川沿いに出来た“Les Docks —— Cite de la Mode et du Design”
の屋上にあるレストラン『NUBA』へ☟
http://www.citemodedesign.fr/les-residents/6-nuba
ランチはひとつのメニューのみ(写真)。
鶏肉!と、とても美味しいジャガイモと、キャベツの赤酢付け?
美味しかったです!ご馳走になっちゃいました(感謝)。
Marie-Pierre は「これから冬を迎えるから、テラスでのランチも最後よ」と言ってました。
伺えて良かった!
この“Les Docks” は、夜はクラブになって、週末は若者たちのメッカになっているそう。
素敵なスペースでした!

Palais de Tokyo『Roger Vivier』
























最終日は、Palais de Tokyo で前日から始まった『Roger Vivier』展へ☟
http://palaisdetokyo.com/fr/exposition/virgule-etc
現在、Palais de Tokyo は建物自体を改装中。
作業の音が鳴り響く中(汗)、175点もの新旧織り混じった靴が展示されていました。
展示はテーマ別。様々な年代が入り交じっていたので、時系列で観たい派(どんな派だw)の
自分には正直、観難かったのですが、展示番号とカタログを参照しながら堪能。
素敵な製品ばかり(溜息)...
国立美術学校で彫刻を専攻したRoger Vivier。先のALAIAと言い、彫刻からファッションに進む
ヒトの、独特の造形美ってありますね(☜偉そー)。
デザインが素晴らしいのは勿論ですが、それを形に出来る職人たちの存在が背景にあるコトに
感銘を受けました。

写真はYves Saint Laurent の為にデザインされたもの。
このスクエアのバックルは、Roger Vivier のアイコン的存在。
中敷が左右で違うのが素敵でした。この靴は1965年の製品。
当時のSaint Laurent のショーで、どのような?ルックのコーディネートで発表されたのか...
実際、どんな人?がこれを履いて街を闊歩したのか——、に思いを馳せました。
カッコ良かっただろうなぁ...

Roger Vivier は1998年に91歳で他界。
2002 年からBruno Frisoni がクリエイティブ・ディレクターに就任。
今回の新旧織り交ぜての展示は、Roger Vivier のDNAが脈々と受け継がれているコトを示すもの
かなぁ... 、と。
事実、「これはいつのだろう?」と思って見ると最近のモノだったり、「これは最近のかな?」
と思って見ると、生前期のモノだったり...
デザインという感性にマニュアルがある訳ではないのに、変わらないというは凄いコトです(し
みじみ)。会期は11月18日迄。入場無料。

そうそう、お向かえのMusee de l'Art Modern も改装中。
“Matisse の部屋” にALAIA の展示も☟
http://mam.paris.fr/fr/expositions/azzedine-alaia
Musee Galliera との関連。作品は数点でしたが、これらはALAIA自身が展示を望んだモノだそう
で、迫力満点。こちらも無料で、堪能(喜)。

またもや...、のダブルブッキングwww
























しまうま、先ほど無事に帰国しました(喜)ー!Paris 最終日の記録etc は追々...
Paris からは、いつもの最終便。
前日にオンライン・チェックイン。便利な時代になりました(しみじみ)。
プレミアムエコノミーの23列目——、通路側を確保。
最後は空港に行って、当日のチェックイン。
ところが、12列の“ビジネス” ——、と、何度やり直してもそう出ます(謎)。
で、理解したのは、アパルトマンに続き―—、またもや!のダブルブッキングwww
直ぐに思い直して――、人生二度目のビジネスクラスを楽しもー!と(ゲンキン/笑)。
今朝、ベッドを出る時、あー、暫くフラットなベッドで寝れないんだなー、と思っていた
のですが、まさか!それが叶って本当に嬉しかったです。

Airfrance は、今年で80周年を迎えるとのこと(写真)☟
http://www.airfrance.co.jp/cgi-bin/AF/JP/ja/common/home/home/HomePageAction.do
この重金属で出来た乗り物が空を飛ぶ——、なんて事実は、冷静に考えても凄いコトです。
ビジネスクラスは、ほぼフラットに休める他、アテンダントの方々のケアも手厚く、食器を
含めた食事が明らかに違います。
先ずは前菜☟























サーモンのタンバルと野菜のブリュノワーズ... 、テリーヌよりも緩やかな硬さ。
と、フォアグラ(嬉)!
メインは4つの選択肢から。しまうま、中堅料理人にとっての登竜門“Bocuse d'Or” の2013年
の受賞者で、日本人にも馴染みのある“Lenotre” のチーフ Thibaut Ruggeri ☟
http://www.lenotre.com/fr/maison-le-notre/Actualite/Marque/lenotre-bocuse-or-gagnant
考案の“海老・オレンジ・ポテト” なる一品を☟


















本当に素晴らしかった!です(感動)。
自分も更に年を重ね、今までは何ともなかったコトに、ストレスと不便を感じ始めるお年頃(静
々)。しまうま、“ビジネスクラス貯金” を始めようか?...、とも(真剣w)。

にしても、日本に帰って来れて本当にホッ!とします。
この地に生まれ着いた事実に、感謝、感謝です。
■ ■ ■

常々思いますが、ビジネスクラスで旅する方々はカッコイイです。
男性も、女性も——、ジェンダー問わず。
正直、年齢はあまり変わらないと思うのですが(汗)…、旅慣れた方が多く、機内でもそれぞれ
の過ごし方をされています。
しまうまの左隣の、多分、年齢的も同じくらい?のスラリと背の高い日本女性は、アルコールも
殆ど飲まずに、終止寝っぱなし。
しまうまなんて、絶ーーー対にご飯は食べちゃう!し、呑んじゃうw
その上に、映画も観ちゃう! 今回も『華麗なるギャッツビー』と『奇跡のリンゴ』を鑑賞。
『華麗なるギャッツビー』はふ〜ん、という感じでしたが、『奇跡のリンゴ』ではタオルを片手
に、涙、涙、涙...

見回すと、そんなコトをしてるのは しまうまくらいで(焦)....、“クール” に遣り過ごせちゃう
のが、カッコイイ。
そもそも座席に深くと座ると、しまうま、床に足が届いていないしwww
悔しいから、子供のように足をパタパタしてみたりして...、そんなもんっすわ、自分。

2013年10月3日木曜日

6 hours stay in Lille



















今日はGare du Nord (北駅)を出発し、一路、Lilleへ☟
http://www.lilletourism.com
Lille という街をご存知の方があれば、それはかなりの仏国通。
聞き慣れ無いかもしれませんが、この街はBelgium と国境を接する仏国を代表する工業都市の
ひとつ。しまうま、昨日訪問したLyon の前に9ヶ月過ごした街です。

当時はTGVでBruxellesやAmsterdamに行く途上にある街——、という印象でしたが、今はEuro-
StarでLondon へにも行くコトが出来、正に欧州の交差点。
しまうま、9年前に或るプロジェクトで2週間程滞在。以来、久し振りに来ました。

今日も今日とて、かつて歩いた街を闊歩。
写真は“Grand Place” ——、Lille を代表する大広場。
この呼称はParis には無く、でもBelgium には有り――、これも国境が鬩ぎ合った国の歴史の断
片なのかもしれません。
■ ■ ■

今日一日の最後は、このLille での出会いから、20年にもなる友人ファミリーのお宅へ。
途中、途絶えながらも、20年にも亘り、関係が続いているコト自体が、本当にスゴイ!
仏国、仏国語との出会い――、そして諦めずにいろいろなコトが繋がって来れた底辺には、彼ら
との出会いがありました。

しまうまの今回の渡航は、勿論、仕事ではありますが、今の自分があるコトに対する巡礼の旅
でもありました。
“巡礼” なんて言葉は、何だか仰々しいかもしれないけれど...、他界した家族を憶う時、しまう
まの土台を作ってくれた街 “Lille-Lyon” での日々を思わずにいられず...
この2年強に及ぶ日々――、確かに家族には多大な心配を掛けたのは事実だけれど、でもでも、
この日々が無かったら、今の自分は無かったとも。
自分が今、次なる一歩を踏み出そう!――、と考える時、これらの日々に感謝するコト無しに、
歩は進められない——、と勝手に解釈w
それに、今回が最後の訪問になるかもしれない心づもりで、感謝をしたい―—、と。

若かりし頃の自分が、今のようにネットによる潤沢な情報も、より現実的には経済的な余裕さ
え無いまま――、その渡航動機を達成出来る根拠も無く、まるでお尻に火の点いたロケット宜
しくw、日本を飛び出して——、懸命に何かを掴もうとした街との軌跡を...
今の自分の目に、心に、刻んでおきたいなぁ...、と。

※明日、帰国の途に着く予定。勝手ながら、暫く拙ブログをお休みさせて頂きます...

2013年10月2日水曜日

Paris『La Dame de Pic』



















Lyon から戻り、一路、レストラン『La Dame de Pic』へ☟
去年OPEN。先輩方がFBにUPするのを見て、行ってみたいなー、と思っていました。
去年もParis 滞在中に電話をしてみたら、けんもホロロ...、急に予約しようとしても空いている
訳が無く、敢えなく撃沈(泣)。
しまうまもそこまでしたコトは無いのですが、今年こそ!と日本から予約をしました。
余りに楽しみ過ぎて、帰途のTGV で、ネットの評価を見てみると、思いのほか厳しくて(汗)...
「失敗か!」と案じながら、お店に到着。

メニューはコースのみ。
最初にアミューズが出て来て、次いで写真↑ のバターとパンが。このバターには紅茶の葉が練
り込まれていて、何とも言えない風味がありました(感動)。
前菜には牡蠣が登場!!!☟























下のグリーンの部分は、バジルソースで出来たゼリー。
白いのはヨーグルトのソースです。
コースは3つのみ。しまうまは、この牡蠣があるメニューをお願いしました。
これまでも一度でいいから、出張中に牡蠣を食べたい!と思って来ましたが、複数のメンバー
と渡航する上、しまうまは隊長(☜ココ、一番の不安w)。
自分が具合が悪くなる訳には絶ー対にいかない!と、ひたすら我慢(エライ!☜自画自賛w)。
今回も、食べたいなー、と思いつつ、避けて来たのですが、今晩、このリストを見て、ここで
お願いしなかったら、もう食べれないかも!と頼んでみるコトにしました。
本当に美味しかったー。

ふた品目はお魚。Rouget――、ヒメジだそう☟























ヒメジなんて魚は、日本でも会ったコトが無いです。金目鯛?みたいな感じ。
泡々に包まれて出て来ます。
ほのかに柑橘系の香り――、“かぼす” と書いてありました。
そう言えば、日本のウイスキーや日本酒のラインアップも。
それが、今の食のトレンドであったとしても、日本の食材がフューチャーされるのは素直に嬉
しいです。

三皿目はお肉。牛タン☟























付け合わせも可愛らしく...、驚くほど繊細でした。
で、最後のデザートは無花果のチョコレートケーキ☟























この赤い部分もゼリー状になっています。
この時点でかなりお腹は一杯でしたが、軽い仕上がりで、食べられました!
…が、全体の量としてはかなり少なめ。
しまうまは、コースしか無い...、と聞いた時に「食べれないかも(焦)!」と思いましが、ペロ
リ(笑)。上品で、とても繊細でしたが、現実的に仏国人には少な過ぎるかも!
米国とまではいきませんが、仏国も大盛りに出て来て、残すのは当たり前。
しまうま、残すのはあまり好きではないので、普段は極力食べれる範囲のアラカルトをお願いす
るのですが、そういう意味では、こちらの分量はとても健康的だし、絶対に残すお客さまはいな
いと思うので(確信)、エコロジカルかも。
事実、満席。

このレストランは、元々Valence というLyon にも近い街にあるのだそう☟
http://www.pic-valence.com
いつか行ってみたいです(夢見る)。
喜び勇んで、いつになく沢山の写真をUP(静々)。本日はこれにてzzz...