2013年10月3日木曜日

6 hours stay in Lille



















今日はGare du Nord (北駅)を出発し、一路、Lilleへ☟
http://www.lilletourism.com
Lille という街をご存知の方があれば、それはかなりの仏国通。
聞き慣れ無いかもしれませんが、この街はBelgium と国境を接する仏国を代表する工業都市の
ひとつ。しまうま、昨日訪問したLyon の前に9ヶ月過ごした街です。

当時はTGVでBruxellesやAmsterdamに行く途上にある街——、という印象でしたが、今はEuro-
StarでLondon へにも行くコトが出来、正に欧州の交差点。
しまうま、9年前に或るプロジェクトで2週間程滞在。以来、久し振りに来ました。

今日も今日とて、かつて歩いた街を闊歩。
写真は“Grand Place” ——、Lille を代表する大広場。
この呼称はParis には無く、でもBelgium には有り――、これも国境が鬩ぎ合った国の歴史の断
片なのかもしれません。
■ ■ ■

今日一日の最後は、このLille での出会いから、20年にもなる友人ファミリーのお宅へ。
途中、途絶えながらも、20年にも亘り、関係が続いているコト自体が、本当にスゴイ!
仏国、仏国語との出会い――、そして諦めずにいろいろなコトが繋がって来れた底辺には、彼ら
との出会いがありました。

しまうまの今回の渡航は、勿論、仕事ではありますが、今の自分があるコトに対する巡礼の旅
でもありました。
“巡礼” なんて言葉は、何だか仰々しいかもしれないけれど...、他界した家族を憶う時、しまう
まの土台を作ってくれた街 “Lille-Lyon” での日々を思わずにいられず...
この2年強に及ぶ日々――、確かに家族には多大な心配を掛けたのは事実だけれど、でもでも、
この日々が無かったら、今の自分は無かったとも。
自分が今、次なる一歩を踏み出そう!――、と考える時、これらの日々に感謝するコト無しに、
歩は進められない——、と勝手に解釈w
それに、今回が最後の訪問になるかもしれない心づもりで、感謝をしたい―—、と。

若かりし頃の自分が、今のようにネットによる潤沢な情報も、より現実的には経済的な余裕さ
え無いまま――、その渡航動機を達成出来る根拠も無く、まるでお尻に火の点いたロケット宜
しくw、日本を飛び出して——、懸命に何かを掴もうとした街との軌跡を...
今の自分の目に、心に、刻んでおきたいなぁ...、と。

※明日、帰国の途に着く予定。勝手ながら、暫く拙ブログをお休みさせて頂きます...

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