2015年5月3日日曜日
国立近代美術館『片岡球子展』
GW二日目のしまうま。今日も引き続き、行きたかった展覧会へ。
正に贅沢――、これこそ、連休の醍醐味!
今日は国立近代美術館で開催中の『片岡球子展』へ☟
http://tamako2015.exhn.jp
当初、中々芽が出ずに居た球子。
小学校の教員をしながら、夜、書き続けていたのだそう。
諦めるコト無く、ただただ...、自分の出来るコトに集中して、物事を成し遂げるなんて、凄い
です。
21歳で奉職した学校を辞するのが50歳。
その時点で既に、入選を多数していたのにも関わらず――、です。
未だ、50に満たないしまうま...、ちょっとクラっとしました。
また、この50歳から、モチーフや描写手法等、球子の果敢なチャレンジは続きます。
飾られている絵を観ると、球子の描写はとても大胆で力強いモノに見えますが、いつもデッサ
ンの工程を大切にされていたとのこと。
しかし、その下絵は殆どの場合、忠実に再現されるはコトなく、キャンバスでは、ババーン!
と、とてつもない迫力で炸裂する。
そのエネルギーたるや...
帰りに、久し振りに絵葉書を買いました。
多くの場合、展覧会で自分が気に入った作品と、売店で売られている絵葉書にギャップ有り、
欲しいモノを買えずにいましたが、今回のキュレーターの方との相性は良かったようで...
8枚買いました。
そのひとつが、この『枇杷』(写真)。
1930年(昭和5年)、院展に入選。入口から三番目に配された作品。
北海道県立近代美術館所蔵。
枇杷は、しまうま家族にとっても、大切な植物。
素晴しい描写で感嘆でした。
会期は、いよいよ5月17日迄!
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