2016年3月16日水曜日
下北沢・B&B ーー『ギャルと「僕ら」の20年史』
昨日は、久し振りに下北沢『B&B』へ☟
http://bookandbeer.com
年末発売された『ギャルと「僕ら」の20年史』の講演会に参加。
副題は「女子高生雑誌Cawaii! の誕生と終焉——95年からの渋谷文化」。
著者の長谷川さんは、この雑誌『Cawaii!』の編集に携わったひとり。
1995年に創刊した『Cawaii!』は、2009年に休刊になる迄、同時期に発売された『egg』も
含めて、一時代を作り上げた。
しまうまにとって “ギャル” の存在は、ファッション的にもスゴく盛り上がっているなぁ...、
と感じつつも、あまりに世代が違い過ぎました(汗)....
でも、このところ1990年代半ばから2000年代半ばにかけての、この10年くらいの間のいろ
いろな変化を考える上で、“ギャル” と単に一括りして片付けてしまうには、あまりに影響
が大き過ぎ...
寧ろファッション的には、その滞留期間も長いし、今振り返って見れば、ヒッピーさえも
凌駕するようなインパクトがあったんじゃないか...、とまで考えるようになりました。
ただ、あまりに最近のコト過ぎて、「あぁ、アレね」的に扱われ、真剣に考えられていな
いんじゃないかなぁ...、と思っていたところ、尊敬する先輩の FBでこの本の存在を知り、
早速購入!
この本は、“ギャル” とは何だったのか――、そう振り返るコトも出来るし、後に主婦の友
社の社長に就任するコトになる初代編集長荻野さんの、リーダーシップを垣間みるビジネ
ス書のようにも読めるし、前例の無い新しいコトに挑戦するヒトたちの熱量を感じると同
時に、昨日の講演会でも触れられていましたが、「あの時は良かった...」で終わらない、
最後の――、誰もがあまり触れたくは無い、終焉に至る過程についても書かれていて、ひと
つの時代が終わる――、というコトの意味合いについて、考えさせられました。
それにしても改めて、この『B&B』――、著者自らが語り部となり、膝を交える距離で会え
る!なんて贅沢です。
この後も祖父江さんの講演会が予定されているのですが、流石に即!SOLD OUT(涙)。
中々普段行く機会が無い下北沢ですが、『B&B』の雰囲気は緩やかで素敵です。
また行きたいです!
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