2022年12月31日土曜日

2022年も終わります...










2022年も、今日で終わります。
実は、26日の月曜日に、家族が救急搬送され、翌火曜日の早朝、息を引き取りました。
その前の土曜日に、実家でささやかなクリスマスをしたばかりでした。
そのことも、拙ブログに書きたい...、と思っていたのですが、間に合いませんでした。

身体の体勢を崩し、手すりの角に頭部を強打したことが原因です。
3年前に家族こと、母が自転車で転倒して入院してから「要介護1」の認定を受け、歩行が覚束無か
ったので、家の中に適宜「置き型」の手すりを置いていました。

部屋の中は配置していたのですが、実は玄関が、靴の着脱や玄関先で作業をする際に危なくて玄関
用のモノを手配した買ったのですが、頑なに断られ、ならば「今あるモノを転用しよう」と廊下の
長めの手すりを斜めにして、玄関先に配置しました。
ひと月くらい前のことです。

玄関を入ってから、靴を脱ぐ際の不安定さをサポート出来れば...、と考えたのですが、今回起こっ
てしまったのは、恐らく廊下を歩いていた時にバランスを崩し、倒れた先に、この手すりの角があ
った...、という、想像だにしない事態でした。

しまうま、毎朝晩、生存確認の電話を入れていました。
26日の朝も、ゴミ捨てなどがありつつ、元気そうでした。
夕方、留守電に気が付き、聞いてみると、毎月曜日の午後行っているリハビリの方から「連絡が取
れ無い」とのメッセージでした。

毎回、当日参加するかどうかを必ず連絡下さるのですが、この日は16時にクリニックでの5回目の
ワクチン接種があった為、「連絡を入れそびれたのかな?」と思い、クリニックに電話をしてみた
ところ、「いらっしゃいませんでした」との一言で、しまうま、血の気が引きました。

直ぐに110番に連絡をしたところ、救急車等、手配をして下さって、駆け付けていただいたところ、
「意識が無いが、心拍と呼吸はある」とのことで、ERに直行。
しまうまもオフィスから駆け付けましたが、東京大横断で 2時間も掛かり、19時着。
この日ほど、この距離を恨めしく思ったことはありませんでした。

先生のお話を伺い、脳の出血が多く、それでも「手術をするかどうかを今、決めて欲しい」とのこ
とで、医師の親族に連絡をして、判断についてはサポートいただきました。
先生のお許しをいただき、MRIの画像を送ったところ、「これは手術をしても、後遺症が残る可能
性ああり、場合によって今晩、呼吸が止まるかも知れない」と言われました。

夜分にも関わらず、真摯にコメントを下さって、本当に有り難かったです。
それでも、病院を出た時の数値は安定していたので、希望を繋いだのですが、徐々に降下し、亡く
なりました。

拙ブログでも綴って来た亡き家族こと、父が他界したのが、2013年4月。
到底、父の代わりにはなりませんが、この10年間、特に、3年前の、正にこの時期、自転車で転倒
して「要介護1」になり、ヘルパーさんのサポートを頂戴しつつ、二人三脚で頑張って来ました。

自宅に来られた警察の方も、何度も転倒のシュミレーションをして居られましたが、「こういう転
び方をした」ということが、最後迄、確信出来なかった程の転倒の仕方だったようです。
ですが、しまうまの配置の誤りで、取り返しの付かないことになってしまい、母には詫びても詫び
ても、詫び切れず...、自責の念に駆られています。

母は、年中行事を大事にしていて、お正月の準備もこれから...、というタイミングでした。
お蕎麦は、旧年中の悪いことを断ち切る...、との言い伝えがあるとのこと。
それだけは、今晩、食べておこうと思います。

年末、最後の投稿に暗い話題で申し訳ありません...
未だ気持ちの整理には、時間が掛かりそうですが、新年からは少し元気を出して、また、前を向い
て行きたいです。

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