2015年6月17日水曜日

東京ステーションギャラリー『鴨居 玲 ―― 踊り候え』展
























今日は珍しく、何と!5時に外出先での仕事が終わり(喜)...
閉館30min前でしたが、予てから通勤途中の駅のポスター(写真)が気になっていた『鴨居
玲』展へ ☟
http://goo.gl/GxsnT9
しまうま、勉強不足で、彼のコトを全く知らず...
初めて、このポスターを見た時、強烈な朱色に染まった、何とも切ない道化師の絵に釘付け
なりました。
今回の展覧会は、1985年に自らの命を絶った彼の、没後30年を記念するもの。
どう表現したら良いのか...、どうにも切なく、強烈な作品ばかり。

「自分とは何か」、「自分は何故、存在するのか」

その解を、描くことで求めようとした軌跡。
しまうまのような素人からすると、著名なアーティストというのは、一旦、名を成したら、
度取った杵柄――、で、そのまま突き進めそう!などと安易に考えていたのですが、今日
観た品の数々は、本当に “苦悩”  以外の何者でもありませんでした。
観ている自分までも、もがき、もがき...、苦しみ...、苦しみ。
作った殻は破る...、破りたい...
一点一点の作品を通して、彼の気持ちを...、擬似体験するかのようでした。

日本画壇に、こんなに素晴しい方が居たのですね、しまうま、不勉強過ぎたw
どうにも切なく、物哀しい彼の半生と、その作品でしたが、本当に素晴らしかったです。
でもでも、喩え、それが運命であっても、どうか――、自らの命を絶つコトはして欲しくな
たなぁ...
世の中、一拍――、もっと肩の力を抜いて、生きるコトが出来たのではないか...、と。
思わぬタイミングで足を運んだ展覧会でしたが、今日、伺えて本当に良かったです。

しまうまも、二、三、カチカチ山の案件を抱えているのですが(汗)、勇気を貰いましたー!
余談ですが、彼が鴨居羊子の弟だとは、本当に驚きました!
鴨居家は、何たる!クリエイティブ一家www
会期は、720日迄です。是非!

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