2017年5月3日水曜日
東京都写真美術館『日本写真開拓史』展と『山崎 博』展
GW初日の今日は、招待券を頂き、写真展を観に東京都写真美術館へ(深々感謝)☟
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2576.html
二つの展示があり、ひとつ目は『日本写真開拓史』展、もうひとつは『山崎博』展。
この『日本写真開拓史』シリーズは大好きで、以前 二度ほど観に来たコトがあります。
今回の展示でも、19世紀の日本人...、日本の街並み...、とても良かった!です。
写真に収められているヒトたちも、今の私たちのように、日々笑ったり、哀しんだりしながら、
生きて居たんだよなぁ...、と思うと、時代を超えて、愛おしくもなりました。
昔の映画やドラマなどで、「写真は魂を吸い取る」と怖れられて、撮影しようとすると蜘蛛の
子散らすように居なくなる庶民...、というシーンがありますが、初期のタゲレオタイプに写る
人たちが、どのように撮影したのかを想像すると、そう言われるのも納得出来る気がしますw
いよいよ、会期は 5月 7日迄。
もうひとつは、『山崎博 計画と偶然』展☟
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2574.html
山崎博という名前そのものも、初めて聞きました。
この3月迄、武蔵野美術大学の教授でいらっしゃったそうです。
こういう機会でも無い限り、絶対に知るコトは無かったので良かったです。
このタイトルそのものの、最初は偶然から始まり、そこから様々な条件設定の実験?を行う過
程が面白かったです。
同じ風景でも、全く違うものに見えたり、同じ場所なのに旅するようにも見えたり...
その対象も、日常の極ありふれた風景で、中には光を放つようなものもありましたが、何故か、
静寂さを感じるものが多かったのが印象的でした。
こちらの会期は少し長くて、5月10日迄です。
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