2013年4月30日火曜日

決めていかなければならないコト


昨日記そうと思ったことですが...
“人が亡くなる” というコトは、その後、ものすごいスピードでいろいろなコトを決めなくてはい
けない――、ということなのですね(しみじみ)。
しまうまが、未だ父の死に実感が持てないでいるのも、余りに、現実的なコトが多いからかも知れ
ません。

先ずやらなければならないコトは――、直ぐに葬儀屋さんに来て貰う――、ということ。
それまで思いもよらなかった “葬儀屋さんの選定” を、とても短い時間の中でしなければならず...
病室から霊安室へ。その後、葬儀屋さんが病院に到着したら、父と一緒に会場へ移動。
父を安置した後は、直ぐに葬儀の打ち合わせです。
実感の無いまま、見せて頂くラインナップの中から細かく進めていかなければなりません。
7時に亡くなってから、ここ迄で13時。長ーい半日です。

帰宅してからは、親戚のみなさんに連絡。
両親の出身である 九州から見える方もいらっしゃるので、葬儀は24日のみの一日葬を選び、前日
に旅立ちの身支度である“湯灌” という儀式を執り行って頂きました。
“湯灌” 終了後の夕方、葬儀屋さんが自宅の祭壇作りに来て下さいました。

24日の葬儀後は、皆で一路 火葬場へ。
しまうま、齢十分ながら、生涯初めて足を踏み入れる場所です。
ここで、いよいよ“形ある肉体” とはお別れになり、父は真っ白なお骨となりました。
火葬場の方は、最後の一片までとても丁寧に遺骨を扱って下さって...、勿論、お仕事とは言え、
有り難かったというか...、温かい気持ちを覚えました。父も、ホッとしていたと思います。

ですが、ココで母が突然、「お数珠が無い!!!」と言いだし(汗)...
皆で「それは大変!」とアタフタ探したら、自分の手首に付いたままだった...、というドリフ的
オチ(呆)。まるで、「メガネ、メガネ~」と探して、頭の上に乗っていた...、というのと同じ
パターン。もーーー、しまうま、不覚にも あの場で爆笑してしまったではないかー!!!
はぁ...、コレも我が家らしい話の顛末か(溜息)。

そして、火葬場から父のお骨と共に帰宅。
葬儀屋さんで安置して頂いている時に比べると、勿論、目に見える姿はありませんが、そこに父が
いるような気配を強く感じた――、というか、今も感じます。

今回は、お集まり頂いた親戚のみなさんおひとりおひとりの存在はもとより、葬儀屋さんや火葬場
の方々のお仕事に対する姿勢に、随分と助けられた気がしています。
普段の生活では、全く接するコトが無い...、というか、どちらかというと避けて通りたいコトばか
りでしたので、大変恥ずかしながら 彼らに対する気持ちを改める――、というか、とても感謝をし
ています。

父も、全てが滞りなく終わるコトに対して、胸を撫で下ろしているのではないか...、と思います。
ですが、残された家族にはまだまだやらなければならないコトが沢山(汗)...
ひとつひとつを、引き続き しっかりやっていきたいです(決意)。

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