2024年9月15日日曜日

『ピナ・バウシュ:春の祭典他』@東京国際フォーラム

 















今日は、とっても楽しみ☆にしていたピナ・バウシュ財団企画の、名作「The Rite of Spring:春の
祭典」の他 2本を観に東京国際フォーラムへ☟
「春の祭典」は、実に18年振り!に日本で上演。他 2本は初めて...、という貴重な機会。
ヴッパタール舞踊団の演目を、アフリカ13ケ国から、総勢35名の若いダンサー達が踊る...、という
新しいプロジェクト。

既に、他の国々では上演されており、コロナの影響も有り、日本は今になったそう。
最初の演目「PHILIPS 836 887 DSY」は、ピナ自身が踊ったものだそうで、今回は、エヴァ・
パジェという著名なダンサーが。冒頭、ほんの6minだけの舞台。

ピナ・バウシュのご子息が理事を務めるピナ・バウシュ財団では、過去のアーカイブも有り、
そこに踊る若き日のピナの姿が有りました☟
https://www.pinabausch.org/search?size=n_100_n

2本目は「Hommage to the Abcestors」は、ジェルメーヌ・アコニーという著名なダンサ
ーが披露。この演目に、彼女が付けた台詞が、とても良かったです。


      亡くなった者達は死んでいない
      存在するものよりも、物事にもっと耳を傾けなさい
      火の声を聞いて、水の声を聞きなさい
      風の中で耳をすませ、茂みの溜息を聴きなさい
      それは、祖先達の息吹。
      亡くなった者達は、完全に去った訳では無い
      彼らは明けていく暗闇の中に、そして、深まる暗闇の中に居る  
      死者は、地中にはいない
      彼らは木々の揺れの中に、森のうめき声の中に、流れる水の中に、
      眠る水野中に、小屋の中に、雲の中に居る
      亡くなった者達は死んでいない


しまうまには、このA4サイズのシート両面に綴られた詞が、沁みました。

しまうま、ピナ・バウシュの舞台を観るのは、3回目。
初回は、拙ブログを見直すと、2016年の Parisで『VIKTOR』☟

前回は、「さいたま彩の国劇場」で『カーネーション』☟

映画だって観て、『夢の教室』と☟

『踊り続ける命』です☟

もう、12年も前(遠い目)...
彼らの踊りを観て、肉体を以ってして、仕事に、全身全霊を込める...、とはどういうコトなのか、
彼らの真摯なパフォーマンスに、深く深く感動する日曜の午後でした。
しまうまも、全身使って頑張ってるけれど、直ぐヘタるもんなぁ(☜情けないw)...

いつも、この手のモノは、演目を観終わった後に観るようにしていますが、このリハーサルの動
画も、中々良かった!です☟




無機質な表情で踊るダンサーの方達も、幾度ものカーテンコールに、やり切った!素晴らしい笑
顔が溢れていて、こちらも嬉しくなりました。

本日が、最終公演。しまうま、この機会を逃すまい!と思い、発売日に購入して、これ迄の中で
最も舞台に近い 8列目。
最初の Parisでは、小指の第一関節位でしか見えなかったコトを思い出すとw、彼らの息遣い迄が
聞こえて来る、最上の席でした(感謝)。

しまうま、明日も仕事だけれど、良いエネルギーをいただいて、頑張ります!

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