2011年4月24日日曜日

走ることは、人生に似てる



2001年から、家の近くにあるスポーツ・ジムに通い始めました。

しまうま自身の評価は第三者にお任せするとして――、
日頃ぽーーーっとしている自分が、これまでの人生を思い返してみると、奮起するターニング・ポイントって、
結構…、キッツイことを言われたことがきっかけだったような気がします。

今の時代は――、どちらかというと「褒める」ことを美徳としていて――、
上司ともなると、下手なことを言おうものなら直ぐにパワハラの対象になります(怖い、怖い)。

でも――、
ただ単に言うことも言わず/言えずに、互いにゆるゆる&ぬくぬくと褒め合うだけの環境で――、
本当にヒトが互いに切磋琢磨し、成長出来るのかどうかについて、しまうまは相当疑問を持っています(こ
の議論は追々)。
なので、結構凹むことが多いのですが、敢えて厳しいことを言ってくれるヒトの言葉を大切にしてきました。
あ、勿論、それは相手に悪意が無い――、と思えることが前提の話ですけど(笑)。


や、これが冒頭のジム通いとどう?繋がるか――、というと(まくらが長い・詫)、
2000年の或る日――、或る方にキツイことを言われました。
今思うと、この言葉は或る種の“警鐘”だったんですよね。

でも、自分はそれを真に受けて「何くそ!」と奮起を(笑)。
同時に、これから年老いていく両親に何かあった時に――、持ち上げたり、おんぶをしたりすることを自分がし
なくっちゃ!と思って――、体力をつけたかったことがあります。

しかし、兎にも角にもこの一言のお蔭で――、
何とか(勿論、年を重ねて多少太りはしました)自分の体調を気に掛けることが出来ました。


その延長線上に――、《走ること》がありました。
5kmとか10kmとか――、短距離なのでマラソンと呼ぶには憚られます。

良い季節には屋内ではなく、極力外を走るようにもしていましたが――、
昨夏、多分長時間のヒールのせいで、突然!足の裏に激痛が走り――、
暫く通勤にはスニーカー、オフィスの…、どうしてもの時だけヒール――、というチグハグな按配に(涙)。
ここ最近――、終日ヒールの日があっても大丈夫なことを確信し、今日は皇居周りを久しぶりに走ってみま
した。

ランニングの素晴らしいところはふたつあります。
ひとつは、誰とも競わないこと。
もうひとつは、歩を出せば進むことです。

タイムを競うことが好きな方は、ガンガン、スピードを競えばいいのでしょうが、しまうまの興味はそこにあり
ません。みなさん思い思いのコースで走っています。
コースも、ペースも自由です。
自分で決めていい。

そして――、
どんなにきつくても――、一歩、歩を進めば、前に進むことが出来る。
上り坂は確かにきっついけれど――、ここで頑張ると下り坂は相当楽――、
逆に――、下り坂で調子に乗ると――、平坦なところでも相当きつい…。

ちょっとオーバーかもしれませんが、これって人生にも似てるなぁ――、などと思ってみたり。



【写真:今日のコース――皇居周りには菜の花が】

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