2016年6月25日土曜日

祝☆メディコムトイの20周年!――表参道ヒルズ


























しまうま、以前、或るコトで大変お世話になった メディコムトイ☟
http://www.medicomtoy.co.jp
その年間恒例のイベントにお声掛け頂くコト、往く年月(静々)...
昨年、一昨年は仕事が有り、伺うコト叶わず(詫)...
今年は20周年!とのコトで、万難を排して伺いましたが、写真のようなモノ凄ーーーいヒト
(驚愕)。早々に断念せざるを得ない状況。

一旦食事をしてから、性懲りも無く、再度、帰りにも覗いてみましたが、延々の列...
これは余程空いているタイミングでないと、かなり厳しいです(溜息)...

※ 15周年の様子(もう5年経ってしまった!)☟
 http://okawatom.blogspot.jp/2011/07/15parco-part-i.html
■ ■ ■
6月最後の金曜日。
今日は、英国のEU離脱に揺れた一日。
しまうま、極力、天災/人災...、政治や事件等のその日のホット・トピックスには触れずに
来ました。
それは、自分のような者が手に負えるコトでは全く無いし、語れる立場にも無いし...

でも、今回の英国のEU離脱で気になる点は、移民の方達やブルーカラーの方々の支持が厚い
ところ。
それは現在、大統領選最中の、米国のトランプ候補の支持率の高さとも呼応。
そのふたつの先に或る、これからの社会は、一体、どのようなモノなのだろう...、と思いを
馳せます。

そしてそして...
それこそ、しまうまが触れるべきでも無い、蓮實重彦さんの三島賞受賞の会見。
受賞を知らされた時の、やたら憮然とした応対に、マスコミは注目するばかりでした。
今回、メディアに全文は掲載されており、知性有る方はこのように語られるのだ――、と改め
て学びました。
つまり、本来、糾弾すべき対象については、全く触れない――、という...

蓮實さんにしてみれば、三島由紀夫は、確かに大学の先輩で、偉大な文豪で――、とあっても、
この 10歳――、という年齢差は、実は相当微妙で...
生前の――、特に、天才と取り上げられた三島の、晩年の何かに取り憑かれたような、行動/
言動や...、その死の選び方についても、我々のような世代でははかり知れないような、途方も
無い動揺があったと推察します。

世の中、歴史的偉人を持ち上げて、カリスマ化する動きは、そこココに見て取れますが、決し
て会見ではそのようには仰いませんでしたが、蓮實さんにとって三島は、正直、ポジティブな
認識は無かったのではないか――、そこに、或る種、権威付けされた “三島賞” なるモノに対す
る、現在 80歳の、彼の...、抵抗だったのではないか――、と。

しまうまも当初、Webのニュースを見る限り、何だか偉い方が、ヒステリックにキレてしまっ
たのかな?と思ったコトを反省。
蓮實さんがこれまで生きて来られた時代背景も鑑み、非常に複雑な思いを込めて、敢えてこの
賞を受賞するに至る、彼の忸怩たる思いは相当なものですし、彼が、自分よりも相当若い年齢
の選考委員の方々に、「君たち、三島と自分との時代的な関係性も含めて、理解した上で、選
んでるよね」、「だとすると、本当に自分でいいの?」、そう問題提起。

彼の発言の背後は、本来の彼の筆の力よりも寧ろ、「ご年配だから」、「元・東大総長ですよ」
といったバイアスの方が強かったのではないか――、そういう、彼の自警の念も込めた問い掛け
だったように思います。

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