2016年6月1日水曜日

紀尾井町『Louis Vuitton展』



























今日は、予てから楽しみにしていた『Louis Vuitton――Volez Voguez Voyagez』へ、若手の同僚た
ちと誘い合わせて、伺いました。
生意気なコトを言いますが(詫)...、しまうま、Louis Vuitton のアトリエが現在もあるAsnieres
には、かつて年に一度、計 7度程伺ったコトがあります。

最初に伺った時は、もの凄くクローズドで「あそこは駄目」、「ここは駄目」という制約が多か
った記憶がありますが、こういった VISIT が、基本的にはジャーナリストや大切なお取引先、そ
して、自社の人材教育の場のように「限られた方々に見て頂く」という図式から...
10年に亘る時間の経過の中で、企業側も「見られるコト」から派生する、広報を含めたブランド
認知、ひいてはブランドとの関係性の価値を認識し出すようになり...

2007年にお邪魔した際には、複数名で訪問させて頂く我々の方が、当然ながら相当前に依頼をし、
了解頂いていたにも関わらず、オペラ座での公演のあった市川団十郎さんと海老蔵さんの訪問時
間とバッティングしてしまい、まるで帚ではわれるかの如くwww、極短時間に、その場を追い出
された経験もあります(涙)...
そして、遂に!去年からでしたか “一般にも公開する” ――、という動きにもなり、感慨深いもの
があります。

そういう意味で、僭越ながら、しまうまなりに同社の歴史の逸品を目にして来たつもりではいま
したが、今回の展示では、これまでに見たコトの無いようなもので溢れていましたし、各部屋の
プレゼンテーションは工夫に富んでいました。

特に印象深かったのは、1920年代〜1930年代に掛けて、同社が手掛けて来たスーツケースに並べ
られた、主に綿や麻で出来た服。
別段、デザイナーの名前が有る訳ではなく、或る意味、その時代の所謂、“よそゆき” を表現して
いて、保存状態も素晴しく、感動しました。
いよいよ、会期は 6月19日迄。
無料ではありますが、出来れば予約をお薦めします。
是非是非!

【写真:これまで公にされなかった設計図等も素晴しく、深く感動】

0 件のコメント:

コメントを投稿