2023年4月19日水曜日

『徹子の部屋』ーー樋口恵子「ピンピン、ヨタヨタ、ヘロヘロ」

 















今日は、家族の誕生日。
年を重ねることが出来ず、一緒に祝うことが叶わず、本当に残念です。
去年は、自由学園で買った割烹着をプレゼント☟
https://okawatom.blogspot.com/2022/04/blog-post_20.html

この割烹着は、亡くなった日にも着ていてくれていて...
只、搬送されたERで、前から真っ二つにハサミで裂かれてしまい...
でも、棺の中に入れることにしました。

先々週の『徹子の部屋』に、樋口恵子さんが登場されており、家族も、彼女のことは尊敬していた
ので視聴したのですが☟

そこで、「あぁ、家族も、そういう感じだったのかなぁ...」と思うところが有り...
70歳迄は「ヨタヨタ」、90歳になると「立っているだけで、ふわっと倒れる」と仰っていました。
それくらい、自宅での転倒は、本当に危ないのですね...
常に、横に付き添うことが出来なければ、防ぐことは難しかったのかなぁ...、と。

「幸せな死に方」のひとつに、鎌田實先生が提唱するように「ピンピン、コロリ」なんて言うけれ
ど、今回、家族の場合も、そこに入るのかもしれませんが、本当にそうかなぁ...、実際、幸せな死
に方って、どういうものでしょう...

世間でキャッチフレーズ的に言われることって、自分ごとでは無い時には耳心地が良く、「そうい
うの、いいなぁ...」なんて思っていましたが、実際に起こると、余り共感出来ない...、と実感する
ところです。

それから、番組中、樋口さんが仰っていた、「身体は、命を乗せて運ぶ器」...、という言葉が沁み
ました。亡くなった時の身体は、硬直して、何も起こらない。
外見は、そこにあるけれど、そこに命は無い。改めて身体というのは、容れ物なのだと思いました。
そう考えると、私たちが、生きている...、という事実は、本当に不思議なことです...

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