2013年7月6日土曜日
国立新美術館『ANDREAS GURSKY展』
今週も無事、終了しました(涙)。
今週も何とか乗り切り(息も絶え絶え…)――、その中の一服の清涼剤???の幾つかをUP!させて
頂きます。
先ずは、絶ーーー対にコレ!
『ANDREAS GURSKY』展☞ http://gursky.jp/
ドイツのフォトグラファー…、というか、彼の“眼” を通して施されたデジタル処理は、“フォトグラ
ファーの仕事” の領域を遥かに超え…
これまでに見たことも無いような、或いは見たことはあっても、こんな風に眺めてみたコトは無い風
景が目の前に――、圧巻!のスケールで拡がります。
もー、本当に凄い! その一言に尽きます。
しまうま、彼のコトは初めて知りましたが、駅で見たポスターに目を奪われ、「行かねば!」と直感。
写真なので、平面展開なのですが、個体の集合体から成る群衆のエネルギーみたいな、物理的な力さ
えも感じる、スゴイ構成力。
現実なのか――、或いは虚像なのか――、そんなことも考えると、今、自分の眼前にある この風景も、
実は虚像なのかもしれない――、なんて、堂々巡りの考えも浮かんできたりして。
だし、あの群がる人々/モノ等々を見ていると、何とも言えない虚無感に襲われます。
今を懸命に生きている筈?つもり? の自分も、その“One of Them” だなぁ…、と。
Gurskyは冷静に、俯瞰して被写体を見つめていて――、そこの“One of Them” の貴方(自分)、一体
全体、本当にそれで大丈夫??? 何だかそんな風に問い掛けられているような思いがしました。
【写真:会場の出口に飾られていたパネル】
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