2013年6月9日日曜日
枇杷、たわわに実る
昨日、しまうまは家族のお骨を実家から築地まで車で運び――、しかし、自分の運転技量では、土曜日
の午後、渋滞もある帰途の運転は厳しいと判断。
一旦、しまうまの家へ。
家族共々一泊後、今日の午後、再び実家へ。
今回、四十九日を迎えるにあたり、ご仏壇も購入。
忌明けのお返しを日本橋三越に相談に行こうとしていたら、その途中にご仏壇コーナーを発見!
「ちょっと、どんな感じか見てみる?」、そう言いながら 5Fの――、通常の売り場に知られないように
佇む小さなスペースに寄って、お店の方に自分たちの事情をお話していたら、「最初にご仏壇の購入を
しなくてはなりません」と言われてビックリ!
そうしないと、お位牌をお返しした後に、備えなければならない仏様をお迎えするスペースが無いから
です。それを聞いて、しまうま達はアタフタ(汗)…
その売り場は、とても小さなスペースで、品揃えもとても限られていたのですが、一目見て、素敵!と
思うご仏壇がありました。
でもでも、最初に見た売り場だから…、と思い、ひとまず別のお店も見てみるコトに。
後日、有名な“は” で始まるチェーン店のお店が銀座に有り、見に行きましたが、フィットするモノは
なく…、その通りのお向かえに、宗教を問わず、家具調のご仏壇を販売するお店もあり、覗いてみまし
たが、最初に見た以上にピンッ!と来るモノはありませんでした。
で、再び日本橋三越の売り場へ…、担当の方は前回のやりとりを覚えていて下さっていて――、
その後の注文はスムーズに。
とても小さなご仏壇――、明るいメープルに似た木材です。
このご仏壇に、昨日、二十代というサイズのご本尊を頂いて、先ほど無事、安置。
しまうまも家族も、とてもホッ!としました(喜)ー!
■ ■ ■
そして、実家のベランダでは、家族が毎年手入れをしてきた枇杷が、写真のようにたわわな実を付けま
した!こんなにも成ったのは、本当に初めて。
「今年の枇杷は沢山成りそうだよ…」
そう家族も言っていて、とても楽しみにしていました。
この枝ぶりを見ると、その時の会話のやりとりがフラッシュバックして、涙が出そうになります。
このまま放置していると、鳥に食べられてしまう懸念有り(自然の現実w)…、残された家族でそれぞれ
ひとつずつ食べてみました。
こんなベランダのひと鉢でも、十分に甘く――、そして、酸っぱくも有り…
それが却ってとても切ないのですが、今日の記憶を、きちんと胸に刻んでおきたいなぁ…、と。
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