2016年9月23日金曜日
Paris にエールを送りたい。
出張から戻り、今日で早くも2週間が経過しました。
「旅日記」も今日で終わりです。
行く前は、頻発するテロのリスクを冒してまで、本当に行く必要があるのか...、自問自答。
幾度もエールフランスの予約ページを見ては、キャンセルをクリック。
結果、昨年同様の短い滞在ではありましたが、行くコトが出来て、本当に良かったです。
昨年 9月の時点でも、既に Paris 市内は厳戒体制でした。
今年は...、拙ブログでも幾度か記しましたが、観光客が激減。
特に、日本人観光客の減少率は世界最大の 50%弱。
その他の国も、軒並み減少しており...、あの!ぎゅうぎゅうでカオスな Paris の感じはあり
ません。
勿論、混雑している観光名所等はありますが、物販や飲食は、最も打撃を受けています。
東京の “銀座線” に当たる “1号線” は、ラッシュアワーでもぎゅうぎゅうにはならず...
Champs-Elysées に近づくと、各国語で「スリにご注意下さい」と自動的にアナウンスされる
声も、あまりに見晴らしが良すぎて、犯罪が起きる余地無くw 、虚しく響き渡っていました。
ここ暫く France でのテロは発生しておらず、人的被害はありませんが、今回、街の様子を見
る限り、相当な経済的ダメージを受けているコトを実感します。
タイミングを誤ると、「どっちが客だ(怒)!!!」と思ってしまうコトもある、物販やカ
フェのヒト達も優しいw
何だか、すごーく矛盾するようだけれど、Paris は「コレはあり得無いだろーーー!」という
不愉快さが無ければ、Paris ではない ように思います。
みんながニコニコと穏やかで、優しいのは、Parisじゃない。
普段ツンケン!しているのに、10回に1回くらいは優しさに包まれる...
その 1回が深くて、心に沁みる...
レジには、もーもーぐうの音も出ないくらい並ばされるのにw 、レジの方とお客様の他愛の
無い会話に、東京には無い人間臭さにやられる...
かなり屈折しているけれど、それが Paris だと思う。
これから、ファッション・ウィークのスタート。
Paris には、いつもの活気を取り戻して欲しいです。
【写真:FrankfultからParisに向かう飛行機の窓からの風景。短距離飛行機は低空で、眼下が
よく見えるのも魅力。この日も、畑の色がパッチワークのよう。
プカプカ浮かぶ雲は、かつて Spiralで nendo が手掛けた『平田暁夫展』で観た白い
帽子を彷彿させました】
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿