2011年9月27日火曜日

Karl Lagerfeld × Macy's――Impulse



日本はぐぐーっ!と気温が下がって来ました。
ジャケットやカーディガンが無いと寒いくらい…、みなさんの体調は大丈夫ですか。
くれぐれもご自愛下さい。
■ ■ ■ ■ ■

今回のNew York の滞在――、例年より2週後。
多少のエア&ホテル費用のアップはありつつ――、ファッション・ウィーク後に渡航したことはとても
良かった――、と感じています。
これまで――、所謂 “Labor Day” 以降に秋冬物用に売り場が立ち上がることが前提でしたが、市
場は常に変化しています。
去年はまだまだセールが続いていて、本来の売り場の姿がとても見え辛かった――。

でも今回は、ファッション・ウィークや、期間中に行なわれたファッション・ナイト・アウト(FNO)を目掛
けて、各メーカーがそれぞれの粋を集めた後――、とあって、流石にそれぞれの売り場が打ち出し
たい製品政策の傾向を如実に見ることが出来ました。

このことに関して、言いたいコトは沢山あるのですが(笑)――、今日はMacy'sに関して。
CHANELのクリエイティブ・ディレクターであるKarl Lagerfeld との協業PB “Impulse”。
駅張りから――、この写真のような多くの訴求がなされています。
そして一歩、館に足を踏み入れると――、
去年の今頃――、マドンナのお嬢さんが手掛ける“Material Girl” が、そうであったように、全館――、
全身全霊の籠った打ち出し。

製品のクオリティがどうか???ということになると――、
それはもう、今の日本のがどうこう――、ということではなくて(これを言い出すと、到底日本のモノ
には敵わないです)、
こういう――、正に全社上げて!という、これほどまでの気合いの入れ方は――、正直、今の日本
には中々無いなぁと。
渡航の滞在時間はとてもとても限られていて――、その間に五感を研ぎ澄まし――、
何を?どう?感じ取るか???というのは難しいところですが、この取り組み――、決して嘲笑出
来ないなぁ――、そう思っています。

さてさて、同じ時期のSacks Fifth Avenue は正にCHANEL のウィンドウ。
Lagerfeld の――、それこそオリジナル。
そんなふたつが同じ時期に――、そんなに離れない距離で、それぞれの環境と顧客に向けて展開
されているのは、本当に興味深いなぁ――、と思います。

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