2013年10月29日火曜日

京都『智積院』



















開門と同時に『三十三間堂』に居るコトをFBにUPしたら、「その周辺は、オレの庭だ!」と豪語
する友人が(笑)、「『智積院(ちしゃくいん)』をお勧めします」との書き込み。
『智積院』???
しまうま、初めて知りました。

んー、コメントは有り難いけれど、時間的に無理だなー、と思っていたら、ホテルを挟んで『三
十三間堂』と反対側だと気付いて...、「ならば、駆け足でも行ってみよー」と。

本当に良かった!です(深々感謝)☟
http://www.chisan.or.jp/sohonzan/
真言宗の『智積院』は、成田山新勝寺、川崎大師等も別格本山なのだそう(驚)。
家族が元気だった時、成田山は毎年お参りに行った場所。友人が発した一言に導かれて――、何
だかご縁を感じてしまいます。

こちらの素晴らしいのは、長谷川等伯(1539―1610年)の襖絵図の数々。
展示によると、絵の才能あり、地元・石川での作品は数多くあるものの、実際は30歳で絵の世
界で生きてゆく――、というコトを決めた遅咲きのヒトであったよう。
同時に、未来を託したご子息の急逝等、波瀾万丈の生涯――、いろいろ考えさせられます。
それにしても、当時の襖絵が、勿論、手直しはあるのでしょうが、今なお輝きを持っているコト
が素晴らしいですし、何より写真の名勝庭園は、朝早いコトが幸いして訪問者少なく、とても限
られた時間ながら、楽しむコトが出来ました。

とは言え、齢十分な自分...、一体、いくつ?になったら、こういう風景をゆっくりと堪能出来る
ようになるんだろう――、と、恥ずかしく思ったり。

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