2015年9月9日水曜日

人生初!のGrande Table ―― Four Seasons Paris『Le Cinq』



















しまうま、先ほど無事に帰宅。日本は大雨&ムシムシw
ここからはParisでの日々を、東京から綴ります。

滞在最後の夜は、労を癒す(…ほど働いてもいないし、成果も無かったがw)、人生初!の
Grande Table を奮発。
これまでにも、ホテルのカフェとか、カジュアル・ダイニングのような所には足を運んだコ
トはあるのですが、流石に Grande Tableは足が竦みます。

一度は行ってみたい――、と夢見た Grande Table。
今回はAv. Georges V にある “Four Season” 内の『Le Cinq』を予約☟
http://www.restaurant-lecinq.com
オンラインでは予約を〆切っていたのですが、メールをしたら、時差の関係で時間帯が良か
ったのか、思いの他早く返信が来て、この日の予約はOK!とのこと。
やー、しまうま、嬉しくて気持ちが上がりました(笑)。

19時の予約に、20分前からホテルのロビーに乗り込み、待ち切れずに 19時 5分くらいにはド
ヤ顔で一番乗り!にレストランに現われる しまうま(典型的な日本人w)。
セレブリティのエレガンスは、時間よりも随分後にゆっくりと...、リラックスした感じで、
でも堂々と現れる――、というもの。
しかし、それは “国民性” というコトで、致し方無しw

食事の値段は確かにホームページに出ているのですが、鬼門は飲み物だな...、と踏んでいた
のでw、「このクラスのお店で食前酒にシャンパンは無理だから、キールって訳にもいかな
いんだったら、ミモザにしとく?」等と、自問自答のシュミレーションwww

しかし、着席と同時に、否応無く、三種のシャンペンのワゴンがガラガラと登場。
先に Reims で見た会社と、こういったGrande Table は共犯者だ!と、深く納得(笑)。
そんなに大仰なワゴンが現われたら、断る訳にもいかず...、一杯注文。

このお店のシェフ Christian Le Squer は、三ツ星レストラン “Ledoyen” のシェフを 12年間も
務めた逸材(☜『料理通信』情報w)、
“リ・ド・ヴォー” が得意料理と聞き、初心者はABCの、先ずは “A” からスタート。
この日は写真の “リ・ド・ヴォー” とサラダをオーダー。

シャンパンを飲みながら、アペリティフとして二皿が提供され、その後、スターターとして、
茄子のスモークが。懐かしく、そして優しい味のするひと品で、とても美味しかったです☟



















正直、コレでお腹が一杯に(おい!)。
その後、いよいよ、メインが登場!
それに合わせた白ワインをソムリエの方にお願いしたところ、2011年の “Meursault” を提案
してくれたのですが、ひと口、口に含んでビックリ!!!
こんな白ワインは飲んだコトが無い!!!くらいの素晴しさ。
これこそ、専門家の為せる業なのだと。

このリ・ド・ヴォーの下にあるのは、一見パスタのようにも見えますが...
しまうまは、ん?セロリ???と思ったのですが、聞いたらキノコ(驚)。
細ーーーく切って、パスタの形状にしたものだそう。
リ・ド・ヴォーがハイカロリーなので(汗)...、下でバランスを取ったと見たwww

この齢にして、初めての経験!
コレもそれも...、毎日3,000円掛かる海外パケ放題を契約せず、wifi放浪生活の産物ですw

同時に、食事の美味しさや、美しさもさることながら、今回、改めて考えさせられたのは、レ
ストランのフロアにおける人的なフォーメションの素晴らしさです。
最後、しまうまが帰る頃には、テーブルの4分の3は埋まっていましたが、席が比較的空いてい
る開店時には、彼らの動きがよく理解でき...、そのプロフェッショナルな挙動が本当に素晴し
くて、感動しました。

チームワーク――、そしてタイミングの妙!
しまうまのように、ひとりで来たおばちゃんにも、付かず離れずの温かみのあるコミュニケー
ション。
自分が足を運んだコトが無いだけで、きっと東京のGrande Table も同様かもしれませんが、
彼らは世界の、多様な方達を相手にしてきた――、そんな自負をも感じるコトが出来ました。
そうそう出来ない、素晴しい経験でした(深々感謝)。

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