2011年5月8日日曜日

子の心 親不知



今日は暑過ぎるくらいに素晴らしいお天気でした。
みなさん、思い思いの――、素敵な日曜日を過ごされたことと思います。
そして――、今日は母の日でもありました。
ご存命でも――、残念ながら――、それが叶わなくても――、 今日は世界中でお母さまに対する――、
それぞれの感謝の気持ちの形があったのだと思います。

ツイッターやFB上では、お花とかプレゼントとか買う方も多いようでしたが――、
実はしまうまの母はここ数年――、

「何も贈ってくれるな」

「断固!花は要らない」

と言っています(困惑)。
街を歩くと――、お花屋さんには日に日にカーネーションが増え、各小売店では『母の日にいかがですか』
的なアプローチが多い中――、
しまうま、毎年、本当に困っています(涙)。

ということで、今年は「何か手料理を作ろう!」とデパ地下に行ったら――、
しまうまが生を受けた 長崎県産の鯛の切り身を発見(嬉)!
早速、家族分買い、偶然にも長崎県産のアスパラも売っていて、「これはいいなぁ…」「喜んでくれるかなぁ
…」と思い、次々購入。
昨日の夜は鯛をおぼろ昆布で〆たりして、準備は着々と。

と、ところが!今朝になって――、

   母「今日は出掛けない!」と言いだし(おいおい・再び困惑)…、
しまうま「えー!食事、用意してるのに…」と言うと、

   母「このGW、沢山出掛けたから今日は行かない」
しまうま「鯛はどうなる???」
   母「冷凍すれば大丈夫よ(笑)ー」

との弁。
はぁ(溜息)…。

しまうま、昼間っからこの鯛、食べました。
はい。夜も…、た、食べます(ウップ…)。

その昔は勿論、毎年あれこれ考えたものを贈って――、彼女も喜んで受け取ってくれました。
でもそれは本当は――、
というか本当に彼女の欲しいものではなかったのかもしれないし――
それ以上に――、
喩え高価なモノではないにせよ、彼女はしまうまの経済的負担を案じてくれているのかもしれません。

よく “親の心 子知らず” と言いますが、まぁ、逆もまた然りで しまうまに言わせると “子の心 親不知”(笑)。

や、でもこれ自体も――、
彼女に言わせれば“親の心 子知らず” なんだろうなぁ――、と、今、 このブログを書きながら思います。
まぁ・・・
食事は自分で食べましたが(全ては到底無理なので一部冷凍…、と追々)、暫く分はありそうです(笑)。

確かに――、彼女はひどく照れ屋です。
男性には時々いますけどね。
一見すると、全然そんな風には見えないのですが――、改まった場で感謝されたりするのはとても苦手みたい
です。

そうそう! 今日、この格言を目にしました。
どの寺社にも入り口の所に――、その月の格言が毛筆で書かれていますけど、しまうまが行く出先の道なりに
あるお寺の和尚の言葉。
実は毎月ツイッターでup しているのですが、今月の格言は――、

『子の姿は 親のすがたなり』

んーーー、つまりは両者は鏡合わせだということです。
胸、痛し(笑)。

■ ■ ■ ■ ■

そんなこんなで (どんなんだ?笑)――、
夕方は銀座に行き、さなメモに書いてあった 松尾たいこさんの展覧会を観に銀座・ポーラまで。
http://goo.gl/kj3nx

さとなおさんが薦めておられた展覧会。
しかも、彼自身も松尾さんの絵を購入されていて――、一体?どんな絵なんだろう――、とワクワクして出掛けた
ところ・・・、
やー、何と言ったらいいんでしょうか…、素晴らしかったです。
本当に観に行って良かったです!

空想的なシーンではなく――、どれも生あるモノや自然を描いていらっしゃるのですが、
彼女の『眼』というフィルターを通すと――、
こんな風に映るんだなぁ…、と。
特に色彩については山の峰など、ブルー、ピンクや黄色を使っていらっしゃって――、
溜息が出ました。
こんな配色の仕方が出来るなんて!――、本当に才能の有る方は羨ましいです…。

入り口のところには作品のインクジェットのリトがあって、欲しかったーーー!
凄く高いのかな???と思っていたら、12,600円(驚)。
でも、今回感動したこのポスターの峰と空のコントラストや――、海の波のものは無かったので断念。
製作にはひと月かかるそうなのだけれど、これは是非、シリーズでこの展覧会の後、是非!販売して欲しい
なぁ(勝手な要望)。

会期はいよいよ今月29日まで。
銀座ポーラ・ビルの右手のエレベータで是非、3Fへ。
http://taikomatsu.exblog.jp/



【写真:エントランスのポスター】

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