2011年8月9日火曜日

人間ドック ―― 胃カメラ・デビュー



今日も暑い一日でした。
しまうま、今日は人間ドックの日。この日の為に、ふた月前から体調を整えて来ました。
やー、今更、食事制限をするようなストイックさも全くないし(開き直り)――、ただ去年はちょっと数値
が高くなったので、2年前に戻すことを意識しました。

そしてそして――、今日は人生初!の胃カメラに挑戦(覚悟)!
■ ■

私の友人はバリウムが苦手で――、ここ数年、人間ドックの時には胃カメラをやっていました。

「しまうまさん、全然 楽ですよー」

と頻りに言うので、恐る恐るやってみることに。
それまでは全然大丈夫だったのに、昨日の午後辺りからハタッ!と にわかに不安になり――、
今一度、友人に聞いたり、数年前に胃がんの手術を受けた先輩に聞いてみたり――。
でもみんな、「大丈夫だよ~」と言うものだから、ようやく覚悟が決まりました(往生際が悪い・笑)。

万が一に備え(何をだ?)――、午後は半休を頂きました(用心深い)。
今朝もいろいろな邪念が過り(おいおい)――、それを癒そうと、先にご紹介した福岡伸一先生の『動的
平衡』を持参。

この中で先生は――
「そもそも人間はミミズやナメクジから進化したものであり、正に我々の人体は彼らのように一本の“管”
   から成るのだと」(P72)

「単純化すれば人間の身体はチクワのような中空の管に過ぎず、その他の穴はチクワの表面に開いた
   穴や窪みでしかない」(P70)

とさえ仰っています。
つまりは私たちが常々 “体内”と考えている胃を始めとする内臓ですら、厳密には “身体の外”なのだ
そうだ。
もうー、このチャプターを何度も読み返して、自分に言い聞かせました――
「しまうま、いいか、内臓の検査じゃないぞ、管の調子を診てもらうんだ」と。

で、順調にいろんな検査を終え、いよいよ処置室へ――、いざ!出陣。
しまうまと一緒の順番の男性の方は看護婦さんに「去年もここで受けました」と言い、
看護婦さんは「えーっと、しまうまさんは初めてですね!」と言ってくれた割には、不安な私に見向きも
せず、サバサバと作業を進めます(笑)。

まー、受診者が多いから、いちいち構ってられないし、彼女たちに心配されたら、確かに一気に突き進
む気持ちが萎えてしまいそう。

先ず胃の発泡を押さえる薬を飲み――、舌の上に氷に溶かした麻酔薬を乗せ、暫し待ちました。
そして順番が呼ばれ、入って行くと――、そこには見覚えのある先生が!
そう! 丁度5年前に腸の再検査になった時、内視鏡を受け持って下さった女性の先生だ(涙)ー!
凄くいい先生で、技術も素晴らしく、不快な思いや痛い思いも無く――、身体の負担が少なかったコトを
思い出して、不安は一気に拭えました。

「よぉし!先生に任せよう」

そう思って、途中は確かに苦しかったけれど――、無事、検査終了。
結果は特に問題なし(嬉)!
バリウムは影を見るだけだから、内視鏡はより詳しく診て頂けて気持ちスッキリ(喜)!

多分、バリウムに戻ることはもうないなぁ…
しまうまにいろいろアドバイス下さったみなさん、ありがとうございました(深々感謝)。
お昼はお蕎麦を頂き、モノを美味しく食べれるコトに心から感謝。


【写真:検査後の諸注意。麻酔が効いているので、直ぐにご飯が食べられないのが難点・・・、と言えば
     難点?笑】

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