2011年8月10日水曜日
『名和晃平――シンセンス』展 ――感動!必見!
今日は仕事の後、超猛ダッシュ!で、現代美術館の『名和晃平――シンセンス』展を観に行きました。
先日『フレデリック・バック』展を観に行った時、両方観るコトが出来たのなら、割引のチケットも有り、リー
ズナブルだったのかもしれませんが、しまうま――、素直にフレデリック・バック展だけでもうお腹一杯(笑)。
いつか行こう!行こう――、と思いながら――、先日お会いした尊敬する先輩が、
「しまうまさん、絶対に観に行かねばよ!」と力強く仰って――、会期を確認するといよいよ8月28日迄。
正にカチカチ山(笑)――、今日、早速行ってみることに。
■ ■
清澄白河から現代美術館への道程。
このふた月で3回目となり――、景色も慣れると結構近く感じ、しまうま、足取りも軽やか(笑)。
やー、会期は28日迄ですが・・・、未だ観ていない方がいらっしゃったら――、
絶ーーー対!お薦め!
しまうま、ここ数年で最も心に残った展示のひとつです。
■ ■
展示はVIDEOを含む、12の構成から成ります。
しまうまが特に感銘を受けたのは――、
PRISM
BEADS
POLYGON
VILLUS
LIQUID ・・・、です。
会場の構成も本当に素晴らしく――、
個人的なお薦めは――、
・PRISMからBEADSに進む道――、
・BEADSから次の部屋に行く時に振り返って観ること――、
・オレンジの光に照らされているVILLUSの部屋の一番奥右側から――、POLYGONの部屋に照らされる青
い仏像が映しだされるところ――、
素晴らしいです。
■ ■
また作品そのものも――、
PRISM の製作手法には感嘆(驚)!
説明書を読まなければ、コーティングしてあるのかな?程度の認識でした。
VILLUS も最初に度台を作り、その後に発泡ポリウレタンのスプレーを吹き付ける――、というもの。
観れば観るほど――、驚きのテクスチャーです。
1Fのミュージ―アムショップの奥で、この製作過程がVIDEOで流れていましたが、とても大きいもののある
のに、重さは無いんですよね(ま、ウレタンだからですけど)。
それが今のテクノロジーだなぁ…、としみじみ。
しまうま、不勉強でしたが――、名和さんの製作というのは、勿論、名和さん自身が主導なのですが、チー
ムで作り上げていくスタイル。
だから、とてもダイナミックです。あー、日本には素晴らしい方がいるんだなぁ…、と。
普段、こういった展示を観に行くと、大概、ポストカードを買うのですが、今回の名和さんのは買いませんで
した。
これは、決して悪い意味ではないのですが――、
しまうまにはあの空間とあの作品のインパクトが凄過ぎて――、自分の印象にフィットする2Dの写真があ
りませんでした。こんな自分の行動も本当に久し振り。
あと2週間の展示――、お時間許しましたら是非!
【写真:今回の展示の――、象徴的な一品 “BEADS” のポスター(会場にて)】
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