2012年6月8日金曜日

母と書



今日はとても暑い一日でしたね…
明日は雨――、先ほどの天気予報では関東地方もいよいよ梅雨入りか?! と言っていましたよ。
いよいよ…、始まるのでしょうか。
■ ■ ■

今日の仕事は午後から。
午前中は、昨日から明日迄開催されている書展に、母の作品を観に。
母は――、手前味噌ではありますが、しまうまと“全く”異なり(強調)、絵も上手だし、書やお茶を嗜
んだり、はたまた、ちょっとしたモノは簡単に作ってしまう…、といった具合に、手先がとても器用。
何故?自分はそういったセンスを受け継げなかったのか――、悔やまれてなりません(涙)。

そんな母が本格的に書を始めたのは、確か30代の半ばだったのでは――、と記憶しています。
そこから黙々と…、最初の頃は教室に通ったり、次いで個人指導を仰いだりしていましたが、ここ10
年くらいは本当にひとりで黙々と…、見本とにらめっこしながら書いています。
毛筆、ペン字等、いろいろな種類があるようですが、ほぼ全てを制覇。
今は毛筆は八段くらい??? 他も六~七段くらいらしい(驚)。

もう数十年続けていますが、昨年末だったか――、初めて!この書展に出してみることを決意。
ようやくこの日を迎えました。
ところが当の本人は諸々忙しくて――、残念ながら開催中に足を運ぶコト叶わず…、今日はしまうまが
託されたのであります(時には、こんな自分も役に立っているみたい・笑)。
何とか会場の雰囲気を伝えたくて、何枚も何枚も写真を撮りました。

書を始めた頃の母の齢を超えると――、
彼女が何故?その時に始めようとしたのか――、その時、何を?思ったのか――、
何処かで思いを馳せる自分がいます。
書に向かい合う――、という作業は(否、あらゆる分野の“表現活動”は同様かもしれません)、“自分
自身” と向かい合う作業なのかもしれません。
彼女がその歳の時に、自分は幾つだったろう…
いい歳で、いつまでも心配掛けてる自分が情けなくもあり。

お母さん、おめでとう!
私はあなたが誇らしいよ、ん、嬉しい。
そして、いつもありがとう。
PC、全然使わないのは知ってるけど(笑)…、今日はそう伝えたい。

【写真:1,000点強の出展ある中、賞を頂きました】


※この週末もブログをお休みします。みなさん、素敵な週末をお迎え下さい!

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