2012年6月1日金曜日

おかばやしさんのことば



ようやく金曜の声を聞いて安堵(笑)。
今日も雨がどーん!と来ましたが、短い時間で良かった。
週末は気温が下がる上、日曜は雨の予報(悲)…、いよいよ!梅雨へ突入でしょうか。
■ ■ ■ ■ ■

今日は手短に。
水曜日の日経の夕刊に、歌手のおかばやしさんのインタビュー記事がありました(写真)。
『死を意識することで前向きに――無理なく楽しく、今を充実』
そう題されたタイトルで、興味深い――、というか何だか共感するコメントがありました。

――僕にも祖父母がいた。誰かの孫だった自分が、今は孫を慈しむ。そう考えると、自分も大
   きな時間の流れのひとコマでしかないと意識するようになった。
   死を認めるのは決して後ろ向きな感情じゃない。終わりがあるから、今を充実させたいし、
   新しいこともやりたくなる。(中略)時間に限りがあるから、毎日を愛おしく感じるんだろう。
   現代の医学や科学技術は、どうも老いや死を認めたくないという志向があって、無理が
   生じている。却って老いへの不安を煽っているんじゃないだろうか。

――僕は自分の興味のあること、心が動かされた時にしか歌に出来ない。20歳に戻って曲を
   書くのは無理。70歳になれば70歳なりの曲を書く。
   若い頃は、政治家や学校の先生をこき下ろす歌で悦に入っていた。でも幾ら誰かを批判
   しても、自分の立派さの証明にはならないと気付いた。今は人と人、人と自然の関係に
   関心が向いている。
                                            (下線 、しまうま)
今、自分の置かれている環境もあるせいか、凄く共感する――、というか。

昔、「しまうまさん、全てのモノゴトは有限だよ」――、そう言って下さった方がいました。
当時、諸々の行き詰まりを感じていた自分の目の前が、そのひと言で拓けた気がして、気持ち
がとても軽くなったコトを思い出しました。
“全てのモノゴトは有限” ――、という意味合いは、それぞれの状況や立場で色々あると思いま
すが、いい意味でも、その逆でも私たちの毎日は、未来永劫続くモノではない――、そう考えて、
日々出会い、関わる方たちとのひとつひとつを大切にしていきたいなぁ・・・、と。
このインタビュー記事は、そのことを改めて思い起こさせてくれました。

あ、全~然、手短じゃなかった(詫)www

※今週も、土日のブログをお休みさせて頂きます。みなさん、素敵な週末を!

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