2013年2月10日日曜日

戦後のガールズ・カルチャーの立役者――日本橋三越『生誕百周年記念 中原淳一展』



今日は、滞っていた諸々をバタバタと片付けて、日本橋三越で6日からスタートした『生誕100周年記念
中原淳一展』へ(写真)。
中原淳一と言えば、敗戦後の少女たちに、美しく生きるコトへの夢を、雑誌を通して具現化した方☟
http://www.junichi-nakahara.com/

2011年、しまうま、弥生美術館での展示も観ました。
その時は、全く混んでいなかったのですが、今日は大、大、大混雑(汗)!95% は女性(圧巻)!
流石、三越の吸引力w
しまうま、正直に言うと、彼のファンではありません(詫)。
ただ、彼が生きた時代の風俗にものすごく興味があって、足を運んでいます。
彼の描いた絵に、心躍らせ、明るい将来に期待を膨らませた、その時代の少女たち、女性たちに思いを
馳せて――、そういったコトがどのように生活に影響を与えていったのだろう――、展示品と対峙しなが
ら、そんなコトに想像の翼を広げてしみじみ(☜“妄想” とも言うw)。
彼のデッサンに描かれる少女たちのファッションは、正に!戦後のガールズ・カルチャーそのもの。

以前、拙ブログでもご紹介させて頂きましたが☞ http://goo.gl/Tq9YC
中原さんは、数々の名言も残しています。
――今日よりも明日がもっと美しくなれたら、日本中はまたずっと素晴らしい、美しい国になるでしょう

彼の言う“美しさ” は、外見の美醜の話ではなく――、優しい心遣い、思いやり、清潔な清々しさ――、と
いった人間の内面を指しています。
今回の展示では、自身のデッサンを以って、雑誌の編集や手掛けた数々製品を通して、提唱し続けた軌
跡が一堂に会しています。
会期は2月18日(月)迄。

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