2013年3月18日月曜日

散る桜 残る桜も 散る桜―― 春の日に



今日は、FBに突然の訃報が舞い込んで来て、言葉が出ませんでした。
学生の頃からTVで観ていて――、一度、ご挨拶するコトが叶い、でもでも一方的に存知上げるば
かりの方でした。
スゴク華があるのに、とても腰の低い方で――、心からファッションを愛した方でした。
FBの書き込みにも、ツイッターでも、驚きと惜しむ声が多数。
彼の不在は、業界にとってもとても大きい。
彼を上司として慕ってきた、しまうまの友人を含む彼らの喪失感――、その悲しみはいかばかり
かと思い、それでも東京は今、ファッション・ウィーク中。今日は新しい商業施設の内見会有り、
悲しみに浸る暇無く、取材を続けています。そんな彼らを――、しまうま、微力過ぎるけれど――、
蔭ながら応援したい。

散る桜 残る桜も 散る桜

53歳。
早過ぎる訃報に接する度に、この良寛の句が浮かびます。毎日、当たり前のように朝が来ると思
っている自分に、「お前、そうじゃないよ」――、そう警鐘を鳴らしてくれます。
どう最期を迎えるのかは誰にも選べない。それは10年後かもしれないし、明日かもしれない。
確かに毎日、楽しいコトやいいコトばかりでは無いけれど――、それに時間に追われるコトも多い
けれど、でも出来るだけ、一日を一日を慈しんで過ごしたいです。

【写真:帰り路、桜が咲いていました。予報では、明日は5月の陽気とのこと(驚)。一気に春!】

2 件のコメント:

  1. 良い句だなあ…!
    僕等は叶えられなかったんだけど、これは多分次世代につながる自然の営みを慈しんだ表現だと思うな!

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  2. zzzさん、おはようございますー。
    そうですね、生命の繋がり…、正に!です。短い言葉で真理を突いていて、ドキリ!ともします…

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