2011年7月24日日曜日

桔梗の紫さめし思ひかな――虚子


以前ほどまではいかないまでも、また暑さが戻ってきました(涙)。
みなさん、そんな暑さも撥ね退け、思い思いの日曜を過ごされたことと思います。

昨日は懲りずに――、また阿波踊りを観に行きましたが、ものすごーいヒト(驚)!
多分、前日の倍くらい来ていたんじゃないか?というくらいの肌感覚。
とても道の行き来が出来ないので、しまうま、並行して走る一本奥の通りをてくてく。
すると、そこは踊り終えた方たちが、次のスタート地点に向かうべく動線に位置していて――、
黄色いTシャツを着たボランティアの誘導の方たちが――。

疲れ切った演者が、次のスタート地点に立つべく、ぞろぞろ移動していると、このボランティア
の方は、「お疲れさまです!」と元気よく声を掛けます。
相手もまた「お疲れさまでーす」と返します。
この場所に立っているボランティアの方たちは、華やかなメインストリートを観ることが出来ま
せん。それでもにこやかに警備にあたっている姿に――、じ~んときました。
表のメインストリートの華やかさを支えるのは、実際、こういうい方たちです。
こういうことって、このお祭りに限らず、実は全てのコトに当てはまる筈。
そんなコトを――、忘れないでいたいなぁと思いました。
■ ■ ■ ■ ■

今日は――、というか、今晩から明日の明け方に掛けてが後輩の、8回目の命日です。
みなさんにもこれまでに――、家族・親族以外で悲しい別れがあったと思います。
しまうまは高校生の時に、部活の男性の先輩が雨の日の登校途中に先を急ぐトラックと接触
して亡くなったのが、友人が亡くなる――、という初めての経験でした。

後輩は2003年の今日――、突然、その鼓動が止まりました。
ヒトの命の灯が消えるのは、決して年齢順ではないことは理解しています。
でも、それが実際、自分の身に振りかかると――、本当にどうしてよいのか分からなくなります。
8年前の今日、この数日前のように、涼しい日が続いたのを刻銘に覚えています。

あれから毎年、しまうまは彼女が好きだった深紫の色の花をたむけてきました。
今日は――、トルコ桔梗と“ノピオ・ハードロック”という名のカーネーション。

Time goes on…
なのですが、この日を忘れられずにいます。

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