2011年7月3日日曜日

『空海からのおくりもの』――印刷博物館



今日は一日、本当にいい風が吹きましたー!
こんな日は辟易な夏でも、安堵します(喜)…。
■ ■

今日で資料のファイリングもひとつ――、メドが立ちました。
「そんなのさぁ――、要らないのはシュレッダー、ドーーーン!とかけちゃえばいいのに…」
そう仰るむきもあると思いますが…、
勿論、もう要らないモノはシュレッダーに掛けました(しかと)。
でも、これまでにこのCOPYと――、それを保管するポケット・ファイルに掛けた費用は――、
多分、ちょっとした車一台は軽~く買えるくらいです(見るヒトが見れば、まぁ単なる意味不明な
紙切れですけど・笑)。

昨日、銀座の伊東屋さんで“ポストイット・フェア”をやっていて――、幾つか買って帰り、追々こ
れでインデックスを付けて、更に取り出し易く出来たら完了。
まぁ、年内をメドに粛々とやります(先が長過ぎる・汗)…
■ ■ ■

今日は以前から車内吊りで見て、行ってみたいなぁと思っていた『空海からのおくりもの』を観に
印刷博物館へ。
http://goo.gl/UUPtK

こちらは凸版印刷に併設された博物館。
しまうま、伺うのは二度目です。
兎に角、今回素敵!だったのは「全79点の内の数点を除き、高野山を“下山”するのは、正に
今回が初めての資料」とのこと。
本当に痺れます(笑)。これはもう必見!

弘法大師空海が9世紀初頭に真言密教修行の為に開いた高野山。
しまうま、未だ行ったコト無く、お恥ずかしい限りですが(一度、行ってみたい!願)、言うに及ば
ず、信仰深い場所であります。

平安時代から高貴な方から民衆までに知らしめる為には、偏に版で大量に印刷する――、この
技術が必要でした。
ひとつひとつの文言の意味を読み込めるような素養は、しまうまには到底無いのですが(詫)、
でも空海始め、近親者達がひとりでも多くの日本人に伝えたい――、と思ったその想いは凄いな
ぁと。
当初は、そういう本人たちの想いと――、
時代を経れば、それが国の統治に貢献出来るだろうと踏んだ人たちや――、
一方、それを心の支えにした民衆もいた訳で――、そう考えると、庶民の悩み――、或いは“煩脳”
いや、そういうひとつひとつが、結果、連綿と今の日本人のメンタリティを形成しているのかもしれ
ない――、とも思ったり。
般若心経はその原型かもしれません。


あ、今、思い出して――、
丁度12年前――、しまうまが相当苦しい時期に母が――、自筆で般若心経を書いて、そっとしまうま
に巻物でくれました。
今でも――、とても大切にしています。

あ、そんな母のような65歳up の方々は何と!いつも入場無料(朗報)。
展示は7月18日迄ですが、この施設の展示は是非、多くの方に観て頂きたいです。
特に――、
VRシアターという、今、凸版印刷の取り組みをヴィジュアルで伝えるコーナーは絶対に!外さない
で下さい(←あなた、広報担当者ですか?の問い・笑)。

この展示全体を通じて、この凸版――、という会社の――、
“印刷” というコトへの想像を絶する拘りを感じます。
CSRって、今の時代、どの企業も語ってますけど――、この施設だって、いろんな維持を考えたら、
相当大変だと思うのですが、それでも続けているコトが本当にすごいなぁと。

また次なる機会に足を運びたいと思います…


【写真:会場のポスター】

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