2011年10月22日土曜日

ファッション・ショーの在り方 ――mintdesigns



















今日もシトシト――、蒸し蒸し。
もっとザーザー降りになるかと思ったら、昼からは雨は止んで安堵(嬉)。

今日は午後からオフィスに行き、作業をして――、夜はmintdesignsさんのファッション・ショー
に伺いました。
http://www.mint-designs.com/

JFW(Japan Fashion Week)がスタートしてから、沢山の展示会もショーもありましたが、ようや
くまともに伺えたのはこの最終日のショーとなりました。
場所は渋谷ベルサール。
こんなに収容出来るの???というような相当数の方たちが押し寄せ――、
開始は確かに 20min強遅れましたが、これだけの方たちが集う――、というのは本当に凄ーい!
と思った次第。

それに一点一点の製品も――、特に“フォルム” という点ですごーくチャレンジングでした。
かつてMerce Cunningham が挑発された――、身体と服の関係性を問う Comme des Garçons
の所謂 “こぶ”シリーズを彷彿させるようなものもありました。
http://goo.gl/Cza6m

ショーの構成も凄ーく考えられていて――、
スタートは真っ白の製品――、徐々に淡い色にシフトし――、終わるのかなぁ――、と思ったら、
10年を迎えるmintdesigns の特徴的なプリントをレビューするプレゼンテーション(これは素晴
らしいアイディア!でした。しかも実際にwebで購入できるそう!)。

BGMとも相俟って――、
mintdesignsの反骨!ロック魂――、みたいなものに個人的には大共感!でありました。
■ ■ ■

今日はJFWの最終日ということもあり――、
ブランドの休止を表明しているmastermind の最後のショーや――、
undercover の22時22分にスタートするwebでのショーや――、いろいろな取り組みがありました。
style.comが出来て――、この時代のランウェイの写真はブランド毎&スタイリング毎に配信され
る時代です。
そして先ほどのundercoverは、まるでコンサートを観るかのように――、プロ/ノンプロを問わず、
ユーストリームで配信される時代です。

undercoverの今回の取り組みがどう?評価されるのか――、それはこれまでのように業界のプロ
フェッショナルからではなく――、生活者がどう?感じたのか――、に偏に掛かっている訳ですが
(←ここ大事!)、
今回の東京から発信されるコレクションは、その発信の手法の挑戦が様々になされ――、
半年後――、次なるシーズンのプレゼンテーションの分水嶺と成り得る――、それくらいの重みあ
るシーズンだったと思います。


【写真:mintdesignsの10周年を総括する――、毎年の象徴的なプリントドレス。柄を見ながら、経
    過した時間の年月に思いを馳せてみたり・・・】

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