2011年6月23日木曜日

『ベッジ・パードン』――世田谷パブリックシアター



























やー、今日はいよいよの真夏日。本当に暑かったですね(涙)。
深夜の今も、息苦しい暑さです。

昨日はいろいろあったしまうまですが、今日は昨日の方々からメールを頂き、少―しだけ希望の光が見
えて来て、気持ちが立ち直って来ました(嬉)。
今日はどうしても定時に職場を後にしなくてはならず...
「ん、今日も自分、よく頑張った!」ということにしてPCをひとまず畳み(笑)、一路、三軒茶屋へ。
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今日は世田谷パブリックシアターで上演中の『ベッジ・パードン』を観に行きました。
この舞台は三谷幸喜の作・演出。
http://www.siscompany.com/03produce/33bedge/index.htm
 
夏目漱石が、国費で英国に留学をした1900年のロンドンが舞台です。
主役の夏目漱石に野村萬斎、ヒロインに深津絵里、その他、夏目漱石と対峙する役に大泉洋、ヒロイン
の弟役に浦井健治…、そして、圧巻!は浅野和之さんです(驚)。


これまでも三谷さんのお芝居は一度観てみたいと思っていましたが、まー、世の中、そんなに甘いもん
じゃなくて、チケットなんて全く取れない訳です(涙)...
今日はチケットを取って下さる方がいて、ようやく実現(喜)!

チケットの発売は4月。上映は今日ということで、しまうま だって、日頃舞台やコンサートに行きたい
なぁ...、と思いつつ、あまりに開催が先過ぎて、その時の、自分の仕事の状況が読めないので、チケッ
トを買うのを躊躇してしまいます(悩)。

だから、今回は、ここ数年続いた自分のいろんなことが落ち着いて、そんな形でチケットが手に入って
本当に幸せなことでした。だし、昨日の出来事の今日で、更にハッピー(笑)。
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やはり、舞台っていいですね(しみじみ)。
チケットが決して安くない上、取り難いので、映画みたいに毎週でも!という感じにはなり難いのです
が、三ケ月に1本でも観ることが出来たのなら、本当に幸せでしょうね(今年はあと1~2本くらい観れ
るかなぁ・ほのかな期待)。

今日の舞台、みなさん素晴らしかったのですが(登場人物は上記5名のみ)、特に、印象的だったのは、
紅一点の深津絵里と浅野和之。

深津絵里は、かつて、野田秀樹の舞台で観たことがあって、それも感動しましたが、今日も本当に素晴
らしかった!です。

何だか、彼女の存在に救われるというか…
浅野和之は、もう圧巻!の七変化(ストーリーに関わるので、詳細は言いません)。
かつて『夢の雄眠社』で観た浅野さんは健在で、しまうまがよく理解していなかっただけで、現在は、
幾つも賞を受賞されたり、名バイプレイヤーとして活躍。

彼がいなかったら、この舞台は正直成り立たなかったかもしれない...、とさえ言えるくらいです。
多分、舞台というのは、「今」「ココ」みたいな、迸るエネルギーを感じる空間なのだと改めて感じ
ました。

「ヒトに感動を与える」というプロフェッショナリズム。
あぁ...、今日もポロリと涙しました(告白/ま、齢を重ねるといろいろ弱い訳です・笑)。

失敗だったのは、いつものように事前情報を入れずに出掛けて、この舞台が3時間に及ぶという事実を
知らなかったこと。終わったら22時を回っていましたwww

まだまだ、7月31日迄続く舞台。
当日券もあるようなので、ご興味合えば是非、多くの方に観て頂きたい舞台です。

【写真:会場のフライヤー】

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