2011年6月11日土曜日

未だ目的に達していない


今週もあっ!という間でした。
でもそれはそれなりに――、ヘタっているしまうまです。
今週も沢山の方とお話をしたり、お会いしたり――、
年齢を重ね、何度も何度も場を重ねても――、正直、中々慣れません(吐露)。
しかし、仕事である以上、そんな弱気は全く許されない上、微塵も見せてはならないので、兎に角《気合い》
で乗り超える――、
まぁ、なんちゅうか…、
えーーーっと、アニマル浜口さん的であります(キリッ!笑)

■ ■ ■
そんなノリの連続の中、今日はしまうまが属する業界紙が主催する賞の表彰式があり、箱崎のロイヤル・
パーク・ホテルに伺って来ました!
その年一年間を通して、業界への多大な貢献をした企業/個人/団体に贈られる賞の表彰式。

出会いから早15年。
しまうまが心から尊敬する方が個人で賞を受賞され、本当に光栄!にもご一緒させて頂きました。
受賞された方――、それぞれのスピーチは本当に素晴らしく、ホロリ…、と涙が出たりしました。
それくらい――、重みのある賞です。

■ ■ ■
中でも――、ご本人は今月のParisでのメンズ・コレクションの準備でお見えになりませんでしたが、今年、
Parisでのコレクション発表から30年――、
川久保 玲さんがこの表彰式にお寄せになったメッセージには、しまうま深く――、考えさせられました。

川久保 玲さんや山本 耀司さんが――、
森 英恵さん、山本 寛斉さん、高田賢三さん、三宅 一生さんといった日本人クリエーターたちの後にParis
に乗り込み、欧州のファッションにも多大な影響を与え、《黒の衝撃》――、としてFar Eastから来た無名の
クリエーターの――、その強烈さ故、当初は否定的な評価さえ受けました。

※興味ある方は、南谷えり子さんの『スタディ・オブ・コムデギャルソン』や清水早苗さんの『アンリミテッド・
 コムデギャルソン』を是非、お読み下さい!
■ ■ ■
川久保さんがどんなに毎シーズン考え抜き――、コレクションを発表するのかは――、もはや言及すること
さえも憚れる――、業界では誰も真似することの出来ない領域です。

その彼女が受賞式に寄せた言葉――、
受賞への御礼と、現在、メンズのParisでのコレクションへの準備が予断許さず欠席余儀なきこと。
これまでのご自身のクリエーションを振り返り――、

(このような賞で評されるには)「未だ――、(自分が到達したい)目的に達していません」

正直、このメッセージを読みあげる方の声に――、
あぁ――、
一流の方が目指すレベルは、こういうコトを言うんだろう…、
そう思ったらしまうま、もうグウノネも出ないっす…
明日から――、また気持ち新たに頑張ります(粛々)。


【 写真:先日伺った『インテリア・ライフスタイル展』で紹介されていたニコライ・バーグマンのプレゼン
     テーション。何となく――、今日の日記のイメージに近いかも…、と(やや無理矢理・笑)】

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