2012年7月2日月曜日
こんな時代になったんだ――Christian Dior Haute Couture
今日は十三夜の月――、とても大きく綺麗なお月さまでした(感嘆)!
今日のビックリ!は、Christian DiorのHaute Coutureをライブで配信する!という試みです。
知ったのがほんのさっきだったので、慌てて帰宅。
日本時間の21時半、『Dior Mag』からの配信☟
http://www.dior.com/magazine/
やー、こんな時代になったんだなぁ…、としみじみしながら、PCを立ち上げ、スタンバイOK!という
ところで、ワクワクしていたら、いきなりフリーズ、フリーズ(涙)…
何度やってもフリーズ、フリーズ(号泣)…
もーーー!このPC(怒)!!!
仕方が無いので、iPhoneからアクセス。
時間が押したのが幸いでしたが、ようやく途中から観れました。
Haute Coutureのショーを自宅に居ながら――、しかも携帯電話から映像を観るなんて――、
ちょっと前なら考えもしませんでした。
画像もとても綺麗で、フロントローにAlber Elbazが座っていて――、他社のデザイナーをそうやって
座らせたりするんだなぁ…、などと感心したり。
Raf Simons が手掛ける初めてのHaute Coutureのショー。
最近就任したばかりなのに、過去にDiorが手掛けた作品を丹念に研究した跡が伺える、エレガント
でオーソドックスだけれど現代性が感じられる――、ま、ま、到底手は届かないけれど(当たり前)、
心が豊かになる素敵な服でした。
やー、これが“ライブ” で観れるなんて(再掲)!
本当に凄い!勿論、昔から専門番組はあったけれどライブはなかった。
随分前にTeam Laboの猪子さんの講演を聞きに行った時に、
「もう“限定”とか、“所有”というような20世紀の概念は通用しなくなるだろう・・・」
「(自分が)子供の頃に胸躍らせた、並んでまでしても買ったNIKEの限定スニーカーとか――、そう
いうコトは何の価値も無くなるだろう」
そう仰っていたコトを思い出しました。
Haute Coutureなんて、“限定”の最たるモノです。
限定されたヒトの為の服――、ショーを観れるヒトも厳選され、席数も物凄く少なく“贅”そのもの。
“その場にいるコト” が、ステイタス。
そういったモノをディスクローズしていく――、それをDiorのように歴史を重ねてきた企業が取り組ん
だ――、というコトの意義――、そして、その英断。
これは一例に過ぎず、ファッションに限らないあらゆる分野で、これまでの枠組みが大きく変わろう
としているんだ――、というコトを改めて感じさせられました。
どんどんシームレスになっていく感慨深さと――、でもこういうコトが今の時代感なんだ!と思うと、
このショーをこんな風に隔世の感を持って観ている自分は、完全に“前の時代の人間” なんだろ
う――、と客観的に思ったり。
※ようやくPCのご機嫌がちょっと直って安堵(笑)。
【写真:Dior Magの写真より転載 URL:http://www.dior.com/magazine/News/Live 】
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