2013年1月12日土曜日
映画『Diana Vreeland――伝説のファッショニスタ』
世は三連休。
しまうまも、今週の疲れがよぉーく取れました(感謝)。
今日は、予てから行きたかった映画『Diana Vreeland――伝説のファッショニスタ』を観に☟
http://dv.gaga.ne.jp/
1920年代~1960年代の、動く“ファッション史” という感じ。
『Harper's Bazaar』誌のカリスマ編集長であるCarmel Snow※ に見出され、伝説的な編集者として活
躍後、 『VOGUE』の編集長へ転身。本当に個性際立ち、魅力溢れる人物でありました。
でも実は、そんな彼女にも幼少からの容姿のコンプレックスがあって――、そういう彼女だからこそ、
当時の常識では光の当たるコトの無かったモデルたちの、それぞれが持つ個性を魅力的に引き出して、
世に出していった…、や、“世に出していった” なんて、短絡的な言葉では補えないくらいのインパクト。
どの映画にも、珠玉の台詞があるのですが、大抵映画館を出る頃にはおぼろげにしか覚えていられなく
って(恥)。でも、今日の映画のDianaのコメントは素晴らしかったなぁ…、と思い、珍しくパンフレッ
トを購入。
…と思ったら、全部WEBに出てたw
ま、ま、気を取り直して――、文字に残っている彼女の明言を幾つか…
――いい人生はひとつだけ。自ら望み、自ら創る
――日本人は凄い。神は彼らに石油もダイヤもお金も与えなかった。でも、スタイルを与えた
――自然体?退屈よ。怠惰の一形態だわ
実際のご子息たちも出て来るのですが、「成績はトップかビリか――、中途半端はダメ!」と言われて本
当に困った――、と笑っていました。
「唯一無二であること。兎に角、個性を出すこと」と言われて育った――、と。ひとりひとりの人間が、
そのヒトらしくあること――、彼女の信念は公私に渡って貫かれていたのだなぁ…、と。
そしてこの映画は、どんな仕事でも一も二もなく“パッション” を――、そう しまうま自身にも警鐘を鳴
らしてくれているようでした。
※Carmel Snow ☞ http://www.harpersbazaar.com/magazine/140-years/bazaar-140-0507
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