2011年11月21日月曜日
Found MUJI
予報通り――、昨日から一変――、気温はこの季節らしくなりました。
今晩も冷え込むよう――、みなさん、お気をつけて。
■ ■ ■
さてさて――、
今日は『Found MUJI』 へ。今月11日にopen 。
たまたま今、「無印ニッポン」(堤清二・三浦展共著, 中公新書, 2009年)を読んでいて――、
MUJI を創業する時代のところを読んでいたところで――、感慨深く、店舗を見ました(この本は、
流通に関わる多くの方々に是非、読んで頂きたい本です)。
http://www.muji.net/foundmuji/aoyama/
それまで西友のプライベートブランド(PB)だった無印良品が、1983年に246号沿いの路面店を
open。
今の無印を見ると、とても考えられないことですが、当時は社内にはこの出店に際し、多くの議
論があったそう。
そしてこの度、この路面店第一号を、深澤直人さんディレクションの『Found Muji』に転換。
とても素敵な空間。味わいある素敵な商品――、またゆっくり、訪問させて頂きたいなぁ。
中でも凄く印象的だったのは――、白い壁面に書いてあった田中一光さんの言葉――、
――質素が豪華に引け目を感ずることなく、その質素の中に秘めたに思える世界、そういった
価値体系を世界に発信すれば、もっと少ない資源で豊かさを謳歌できる――
30年前のこの考えは――、当時は先駆的であり、時に反体制的でもあり――、
でも現代にあって――、時代の向かう方向性がこれなのだ――、ということを、今を生きる私たち
の多くは確信出来ると思います…
【写真:青山店の看板】
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