2011年12月8日木曜日

花御殿――『富士屋ホテル』

























今回のお部屋は、“花御殿” の『たちあおい』(写真/その絵を配した部屋の鍵)。
クラシックな雰囲気を、十分に満足できるお部屋でした(感謝)。

ところが、普段安易に、合理的な生活に慣れている自分にとっては、この不便さも含めて、
この雰囲気に適合するには、大きなギアチェンジが必要なことも事実。
中々、この時代に自分を添わせることが難しい自分が、正直何処かにいて...
それがまた、何だかとても新鮮で、貴重な経験でありました (多分、気持ちのどこかに、歴史
的遺産を応援しよー!というマインドが無いと、難しいかも)。

毎日16時から、宿泊者向けのガイド・ツアーを開催。
張り切って!参加し(笑)、このホテルの価値をより深く理解することが出来ました(感謝)。
http://www.fujiyahotel.co.jp/ja/history/index.html

創業者・山口仙之助がこのホテル設立に至るまでの経緯や、創業に懸けた想い――、
それを引き継いだ三代目の社長・山口正造の、その個性的な人物像を含め、様々なアイディア
で波乱万丈の時代を駆け抜けたストーリーは、一大浪漫です(キリッ!)。

もしも、今後も泊る予定のある方は、是非!参加されることをお勧めします。
それぐらい、深ーいコンテンツが凝縮したホテルです(溜息)...

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