2011年12月14日水曜日

映画『ハート&クラフト』――Maison Hermès



今日は予報では雨かも!というところを潜り抜け(安堵)――、無事にお天気を堅持(嬉)。
今日は先日 銀座・Maison Hermèsの10Fのシアターで、拝見させて頂いた映画 『ハート&クラフト』
について。

しまうま、これまでも日本全国津々浦々――、いろいろな生産現場を拝見させて頂く機会があり、
自分の興味は、一体それらの工程とどこが?どう?違うんだろう的な――、ことでした。
特に――、しまうまもかつて 20代半ばに1年間滞在したフランス・Lyonのシルクのプリント工場は、
一生に一度でいいから見てみたい――、そう予てから願ってきたので、スクリーンを通して観るこ
とが出来て、本当に感激でした。
特に図版を作成していく緻密な工程は、想像を絶します。

そういったもの作りの観点はもとより――、
働いている様々な領域の職人の方々が、インタビューワーの質問に答える形で進んでいくシーン
は、珠玉の言葉ばかりで――、中にはしまうまの心にぐぐっと迫り来るコメントもありました(涙が
こぼれそうな場面も)。

この映画は――、
当初、しまうまが狭義に考えていた“もの作り”にということに限定することなく――、
領域を超えて――、

“仕事とは何か?”
 “何故?私たちは働くのか”

そういう問いへの、ひとつの答えでもありました。

上映はひとまず今月で終わってしまうようですが、今後は一般に公開される可能性もあります。
要チェック!です。


【写真:頂いた映画のパンフレット。原題は“Les Mains d'Hermès”(エルメスの手)――、よってこの
様々に絡み合う手のヴィジュアルです】

※7月にオーディトリアム渋谷での上映があります!(情報更新日:2012年6月26日)
  http://a-shibuya.jp/archives/3029
  

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