2012年11月3日土曜日

merci×CIBONE――Hanger Addict

























水曜日に『Design Tide』のセッションでお話を伺った、『merci × CIBONE』で開催中の
“ Hanger Addict ” 展☟
http://www.cibone.com/news/
今日は、昨日のブログをスキップしてしまう事態に陥ったイベントを朝~夕方までに済ま
せ(冷汗)――、夜、ようやく伺えました(喜)!
merciのバイヤーである Daniel Rozensztrochさんが、日常的なモノの中にこそ美しさがあ
る――、そう感じて、ライフワークで蒐集したハンガーの数々。

「綺麗だな――、と思ってひとつ手に入れる。それがふたつ、みっつと数を重ねる毎に、
    そのモノが持っているストーリーや歴史が見えて来る――、それが面白い」

「生活者のライフスタイルの変化と共に、顕れてくる世の中のニーズに合わせていこうと
    するコトで生まれるカタチの変化。ハンガーを通して見えるモノの在り方の本質――、
 そして変遷」

ハンガーの歴史は、デザインが社会状況を反映するという歴史の良い事例なのだ――、と
Danielさん。
このお話を伺って展示を見るコトが出来たのは、とても素敵なコトでした。
今回は幸い彼の本も発売中――、是非!お手に取ってみて下さい。
いよいよ展示は5日迄。

やー、しまうま、Danielさんをお見掛けするコトはあっても、お話を伺うのは初めて!
今回はハンガーの展示でしたが、彼はこの他にも “ブラシ” 等も相当数蒐集していて、
ビックリ。
と同時に、merciのように“価格” ではない軸――、つまり“感性”とか――、んー、更には
“ 審美眼” で売り場の展開を考える時には、やはり彼のように愚直にモノののひとつひと
つ対峙して――、そのひとつひとつの体験を積み重ねるコト以外に王道は無いのだな...、
というコトを、痛い程よく理解出来ました。

本当はDesigners Week in Tokyoも行きたかったのですが、もー、もー、今日は疲労困憊…
んー、何とか月曜日に伺えればと(願)。

【写真:CIBONE店内の床の案内】
■ ■ ■ ■ ■

しまうまが今の仕事を始めた時、お世話になった方の訃報をFBで知りました。
ほんの少しタイムラグで――、自宅にもご家族からの葉書が届いていました。
“真摯” で、“紳士”――、とは正に彼のことでした。
とは言え、最近は年賀状のやりとりに終わっていて――、彼とは10歳しか違わなかったの
だ――、という事実を知り――、兎角、“高齢化” が謳われる今日、改めて――、勿論、誰
も知る由も無いながらも、自分に残された時間についても――、考えさせらることしきり…

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